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ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義4

463 :考える名無しさん:2020/02/20(木) 22:55:07 ID:0.net
ド高卒が止まらない

464 :考える名無しさん:2020/02/22(土) 20:18:45.90 0.net
>>463
君って、学歴コンプなの?

465 :考える名無しさん:2020/02/25(火) 21:31:12 ID:0.net
2020年2月25日(火) 午後10時50分(25分)〜
欲望の時代の哲学2020 マルクス・ガブリエル NY思索ドキュメント 第一夜 欲望の奴隷からの脱出
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/91878/1878374/index.html

「欲望の資本主義」シリーズからのスピンオフ企画、前回2018年初夏の日本滞在編、思索ドキュメントの続編、今度の舞台はニューヨークです。

466 :考える名無しさん:2020/02/25(火) 21:33:00 ID:0.net
SNS炎上にもつながる「多様性」議論を、天才哲学者マルクス・ガブリエルが考える
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200223-00010000-voice-pol&p=1

> 我々が多様性について語るとき、多様性反対派の人とどう対峙すればよいのでしょう。
> 多様性を受け入れない人も、多様性の一部として包摂するべきでしょうか。
> 実は、民主主義には概してそういうパラドックスがあります。たとえば、EU内にブレグジット推進派の党を持つべきか。
> 答えは否です。そこにパラドックスがあります…(続く)

467 :考える名無しさん:2020/02/25(火) 21:34:29 ID:0.net
マルクス・ガブリエル最新刊

・『新実存主義』 岩波新書 (2020/1/23)
・『世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか』 PHP新書 (2020/2/15)

468 :考える名無しさん:2020/02/27(木) 00:27:50 ID:0.net
日本はその厳しい財政状況とは裏腹に、世界最大の債権国であることだ。日本の企業や個人、政府が海外に持つ資産は、18年末の合計で1018兆円。
ここから海外からの投資などを差し引いた対外純資産は341兆円と世界で最も多い。
さらに、日本には家計の貯蓄が2019年度9月末で1864兆円以上もある。政府の約1100兆円の借金を差し引いても国全体で見れば700兆円規模の資産があるわけだ。
これらはいずれも、海外債務に対して返済能力が十分あることを示す。したがって、外国から見れば日本は信用力が高く、
保有国債を売る理由はとくに見当たらないのである。

ということは成功したケインズ学派

469 :腐った陰圭に執着している眞ん子が正気になるように:2020/02/27(木) 00:36:54.85 0.net
    層醴醴醴醴醴醴醴嬲夢體醴靦gggji!;'..、..'` .. .(巳|jc'}i,.
  、 j醴醴醴醴醴醴鬱゚゚^    、 ゙゚゚『醴醴齟ggpu. ` '}II}カ^`|I
  、|[醴醴醴醴醴鬱′          . ゙゚憫醴醴豐s,,.  、 I';゙..、}],   お杜玖椀
  .:][醴醴醴醴鬱’ .                ゙゚『嬲靈齔.,__、,,,,゜ ._〈[       していただきたく
  爼醴醴醴醴‡ .                    ‘『層醴醴匝 )llig$ .       存じます
  爼醴門醴鬱` . _y444egj,...      、,,,ggg,,,_'『攜醴齔j,.,..']][l .
  、{[醴jカ.層¶'         . `~ヲ    、 !f~゚^``゙゚゚シ.. ‘層醴麈躍「 .
  . ‘醴齔ll]][|、   _d-=・=-$ .      -=・=-,   淺栩鬱¶’
    層鬮.゚'';,}',.        . ゙゚゚゚ .    . ‘゚゚゚゙` .. ゙゙^ .  .l}]ぽ
    .']]醴$ .'l|_                            i「゙゙I゜
    、 ゙濁髟. |i                            ′$

470 :考える名無しさん:2020/02/27(木) 01:06:37 ID:0.net
新自由主義デヴィッドハーヴェイの本は資本に国家の介入が真実

471 :考える名無しさん:2020/02/29(土) 17:48:59 ID:0.net
>>464
ド高卒の底辺に発言権などない

472 :考える名無しさん:2020/02/29(土) 18:52:45 ID:0.net
>>471
幼稚園中退なら発言権はあるだろ?w

473 :考える名無しさん:2020/02/29(土) 19:31:47 ID:0.net
>>472
トーマス・エジソンみたいなやつだな、なかなか気骨があって宜しい

474 :考える名無しさん:2020/02/29(土) 19:45:11 ID:0.net
>>473
ありがとう。

475 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 00:50:42 ID:0.net
>>465
【第2回】2020年3月3日(火)午後10時50分〜
欲望の時代の哲学ガブリエルNYドキュメント第二夜▽自由が善悪を取り違えるとき
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/91878/1878375/index.html

