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ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義4

1 :考える名無しさん:2019/11/20(水) 23:06:19 ID:0.net
・課題にあげられた文献や言説の精読が中心
・上記に関連のない議論は禁止

論文検索(CiNii Articles - 日本の論文をさがす - 国立情報学研究所)
http://ci.nii.ac.jp/

前スレ
ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義総合スレ3
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1566561216/
ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義2
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1518478416/
ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1451968507/

579 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 00:19:46 ID:0.net
>>577
デリダの「戯れ jeu」、ハイデガーの「遊動 Spiel」の背景にあるニーチェ+ヘラクレイトスの「戯れる子ども pais paizon」。
ここにも解体/構築が対で見られる。


“いかなる道義的な責任もとわれることなく、永遠に変わることなき無垢のまま、生成と消滅、建設と破壊を営むものは、この世においてはただ芸術家と小児との遊戯のみである。
 そして小児や芸術家が戯れるように、永遠に生ける火が、無心に、戯れ、築き上げ、崩してゆく――そしてこの遊戯をみずからと戯れるのがアイオーン〔永劫の時〕である。
 彼は、水や土に身を変じながら、小児のように海浜に砂山を築き、築き上げるかと思えば崩してゆく。
 往々にして彼はこの遊戯を最初からやり直すことがある。満足したと見えるのもつかのま、欲求が芸術家を創作に駆り立てるように、欲求が彼を襲う。傲慢ではなく、繰り返し新たに目覚める遊戯衝動が、他のもろもろの世界を生み出すのである。
 小児は一度は玩具を放り出すが、やがてまた無邪気な気まぐれでそれを取り上げる。しかし築くとなれば、子供は、法則に従い内なる秩序に従って結び合わせ、繋ぎ合わせ、形づくってゆく。”

― ニーチェ 「ギリシア人の悲劇時代における哲学の誕生」 『ニーチェ全集 第2巻 悲劇の誕生』 ちくま学芸文庫 (1993) 7節、p389

580 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 00:20:33 ID:0.net
千葉の場合は、「偶然性」や「絶滅」といった解体体験を経て、
その後の構築の局面にあたるのが『デッドライン』。

581 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 00:22:09 ID:0.net
絶滅からの帰還。哲学者未踏の地へ。

582 :学術:2020/03/06(金) 07:49:48.85 0.net
人間は欲望の奴隷なのはなく人間の欲望が奴隷だ。
人間は動物の奴隷だよな。仕事をしながら動物に仕え、より上位の奴隷を目指すだけだ。

583 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 08:02:00.67 0.net
役畜は使ってもらえてこと価値がある

584 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 08:02:19.74 0.net
こと× こそ〇

585 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 08:30:03 ID:0.net
餌やりが不規則になり、もらえる餌も不足がちになると、
物言わぬ役畜たちも不安になるのですよ
実際に餌が不足しているなら、その不安を和らげるには
どうすればいいのか

586 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 09:51:45 ID:0.net
ただの備蓄w>>583

587 :学術:2020/03/06(金) 12:22:49 ID:0.net
動物ペットの買い物のお手伝いや豪華料理を作ってればいい。

588 :学術:2020/03/06(金) 12:30:48.39 0.net
動物の旅行や戦争に帯同して、オフィスも手伝う、アートも代わりに実現する。
動物園あくはあるな。何人も連続で対応させるし、狭い土地だ。退屈だろうな。

589 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 22:30:45 ID:0.net
 
        __
        ´       ` 、
  /         ィ、 \
. /    / !   //!、 ヽ
 l  l | /! /,ヽ.、 /イ |_,、、ハ
 l  ! | ナレ´  ヽ\ル  ヽ! リ
  ! | |/ ニ=-     -=ニ K
  l ゝ | xxx    '   xx | }   < キャハハ!学術〜学術〜wwww
.  ! {r∧   r-ー--ァ  ノ'
.  ! `ー-r、  `ー---'  イi |
.  !   | | フ`、ー_‐ 〔 \ー、
  l   ! / \  ` .|、 |  ヽ       _/ ̄二フ
  l i /    \_」|oV  i ヽ     /〈  つノ)
 /|.ノ{ ⌒ヽ、      ヽ r‐‐!/ \  /   ヽ´イー'
./ .| |  、 ヽ ニ二} ヽo ̄ヽ   >'ヽ   /
.  |ハ|    \}ノ     |   |  /{  `ー /
   |   ,- ー<⌒ヽ、、o   |\     /
   |   /   ヽ  )ヽ   〉 .\  . /
 

590 :考える名無しさん:2020/03/07(土) 10:38:08 ID:0.net
プラトンとアリストテレスの対立つまり外在と内在の対立という構図でだいたい理解できる
ポスト構造主義も例外じゃない

591 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:33:53 ID:0.net
一度、内在と外在をやっておこう。
これは大まかな整理。

[西洋] 一神教世界(外在的超越、西洋的二元論、非対称性)
[東洋] アニミズム、仏教世界(内在的超越、東洋的一元論、対称性)

