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臨床心理教の分析

350 :黒猫:2014/12/25(木) 20:55:38.10 .net
>>349

カートリッジ膵島がなぜ画期的な治療法か、少し説明しないとここの人は専門外のことなのでわからないといけないから
少しかみ砕いて説明するね。

プロシーディングのコピーだよ。

>糖尿病は内因性インスリンの作用不足の程度と病態によりその病期が、正常域、境界域、糖尿病域の3領域に分類される。
>糖尿病域は生存のためにインスリン製剤の投与が必要なインスリン依存期とそうでない非依存期に分けられる。一型糖尿病は
>発症時にはインスリン依存状態になっている。また、慢性膵炎、膵切除などが原因で膵島細胞が著しく減少した場合も同様な
>状態に至る。

>一方インスリン抵抗性とインスリン分泌不全の複合型要因である2型糖尿病においては、発症直後にインスリン依存状態ある
>ことはないが、発症時すでに膵島細胞が減少していると言うのが現在は一般的である。

>膵島細胞の減少、あるいは消失によって内因性インスリン分泌が枯渇すると生体内の細胞が本来の機能を果たせず
>生命を維持することが困難になる。また、血中のブドウ糖が多すぎて利用されないことによる高血糖は細胞レベル、個体レベルで
>様々な障害を起こす。

>現在では簡単な血糖測定装置や多種類のインスリン製剤が開発されインスリン製剤による血糖制御の方法はめざましく
>進歩している。しかしインスリン依存状態になった場合、一日数回血糖値を測定し、それに応じてインスリン製剤を投与する
>強化インスリン療法を駆使しても血糖の不安定を呈する症例は少なくない。

>これは現行のインスリン療法では本来生体が行っている血糖調整機能を代行することが困難であることを意味している。
>これは血糖不安定性を背景とした合併症の発症が不可避となる。すなわち、インスリン投与量が過剰になった場合には、
>低血糖を起こし生命の危険を起こし、それを恐れて高血糖を維持すると末梢の微細血管が傷害され網膜症から失明
>腎不全から透析導入、下肢の神経障害からの壊死、切断へと繋がる。

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