【第3回】2020年3月10日(火)午後10時50分〜
欲望の時代の哲学2020 マルクス・ガブリエル NY思索ドキュメント 第三夜 闘争の資本主義を越えて
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/9999/1878376/index.html

476 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 00:51:21 ID:0.net
『世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか』 PHP新書 (2020/2/15)
マルクス・ガブリエル

日本人読者向けに書かれた本。
「新しい実在論」を、日本文化や、EU崩壊、米大統領選など、最新の社会問題の中で説明している。

・EU崩壊後、フランス、ドイツ、イタリア、ポーランド、ハンガリーなどの国は、19世紀の古い型のモデルに戻ろうとしている
・仏教は100%新しい実在論
・西洋形而上学は日本の思想によって常に批判されてきた。日本人は「世界は存在しない」ことをよく理解できる
・IT、科学と新しい実在論
など

477 :The World is what it is meant to be:2020/03/01(日) 08:10:40 ID:0.net
「世界は存在しない」と表現するのは不適切だろう。

世界の存在についてより適切に表現しようとするなら、
「世界は、そうである『つ(積)もり』にな(成)っているものである」、
"The World is what it is meant to be"ということになるのではないか。
これは、ライプニッツの唱える「この現実世界はあらゆる
可能世界の中で最善である」ということではない。
そうではなく、その「つもり」にならなければ何もできないが、
何がどうできているにせよ、できている「つもり」になって
いるに過ぎない、ということだ。

478 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 08:12:58 ID:0.net
The World is meant to be something.
世界は、どのようにかあるつもりになっているものである。

479 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 08:14:44 ID:0.net
The World "means to" exist.
世界は存在する「つもり」にな(成)っている。

480 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 08:18:01 ID:0.net
だからこそ、世界がどのように存在する「つもり」にな(成)っている
のかは、いつでも断片的な徴候から微分的に感じ取られ、積分的に
想定されなければならないのだろう。

481 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 08:24:02 ID:0.net
https://www.wordreference.com/deen/Absicht
Deutsch
die Absicht haben [etw] zu tun VP (Plan haben)
Englisch
have the intention to do [sth] v expr

482 :The World is what it is meant to be:2020/03/01(日) 12:28:09 ID:0.net
ところが、世界に「『一体全体』どういうつもりなのか?」と
問ひかけるなら、返ってくるのは、「何のつもりもない」
という応えだけだろう。
つまり、全体としての世界の「つもり」は、無に帰す。
しかし、帰無は、無ではない。

483 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 12:40:15 ID:0.net
>>482
「世界」という言葉の定義はなに?

「世界」といっても、国という組織の集りを意味したり、人類みたいな意味で使ったり、欧米(アジア、アフリカ等々)社会を意味したりといろいろあると思うけど?

484 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 12:49:32 ID:0.net
>>483
世界というのは宇宙と違い境界がある領域を意味する
従って因果関係を持つ認識領域世界とでも定義しなければ
哲学的な議論にはならないだろう。
仰る通り、政治世界、人間世界、国境で分けられた世界
そういう諸々の世界に論点をずらしていっても哲学的な意義はすくない。
自分は482じゃないけど。

485 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 12:54:51 ID:0.net
>>484
自分が認識できる範囲が世界?
それだと因果関係すら曖昧だと思うよ?
認識は時間とともに変わるから境界も設定できないし。宇宙も認識の一つといえばいえてしまう。

主体(主観)と客体(客観)の混同なのか言葉の誤用なのかのどちらかだと思うよ?

486 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 13:24:59 ID:0.net
https://www.etymonline.com/search?q=universe
universe (n.)
1580s, "the whole world, cosmos, the totality of existing things,"
from Old French univers (12c.), from Latin universum "all things,
everybody, all people, the whole world," noun use of neuter of
adjective universus "all together, all in one, whole, entire,
relating to all," literally "turned into one," from unus "one"
(from PIE root *oi-no- "one, unique") + versus, past participle
of vertere "to turn, turn back, be turned; convert, transform,
translate; be changed" (from PIE root *wer- (2) "to turn, bend").

487 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 13:30:35 ID:0.net
>>486>>482

488 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 14:57:09 ID:0.net
>>485
因果関係が認識できない範囲は世界の外なだけ
認識が時間とともに変わり、例えば記憶を失った分
境界が狭くなっても認識外は相変わらず、その人の世界ではない。
宇宙も認識の一つと言えるのは言葉の意味を認識しているだけで
宇宙のなにを認識できているか知らない人は
宇宙は認識世界の外でり言えないということ。
言葉の誤用でも、混同でもないですね。

489 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 15:26:34 ID:0.net
>>477-482は出鱈目。
ガブリエルの本が理解できず、代わりに辞書を検索しただけ。

490 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 15:49:49.69 0.net
>ガブリエルの本が理解できず、代わりに辞書を検索しただけ。