ヘブライズムやイスラムは西洋と東洋の中間的性格を持つ。

592 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:35:29 ID:0.net
内在 

② [哲] 〔ドイツ Immanenz〕㋐ 神やイデアが現象(世界・個物)の内に本質として存在すること。 (大辞林 第三版の解説)


外在 

[名](スル)外界に存在すること。また、ある事象の原因・理由などが、その事象の外にあること。「外在する原因」(デジタル大辞泉の解説)

593 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:37:14 ID:0.net
内在的超越から汎神論への影響

【外在的超越】
ユダヤ教、キリスト教、イスラム

【内在的超越】
スーフィズム
・アル・ハッラージュ(858-922)「アナ・ル・ハック(我こそは神)神と被造物の対立の撤去」
・イブン・アラビー(1165-1240)「存在一性論」

スコラ学
・アッシジのフランチェスコ(1182-1226)「万物兄弟の思想」
・トマス・アクィナス(1225-1274)「神の世界内在」
・ニコラウス・クザーヌス(1401-1464)「極大と極小(神と被造物)の一致」

ユダヤ哲学
・スピノザ(1632-1677)「神即自然」

594 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:37:39 ID:0.net
(1)外在的超越のイメージ。
神≠被造物であり、地球外生命体に例えられる。(もっと言えば宇宙外ということ)


“Godは、人間と、血のつながりがない。全知全能で絶対的な存在。
 これって、エイリアンみたいだと思う。
 だって、知能が高くて、腕力が強くて、何を考えているかわからなくて、怒りっぽくて、地球外生命体だから。”

― 『ふしぎなキリスト教』 橋爪大三郎、大澤真幸、講談社現代新書(2011) 1部

595 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:37:53 ID:0.net
(2)内在的超越のイメージ。
イブン・アラビーの存在一性論。神が世界の内に顕現する。


“絶対者そのものが絶対者〈超越者〉であるばかりでなく、絶対者自身が世界に対して世界のなかで〈自己開示〉する”

― 井筒俊彦 『スーフィズムと老荘思想(上)』 (2019) 4章1部

596 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:38:26 ID:0.net
>>591
『明治期アカデミー哲学の系譜とハイデガーにおける形而上学の問題
 ―如来蔵思想とユダヤ・ヘブライ的思惟との収斂点―』

井上克人 (2009)

I 明治期アカデミー哲学の形成―「現象即実在論」

井上哲次郎や井上円了らに代表される明治期アカデミー哲学の特質が「現象即実在論」
にあることは夙に知られている。現象の奥に真の「実在」、すなわち形而上学的絶対者を認
め、しかも「実在」は現象の背後にあるのではなく、その只中に内在するという考えであ
る。これは大乗仏教思想の根幹をなす「本体的一元論」、すなわち外に超越者を想定しない
思考様式である。じつは、この発想の淵源は、『大乗起信論』のいわゆる「万法是真如真如
是万法」という定式にある。東京大学で初めて開設され、原坦山が担当した「仏書講義」
のテキストに選ばれたのが、この『起信論』であった。彼らはその本体的一元論に啓発さ
れ、西洋に対抗して日本独自の「哲学」を提唱しようと企図したのである。

ところで西洋における思考様式は、神と人間、近世以降では認識主観と客観的世界とい
った二項対立的な二元論をその特質としてもつ。それに対し、本体的一元論に立つ『起信
論』は、自体清浄なる「心真如」が自らの清浄心を失うことなく心生滅へと転成していく
「真如随縁」の発想をもつ。妄念にまみれた現象的世界は、一方では「真如」の本然性か
らの逸脱でありながら、同時にそれは「真如」そのものの自己展開に他ならず、真如と妄
念とは「非一非異」の関係にあって、「現象」がそのまま「真実在」なのである。

597 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:38:41 ID:0.net
敷衍して言えば、「真如」は、それ自身我々の思惟や言説を絶する〈空・無〉、すなわち
絶対的覆蔵態に他ならないのだが、同時にそれは個々の存在者をあるがままに顕現せしめ
る〈開け〉であって、現象せる個々の存在者の形而上的本体として、それらの根底に伏在
し、あらゆるものを自らの内に摂収しつつ、同時にそれらを本然的にあるがままに開放す
るのである。換言すれば、現象せる個々の存在者は、どこまでも自らを顕現せしめた真如
のうちに在り、逆に、個々のものの存在原因たる真如は、どこまでもそれらの本体として
超越的に自己自身のうちに蔵身しつつ、同時に自ら顕現せしめたすべてのものの中に内在
するのである。これこそ東洋的思惟に共通して見られる〈本体的一元論〉である。つまり
言詮を絶する覆蔵的・超越的に一なる原理がその超越性をどこまでも維持しながら、自己
内発的に自己展開し、万物の中に自らを内在化させていく論理、一なる本体とそれが起動
展開する派生態、つまり「体と用」(本体とその作用)の論理であり、「内在と超越」の論
理であった。したがって、超越といっても、「外」に超越したものではなく、「内在的超越」
という構造をもち、これこそ西洋的二元論の思考様式とは異なる「東洋的一元論」なので
あって、いわゆる京都学派の哲学も、この系譜を引くものなのである。

