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意識のハードプロブレムの答え39
- 964 :でこすけ:2024/02/07(水) 09:04:09.80 ID:0.net
- >>946
脳皺さんの世界観を象徴しているのは「ありのまま」という表現だと私は考えます。そこには認識なり観測なりが無くても世界は存在するという考え方があるように見えます。
私はそうは思いません。「認識」とか「観測」とかは より普遍性のある概念に還元されるべきだとは思いますが、とにかく世界は関係の中に生じるものだと考えます。自己完結するものはあり得ない気がする、いずれにしても私たちに語り得るのは世界が私たちにどのようなものとして現れているのか「まで」であって、ありのままの世界を語ることはできない、それ以前にありのままの世界なるものがあるのかどうかさえわからない、それは人間の空想かもしれない、そして私はそのようなものは無いと考えます。
レンズの話に例えると、歪みの無いレンズというのは歪んでいるレンズの一つに過ぎない、令和11年11月11日11時11分11秒に本質的な意味が無いように、歪みの無いレンズを通して見た世界にも特別な意味はない、私としてはそこにバイアスを感じます。
かと言ってバイアスを完全に排除することはできないでしょうからそれをことさら糾弾するつもりはありませんけど、とにかく真理には永久に到達できない前提です。私は繰り返し申し述べてきたように、真理ではなく、解釈を語っているつもりなのです。
世界が本当はどのようなものなのか、そういうことは私たちにはわからないだろう、「世界の始まりはあるのかないのか」について言えば、あくまでも実際がどうだかわからないけれども、私たちにはそれはあるものとして認識されるだろうということです。
例えば世界の始まりが発見されることはあっても、世界に始まりがないということが証明されることはないでしょうし。
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