598 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:38:54 ID:0.net
II ハイデガーにおける「神学の由来」と西田哲学に伏在する如来蔵思想

さて、以上のような形而上学的一元論の発想は、新プラトン主義の流出論ときわめて類
似した考えであって、それはヘレニズム化したキリスト教、すなわち東方正教会の淵源と
なったものである。それにひきかえ、ラテン的西方教会は、むしろユダヤ・ヘブライ的二
元論の伝統に立脚し、神はどこまでも「隠れたる神」であって、契約で結ばれた神と人間
との間には深い断絶がある。他方、東方正教会の基本的特質は神の顕現(現前性)の強調
と「人間の神化(テオーシス)」にあり、神と人間とは一つに結びついていて、
これは「一切衆生、悉有仏性」を標榜する大乗仏教と通底している。

ところでハイデガーは、自らの「神学的由来」である「新約的」キリスト教の立場から、
同じ西方でありながら新プラトン主義化したアウグスティヌスのキリスト教を論難し、延
いては西洋の形而上学全体にわたってそれを「存在忘却」に基づく「存在−神−論」とみ
なし、その超克を企図したが、彼のいう「存在−神−論的体制」は、東方正教会にこそそ
の最たるものがあるのであって、ハイデガー自身、存在を問うという極めてギリシア・ヘ
レニズム的な思考を展開させながら、存在そのものがもつ覆蔵性に基づき形而上学を超克
しようとする彼の思索の淵源には、ザラデルが指摘しているように、彼自身それに気付く
ことのなかったユダヤ・ヘブライ的発想が根深くあったように思われる。それは現前性の
底に顕現せざる超越的他者を想定するという、非ギリシア的発想なのである。
一方、『起信論』が説く本覚思想を「現象即実在論」として哲学的に開陳したアカデミー
哲学の本体的一元論の「形而上学」の系譜を引きながら、それを乗り越えるかたちで、同
じくその如来蔵思想に見る「真如」のいわば覆蔵性がもつ〈超越的他者性〉を「逆対応」
という発想によって論理化しようとした点に西田哲学の優れた特質がある。
西田とハイデガーとは、ともに「顕現せざるもの」への着眼によって形而上学を超克する
ところに共通点があるといえよう。

http://heideggerforum.main.jp/data08/inoue_r.pdf

599 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:40:03.43 0.net
イデア

《見られたもの、知られたもの、姿、形の意》プラトン哲学で、時空を超越した非物体的、絶対的な永遠の実在。感覚的世界の個物の原型とされ、純粋な理性的思考によって認識できるとされる。
中世のキリスト教神学では諸物の原型として神の中に存在するとされ、近世になると観念や理念の意で用いられるようになった。

600 :考える名無しさん:2020/03/10(火) 01:40:26 ID:0.net
>>591>>593の続きが以下の様になることは、前スレでもやったよね。

→ スピノザ → マルクス『経哲草稿』 → ドゥルーズ「器官なき身体」 → ネグリ=ハート「マルチチュード」
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1566561216/64-75


https://smlycdn.akamaized.net/data/product2/2/60dbe48a7d3180bcebb570f73e0c09419b27e630_l.jpg
https://lh3.googleusercontent.com/-8d0oinFyHzM/W6o3D7ibgwI/AAAAAAAABdw/04diGIDk3vEhJlr-t2rL1941Ipfb3aUjwCE0YBhgL/s1024/1500%2BThe%2BGarden%2Bof%2BEarthly%2BDelights10.jpg

https://img.fril.jp/img/136493903/l/387282409.jpg
http://www.cineoutsider.com/reviews/pix/t/te/tetsuo2.jpg
https://slowsoulburn.files.wordpress.com/2014/02/u_48_773247508563_hr_giger_li_ii1.jpg

https://www.kinokuniya.co.jp/images/goods/ar2/web/imgdata2/large/41501/415010672X.jpg
https://lireenbulles.files.wordpress.com/2018/05/hikariman.jpg


“そして仏陀の樹はそれ自体リゾームとなる。”

― ドゥルーズ=ガタリ 『千のプラトー』 河出書房新社 (1994) 序

601 :考える名無しさん:2020/03/10(火) 01:41:03 ID:0.net
『〈内在の哲学〉へ:カヴァイエス・ドゥルーズ・スピノザ』 近藤和敬、青土社 (2019)

『ドゥルーズの自然哲学: 断絶と変遷』 小林卓也、法政大学出版局 (2019)

602 :考える名無しさん:2020/03/11(水) 03:15:59 ID:0.net
『デッドライン』のポイント

千葉雅也@masayachiba

外在的な言語から内在的な言語へ。文学の言葉は内在的な言語。
午後3:14 ・ 2020年1月18日

哲学の概念を形象として、フィギュアとして取り扱うというのは『動きすぎてはいけない』から一貫する僕の思考スタイルで、その意味で、実は僕の哲学の仕事は不純なのです。だからこそ、阿部和重さんは『動きすぎてはいけない』はすでに小説的だと評してくださったのだと思う。
午後9:22 ・ 2020年2月7日

603 :考える名無しさん:2020/03/11(水) 03:16:56 ID:0.net
【形象】けいしょう

  かたち。すがた。美学で、対象を観照(想像)して心の中に浮かび上がる、その対象のすがた。

604 :考える名無しさん:2020/03/11(水) 03:17:16 ID:0.net
文学と教育 ミニ事典
言語形象/文学形象
https://bunkyoken.org/62minijiten/minijiten.gengokeisyo.bungakukeisyo.html

605 :考える名無しさん:2020/03/11(水) 03:17:49 ID:0.net
『デッドライン』は現代の『ルーミー語録』といってもいい。

ルーミーの「ファナー(自我消融)」に対し、
千葉の場合は「偶然性」や「絶滅」がその自己解体や無化に相当する。
そうして経た実在体験を結晶化させたルーミーのテキストは「根源的形象世界」と呼ばれる。

606 :考える名無しさん:2020/03/12(木) 00:28:18.60 0.net
プルーストのマドレーヌと千葉のブラウニー、みたいな話

607 :考える名無しさん:2020/03/12(木) 00:28:45.22 0.net
『ルーミー語録』

・『ルーミー語録 (イスラーム古典叢書)』 井筒俊彦、岩波書店 (1978) 訳と解説
・『井筒俊彦著作集 11 ルーミー語録』 中央公論社 (1993) 訳と解説
・『井筒俊彦全集 5』 慶應義塾大学出版会 (2014) 解説のみ

608 :考える名無しさん:2020/03/12(木) 00:29:33.50 0.net
デリダとレヴィナスは外在

609 :考える名無しさん:2020/03/20(金) 01:17:33 ID:0.net
>>593の補足

・新プラトン主義(プロティノスの流出論)
・東方キリスト教


・スーフィズム


汎神論
・スピノザ(1632-1677)「神即自然」
・ゲーテ(1749-1832)ハーフェズの影響
・シェリング(1775-1854)

610 :考える名無しさん:2020/03/20(金) 01:17:48 ID:0.net
>>594-595

創世神話の外在と内在

[外在] 天地(=世界、宇宙)を創る神
[内在] 天地から成る神、天地に成る神

“1:1 初めに、神は天地を創造された。
 1:2 地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。
 1:3 神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。
 1:4 神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、
 1:5 光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。
 1:16 神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。”

― 旧約 「創世記」 1:1-5、16

古事記の天地開闢は、混沌から宇宙の生成へ、天地が自己展開していくものであり、
宇宙に内在する生命力が神として顕現する。姿形のない天之御中主神は始原神。

“天と地とが初めて分かれた開闢の時に、高天原に成り出でた神の名は、
 天之御中主神(アメノナカヌシノカミ)、次にタカミムスヒノ神、次にカムムスヒノ神である。
 この三柱の神は、皆単独の神として成り出でた神で、姿形を現されなかった。
 次に国土がまだ若くて固まらず、水に浮いている脂のような状態で、水母のように漂っているとき、
 葦の芽が泥沼の中から萌え出るように、萌えあがる力がやがて神と成ったのが、
 ウマシアシカビヒコヂノ神であり、次にアメノトコタチノ神である。”

― 『古事記(上)』 「天地の初め」 次田真幸、講談社学術文庫 (1977)

611 :考える名無しさん:2020/03/20(金) 01:21:10 ID:0.net
天地開闢の新連載

浅沼光樹/ポスト・ヒューマニティーズへの百年

(第1回)シェリングと現代実在論――メイヤスーの相関主義批判に寄せて、『現代思想』2020年1月号

(第2回)実存と形而上学――ヤスパース、『現代思想』2020年2月号

(第3回)現有(ダーザイン)と形而上学史――ハイデガー、『現代思想』2020年3月号

(第4回)絶対弁証法――田邊元、『現代思想』2020年4月号 


続く

612 :考える名無しさん:2020/03/20(金) 02:49:49 ID:0.net
『哲学の根本問題・数理の歴史主義展開:田辺元哲学選3』 岩波文庫 (2010)
田辺元、藤田正勝 編

京都学派の哲学とも関わりの深い数学基礎論がまとめて読める。

・ヒルベルトの公理主義
・デデキント切断
・カント―ルの集合論
・マルクスの理論。唯物弁証法の限界
ほか

613 :考える名無しさん:2020/03/23(月) 22:47:36.09 0.net
>>475
【第4回】2020年3月10日(火)午後10時50分〜
欲望の時代の哲学2020 マルクス・ガブリエル NY思索ドキュメント
第四夜 私とあなたの間にある倫理
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/91878/1878377/index.html

【最終夜】2020年3月24日(火) 午後10時50分〜(25分)
欲望の時代の哲学2020 マルクス・ガブリエル NY思索ドキュメント
最終夜 哲学が国境を越えるとき
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/91878/1878378/index.html

614 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 00:30:55 ID:0.net
西洋の伝統的な観方

ライプニッツ「何ゆえ無ではなく、何かが存在するのか」(「事物の根本的起原」)

ハイデガー「なぜ一体、存在者があるのか、そして、むしろ無があるのではないのか?」(『形而上学入門』)

615 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 00:31:14 ID:0.net
東洋の伝統的な観方

仏教「全てのものに実体はない(その本質は空である)」

スーフィズムのイブン・アラビー「存在幻想(ハヤール)、この世は幻影である」

ヴェーダーンタ哲学のシャンカラ「マーヤー(幻想)」

616 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 00:31:37 ID:0.net
問いの立て方として、ガブリエルの「なぜ世界は存在しないのか」は>>615に近い

617 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 10:16:17 ID:0.net
>>615 >>616 ドイツ哲学スレでもマルチしてます

対話形式でマルチやんなよゴミ

618 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 13:14:02 ID:0.net
哲学板でマルチが困るものなんかね
ミュルティプリシテを批判するつー立場もあろうが

619 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 13:49:25.44 0.net
なんで態々赤の他人と問答してるような形式でマルチしなきゃならんのだ?
持論に説得力もたせたいのか知らんが交流の場でマヌケ顔して一人舞台やんな、バカ

620 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 14:00:06.64 0.net
>>617>>619
この程度の書き込みを禁止する5chのルールとはどこに書かれているんだ?
示してみろ

621 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 14:04:37.20 0.net
ルールじゃなくて不愉快だから引っ込めって言ってんだよ、マヌケ
中身のない投稿をドヤ顔で掲げんなみっともない

622 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 14:06:49.47 0.net
考えたら哲学板でコピペばっか繰り返してるドクズはこいつだろ
自分の言葉で言ってみろ

623 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 14:22:32 ID:0.net
>>621-622
自分だけの言葉で公共の場のルールを説くなよ知的ドチビ
精一杯背伸びをして偉ぶってるだけの虚言癖風情が鬱陶しい

624 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 15:28:30 ID:0.net
>>623
なんだか知らないけど、”精一杯背伸びをして偉ぶってるだけの虚言癖風情”は、君の方に見えちゃうんだけど?w

625 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 15:49:45.54 0.net
他人の論文を無断で掲載したりルールについて考えなきゃいけないのはガブリエルオタ

626 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 16:05:29 ID:0.net
コピペ云々は正直しつこいとは思うけどまぁ許容範囲かな
だけど全く同じ内容をそこかしこにペーストしまくるのは良ろしくない
真面目にレスしてくる人たちに失礼だろう
マルチがマナー違反と言われるのはそういうこと

627 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 16:32:25 ID:0.net
5ちゃんにマナーなんかあるかよw

628 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 16:57:02 ID:0.net
マナーでもなんでもいいけど延々コピペ、マルチ繰り返してるのは目障りやな

629 :考える名無しさん:2020/03/26(木) 01:47:57.70 0.net
>>614-616のようなことにも気づかないでいては、ガブリエルは理解できない

630 :考える名無しさん:2020/03/26(木) 01:48:36.66 0.net
『無の本:ゼロ、真空、宇宙の起源』 ジョン・D・バロウ、青土社 (2013)

この本では、古代ギリシャ以来の哲学、数学、物理から中世の神学に至るまで、
西洋の人々がいかに「無」や「空」の概念をタブー視し、慎重に思考から排除してきたのか、
様々な例が挙げられている。

パルメニデス「ないものがあるという考えを広めてはいけない。」

631 :考える名無しさん:2020/03/26(木) 14:39:55 ID:0.net
>>629
だな、その程度の自演に気づかないほどボンヤリしてる人はダメ

632 :考える名無しさん:2020/03/27(金) 01:23:58 ID:0.net
>>465のニュースクール大学での講義風景(部屋一杯の聴衆を前にして)

この部屋には特定の数の細胞が実在している

しかし私たちは一人の人間がどれほどの数の細胞で構成されているか知らない
誰も人間の体内にある細胞の正確な数は知りえない

全ての対称を包括するものは存在しない

総体としての世界は存在しない(=新実在論)

633 :考える名無しさん:2020/03/27(金) 01:24:29 ID:0.net
眼前に無が広がっているということを言っている

634 :考える名無しさん:2020/03/27(金) 20:25:04 ID:0.net
>>632>>633
参考にして。
ドイツ哲学総合スレ169
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1462344948/

635 :考える名無しさん:2020/03/27(金) 22:27:03.21 0.net
>>634
それは自分が書いたやつ。
このスレでも何度も説明してきている。

ヘーゲルはこういう時代の人
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1451968507/504

>>634の大本はこういう話
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1451968507/657-661

既に東洋(オリエント)の影響を受けている話だ。

636 :安西大樹:2020/03/27(金) 22:37:56.58 0.net
やはり、ただの実在論であって、新・はいらないよなあ、じゃろ。

637 :考える名無しさん:2020/03/27(金) 23:45:16 ID:0.net
>>635
そのスレの>>467を読んで欲しかったんだよw

638 :考える名無しさん:2020/03/28(土) 00:00:27 ID:0.net
>>637
頭悪そう

639 :考える名無しさん:2020/03/28(土) 00:03:19 ID:0.net
>>638
自分と考えが違うからって、相手に暴言吐いちゃいけないよw

640 :考える名無しさん:2020/03/28(土) 20:17:45 ID:0.net
『新実存主義』 岩波新書 (2020/1/23)
マルクス・ガブリエル

・ダニエル・デネット「人間の意識は、われわれに残された最後の神秘」
・唯物論者「心は脳の物理現象」←ポパー「解明を実現するには程遠い約束手形としての唯物論」
・唯物論者「心は脳の物理現象」←ガブリエル「サイクリング(をするということ)は自転車(という道具)と同一ではない」
・「思弁的メタフィジックス(ex.シェリング)」は唯物論者の理解するような自然の秩序に属しえないものとして心をとらえる
・分析系の哲学でも、大陸系の哲学でも、大掛かりな形而上学が大々的に復活している

641 :考える名無しさん:2020/03/29(日) 01:11:15 ID:0.net
心脳問題についての立場

・唯物論者…「心=脳」(デネット「心は脳なのだ」)
・反唯物論者…「心≠脳」(ガブリエル「サイクリング≠自転車」)

「自転車は、サイクリングのために必要な物質的条件である」
「自転車はサイクリングの原因ではない」
「自転車はサイクリングと同一ではない」
「サイクリングは理論的、存在論的に自転車に還元できない」

642 :考える名無しさん:2020/03/29(日) 09:34:16 ID:0.net
ガブリエルのそれ読んでないからよくわからんけど
「自転車はサイクリングと同一ではない」はモノ=コトに関してそれは成り立たないと言ってるからそれは当たり前で
唯物論物理主義の主張に合わせるならモノ=モノかコト=コトが成り立たないことを言わないといけないんでないの
心(モノとしての)=脳(モノとしての)か心の状態=脳の状態か心の働き=脳の働きってことね
だからサイクリング(コト)と自転車(モノ)の喩えは的外れ
「サイクリングは自転車にまたがってペダルをこいで云々」としないといけない

643 :考える名無しさん:2020/03/29(日) 10:34:49 ID:0.net
おもしろい考え方するねぇ。
そこは「還元」なんだけど、いろいろなテクニカルな問題がある。
ガブリエルがそこまでちゃんとクリアしたうえで発言しているかどうかは不明w
数学的には写像における対応ができるかどうか。
ま、素朴に、「自転車が勝手に自転車自身でサイクリングできるわけなどない!」というのが(素朴)哲学的には正解かもしれない。
素朴な反唯物論ですなw
素朴哲学は捨てがたい魅力がある。こっちが本当の「哲学」なんじゃないかと。

644 :考える名無しさん:2020/03/29(日) 20:28:25.23 0.net
>>640-641
> ゆいぶつ‐ろん【唯物論】(広辞苑)
>
> 〔哲〕(materialism)
> 精神に対する物質の根源性を主張する立場。
> 従って物質から離れた霊魂・精神・意識を認めず、意識は高度に組織された物質(脳髄)の所産と考え、
> 認識は客観的実在の脳髄による反映であるとする。


こんなに短い辞書の説明でも心脳問題について触れている。

645 :考える名無しさん:2020/03/29(日) 21:08:53 ID:0.net
お騒がせ中の「ガブリエル=唯物論」者が答えてくれたぞ

カール・マルクス32
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1584534246/47-52

646 :考える名無しさん:2020/04/02(木) 22:55:07.71 0.net
唯物論と心脳問題

“諸観念、諸表象の生産、意識の生産はさしあたりはじかに人間たちの物質的活動と物質的交通 ―現実的生活の言語― のうちへ編みこまれている。”

“人間たちの表象作用や思惟作用、彼らの精神的交通はここではまだ彼らの物質的ふるまいの直接的流出として現れる。”

“人間たちの頭脳のなかの模糊たる諸観念といえども、彼らの物質的な、経験的に確かめうる、そして物質的諸前提に結びついた生活過程の必然的昇華物である。”

“実践的唯物論者すなわち共産主義者にとって問題は現存する世界を覆し、既成の事態と実践的に取り組んでこれを変えることにある。”

― マルクス=エンゲルス 『ドイツ・イデオロギー』

647 :考える名無しさん:2020/04/02(木) 22:55:29.95 0.net
唯物論も理解せず読んだマルクスなんて、豆腐のない湯豆腐

648 :考える名無しさん:2020/04/04(土) 18:14:33.31 0.net
ジジェク、自宅(?)からコロナウィルスに
Slavoj Zizek on Coronavirus: "Things will not go back to normal."
https://www.youtube.com/watch?v=XfWIMPredyI

649 :考える名無しさん:2020/06/01(月) 23:08:16.85 0.net
100分 de 名著 - NHK/Eテレ
カント 「純粋理性批判」 名著98
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/98_kant/index.html

第1回 近代哲学の二大難問
【放送時間】
  2020年6月1日(月)午後10時25分〜10時50分
【再放送】
  2020年6月3日(水)午前5時30分〜5時55分
  2020年6月3日(水)午後0時00分〜0時25分

第2回 科学の知は、なぜ共有できるのか
【放送時間】
  2020年6月8日(月)午後10時25分〜10時50分
【再放送】
  2020年6月10日(水)午前5時30分〜5時55分
  2020年6月10日(水)午後0時00分〜0時25分

第3回 宇宙は無限か、有限か
【放送時間】
  2020年6月15日(月)午後10時25分〜10時50分
【再放送】
  2020年6月17日(水)午前5時30分〜5時55分
  2020年6月17日(水)午後0時00分〜0時25分

第4回 自由と道徳を基礎づける
【放送時間】
  2020年6月22日(月)午後10時25分〜10時50分
【再放送】
  2020年6月24日(水)午前5時30分〜5時55分
  2020年6月24日(水)午後0時00分〜0時25分

650 :考える名無しさん:2020/06/23(火) 01:13:05.91 0.net
>>602
ドゥルーズは『哲学とは何か』の中で、

・西洋哲学=概念による思考
・東洋哲学=形象による思考

とした。

651 :考える名無しさん:2020/06/25(木) 01:48:56.93 0.net
玉城ティナの愛読書がドゥルーズ『哲学とは何か』だった件 [715065777]
http://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1592274889/

652 :考える名無しさん:2020/06/25(木) 01:50:27.13 0.net
>>607
“一なるものの意識が(略)この上なく美しく崇高な意識として
 あらわれるすがたを見たいのなら、イスラム教に目をむけねばならない。
 たとえば、すぐれたペルシャ文学ジャラール・ウッ・ディン・ルーミー”

― ヘーゲル 『精神哲学(哲学の集大成・要綱 第3部)』 長谷川宏 訳、作品社 (2006)

653 :考える名無しさん:2020/07/17(金) 23:12:30 ID:0.net
『現代思想2020年6月号 特集=汎心論』
『現代思想2020年7月号 特集=圏論の世界』

654 :考える名無しさん:2020/07/20(月) 04:24:28.97 0.net
今は加速主義ではないか

加速主義的な論調のもと、ポール・メイソン(Paul Mason)は著書『ポスト資本主義 未来へのガイド(PostCapitalism: A Guide to our Future)』において、資本主義の後の未来について思弁を試みた。彼は次のように宣言する。「500年前の封建主義の終焉とともに、資本主義のポスト資本主義への置き換えは外的衝撃によって加速され、新しい種類の人間の出現によって形作られるだろう。そしてこの動きはすでに始まっている」。共同生産(collaborative production)の台頭が、結果的に資本主義の自壊を促進すると彼は考えている。
ベンジャミン・H・ブラットン(Benjamin H. Bratton)の著書『スタック:ソフトウェアと主権について(The Stack On Software and Sovereignty)』も加速主義に関連している。彼は同書にて、情報技術インフラストラクチャが現代の政治地理学をどのように弱体化させるかに焦点を当て、オープンエンドの「デザインブリーフ」を提案している。ティツィアナ・テラノヴァ(Tiziana Terranova)の「赤いスタックの攻撃はブラットンのスタックモデルと左派加速主義をリンクしている。
米国ではジャデン・アダムス(Jaden Adams)、レザ・ネガラスタニ(Reza Negarastani), 松本良多(Ryota Matsumoto), ニック・スルニチェック(Nick Srnicek)がCCRUの提示した加速主義をプラットフォーム・キャピタリズム、デジタル・レーバーという社会学的視点から最先端のテクノロジーをまじえた思想として再定義している。

655 :考える名無しさん:2020/07/20(月) 08:53:46 ID:0.net
>>654
ラベリングが好きだねえ・・・w

656 :考える名無しさん:2020/07/21(火) 23:52:36 ID:0.net
ワーッと新しい造語が増えて、ポストモダンの時みたい

657 :考える名無しさん:2020/07/29(水) 01:50:39 ID:0.net
>>578
以下のイエスも「解体構築」の形になっている。

(1)デリダの脱構築(déconstruction) → (2)ハイデガーの解体(Destruktion) → (3)ルターの解体(destructio) → (4)イエス(新約「マタイ」)

(3)
ルターはギリシャ的スコラ神学を解体し、原始キリスト教的性格を洗い出した。
“19. 神の「見えない本質が」「造られたものによって理解されると認める」者は、神学者と呼ばれるにふさわしくない〔ローマ 1:20〕。”
“20. だが神の見える本質と神のうしろ(Posteriora Dei)〔出エジプト 33:23〕とが、受難と十字架によって理解されると認める者は、神学者と呼ばれるにふさわしい。”
― マルティン・ルター 「ハイデルベルグ討論」 『ルター著作集 第1集 第1巻』 ルター著作集委員会 編、聖文舎 (1964)

(4)
“律法または預言書をこわすためにわたしが来たと思ってはならない。わたしが来たのはこわすためでなく全うするためである。(マタイ 5:17)”
― 『新約聖書』 前田護郎 訳、中央公論社 (1983)
“Think not that I am come to destroy the law, or the prophets: I am not come to destroy, but to fulfil.(Matthew 5:17)”
― The Holy Bible (King James Version)

658 :学術:2020/07/29(水) 06:50:10 ID:0.net
ヘーゲルも宗教家ではない。

659 :学術:2020/07/29(水) 10:25:50 ID:0.net
というか統合失調症、旧精神分裂病を薬漬けにして偏見マニュアルつくってた、
権力の現体制旧体制全員斬首になるがいい。それを許したものもな。

660 :考える名無しさん:2020/08/02(日) 10:03:15 ID:0.net
【生放送】鵜飼哲×宮?裕助「後期デリダ、『生き延び』の哲学――『ジャック・デリダーー死後の生を与える』刊行記念イベント」 @parages #ゲンロン200731
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv327011824
2020/07/31(金) 19:00開始 (5時間01分)

途中から東浩紀も参加

661 :考える名無しさん:2020/08/25(火) 21:41:30.22 0.net
グレアム・ハーマン 『思弁的実在論入門』 上尾真道、森元斎 訳、人文書院 (2020/7/22)

第一章 プロメテウス主義
Aゴールドスミスのブラシエ
Bブラシエのニヒリズム
Cこれから先の道

第二章生気論的観念論
Aゴールドスミスのグラント
Bグラントの『シェリング以後の自然哲学』
C観念論の新たな意味

第三章対象指向存在論(OOO)
AゴールドスミスのOOO
B退隠したもの
C対象とその性質
D代替因果
E美学の決定的地位

第四章思弁的実在論
Aゴールドスミスのメイヤスー
Bメイヤスーの『有限性の後で』
C神の非存在の瞥見

662 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 21:27:51.31 0.net
>>3
筑摩書房創業80周年記念出版
ちくま新書 新シリーズ、ついに始動

『世界哲学史1〜8』 ちくま新書 (2020.1-8)
http://www.chikumashobo.co.jp/special/world_philosophy/

世界哲学史1─古代1 知恵から愛知へ
世界哲学史2―古代2 世界哲学の成立と展開
世界哲学史3―中世1 超越と普遍に向けて
世界哲学史4─中世2 個人の覚醒
世界哲学史5―中世3 バロックの哲学
世界哲学史6─近代1 啓蒙と人間感情論
世界哲学史7―近代2 自由と歴史的発展
世界哲学史8─現代 グローバル時代の知

663 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 21:28:25.45 0.net
世界哲学史8─現代 グローバル時代の知

第1章 分析哲学の興亡/一ノ瀬正樹
第2章 ヨーロッパの自意識と不安/檜垣立哉
第3章 ポストモダン/千葉雅也
第4章 ジェンダー/清水晶子
第5章 哲学と批評/安藤礼二
第6章 イスラーム/中田/考
第7章 中国の現代哲学/王前
第8章 日本の哲学の連続性/上原麻有子
第9章 アジアの中の日本/朝倉友海
第10章 アフリカ哲学/河野哲也
総論 伊藤邦武

664 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 21:29:24.78 0.net
>>663
「第3章 ポストモダン/千葉雅也」は、>>32の続き。
ポスト構造主義(ex.東)世代 → ポスト・ポスト構造主義(ex.千葉)世代の構造的課題の変化について。

665 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 23:16:41.40 0.net
一体どんな人がこういうの全部読むんだろうか

666 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 23:27:38.95 0.net
お手軽な方だけど

667 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 23:40:38.21 0.net
「現代をやるにしても、古代哲学史から一通り目を通す」というのが時流。

ポストモダンの頃は、「中世や古代と切り離して、これからの哲学を構築しよう」という向きもあったんだけど、
久しぶりに実在論が話題になったりすると、古代からやらざるを得ない。

668 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 23:41:28.24 0.net
それから、哲学史のパラダイムは、先端のところだけが変わるのではなくて、
過去の哲学史の理解も含めて、同時に大きく変わってきている。

669 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 23:46:43.14 0.net
とりあえず8だけ読んで
必要なら昔のもしか考えれない
1から読むとか先ずないな

670 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 23:48:57.57 0.net
興味のあるところから読める範囲で読めばいい

671 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 11:48:57 ID:0.net
過去を参照するときに古代哲学史の枠に入れて見てしまうこと自体が、現代哲学史の枠組み設定ですよ

672 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 13:57:28 ID:0.net
>>667
流行り廃りに迎合することもないだろう。

哲学なんだからw

673 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:12:25 ID:0.net
いくら忙しくても一年もあれば全巻読めるだろ
原文全部読むわけでもないんだから

674 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:15:14 ID:0.net
>>673
一年かけて読むほどのもの?

675 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:21:51.61 0.net
>>674
自分のペースでってこと

676 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:24:39.15 0.net
「世界哲学史」に限らないけど、哲学とは何、という問題に正面から向き合わないよね。
だから哲学の始まりとか論じても、思い付き以上のことが言えない。

677 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:25:59.04 0.net
>>675
そこまで価値のある本かどうかを尋ねてるんだけど。

まあ、君たちだと、それは読んでから各自が判断すること、とか言って逃げちゃうだろうねw

678 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:35:26 ID:0.net
正統派的な価値にこだわるなら中公の分厚いやつ全部読みなよ
今回の新書はもう少し尖っている

679 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:37:11 ID:0.net
>>677

そりゃ君らにとっては見慣れた面子が書いてるわけだから今更なんだろうけど
>>665みたいな興味あるけど二の足踏んでる人には結構良い本じゃないか?

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