ガブリエルの本は読んでいないので、その主張を解説している
わけではないが、ガブリエルより言葉の用法の方が才能がある
だろうとは思う。

491 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 15:53:35.54 0.net
ガブリエルの本を読んでいなくても、「世界は存在しない」という
表現が不適切であることは一般的な言葉の用法から正当に指摘できる。

492 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 15:56:44.95 0.net
チガイキチガイキ

493 :どういうつもりなのか:2020/03/01(日) 16:17:57 ID:0.net
DIE THEORIE

Veil habe ich von der Wirklichkeit gelernt: Die
tiefempfundene Wahrnehmung hat mich etwas gelehrt,
die Betrachtung der Welt und das Ertasten der
Wirklichkeit. Viel habe ich aus Büchern gelernt,
die die Realität objectiv und getreu beschrieben
und mit keinem Wort zuviel, die Kunde gaben von
allerlei Erscheinungen in der Welt. Viel habe ich
auch aus solchen Büchern gelernt, die Unverständliches,
Zweckfreies, Wundersames, Märchen- und Feenhaftes
vorstellen, vom Feierlichen und Strahlenden berichteten,
an dem das Leben so reich ist, das weder Instrumente
noch Erfahrung fixieren können, wohl aber das Empfinden
und der Traum. Ja, von all dem habe ich etwas Wahres
und Zuverlässiges gelernt. Nur aus solchen Büchern
habe ich nie etwas lernen können, die bemüht waren,
Theorien zu bestätign, statt die Wirklichkeit zu zeigen,
die Thesen verkündeten, statt Träumen und Wundern nur
Systeme boten, Formeln konstruieren wollten aus dem
Zuffälligen und Wunderbaren, deren Zusammenspiel die
Welt ausmacht. Aus solchen Büchern habe ich nie etwas
lernen können. Deshalb nehme ich vorsichtshalber
Derartiges gar nicht mehr in die Hand.

― Sándor Márai, "Himmel und Erde.", p.179

494 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 16:22:08 ID:0.net
>>490-491
>>1
> ・課題にあげられた文献や言説の精読が中心
> ・上記に関連のない議論は禁止

495 :考える名無しさん:2020/03/01(日) 17:27:35.90 0.net
>>488
それ、ただの主観だよ。
誤用でも混同でもないけど、意味もない。

496 :考える名無しさん:2020/03/02(月) 08:37:37 ID:0.net
What is a stone if it is not meant to be a stone?

497 :考える名無しさん:2020/03/02(月) 09:13:22 ID:0.net
>>495
ただの主観なら意味もないよ。当たり前

498 :考える名無しさん:2020/03/02(月) 10:41:56 ID:0.net
>>497
>>488のレスの内容がただの主観だと言ってるんだけど、それについての感想はないの?

499 :当たり前だろう:2020/03/02(月) 10:46:04 ID:0.net
A sunset is a sunset if and only if it is meant to be a sunset.

500 :考える名無しさん:2020/03/02(月) 11:57:01 ID:0.net
>>498
ただの主観だよって感想なんだなってぐらい

501 :考える名無しさん:2020/03/02(月) 12:03:25 ID:0.net
>>500
君は >>488 のレスが主観ではないと思うの?

502 :考える名無しさん:2020/03/02(月) 12:08:05 ID:0.net
>>501
主観じゃないと思ってたら反論するだろwお前馬鹿なんだな

503 :考える名無しさん:2020/03/02(月) 12:12:57 ID:0.net
>>502
そうか。

確かに俺はバカだな。

504 :考える名無しさん:2020/03/02(月) 12:21:25 ID:0.net
反論はないのかw

505 :考える名無しさん:2020/03/02(月) 12:26:02 ID:0.net
>>504
ないよ。

ただ議論が進まなかったのが少し残念だ。

506 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 01:40:21 ID:0.net
主観とか客観とか、高校の科学みたいな世界観から離れること

507 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 01:43:06 ID:0.net
ガブリエルの「世界は存在しない」ということ>>476

・「世界は存在しない」=「あらゆる物事を包摂するような単一の現実は存在しない」
・現実はいわゆる「意味の場」に現れる

<例1>
・グラスがある
・私から見たグラスがある
・あなたから見たグラスがある
・実在のグラスは上記三つが交差したもので、それ自体が完全に独立したグラスという実体はない → 世界は存在しない

<例2>
・机の上にグラスがある(普通の知覚の意味の場)
・グラスを拡大視すると原子の世界がある(科学的な意味の場。ここではグラスの形はなくなる)
・グラスと原子の間に第三の対象はない → 意味の場の外に現実はない → 世界は存在しない

508 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 01:46:47 ID:0.net
唯物論の変遷もこういう話

509 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 01:47:30 ID:0.net
唯物論的にモノを眺めていった時、

グラス→ 分子 → 原子 →

この辺ぐらいまではモノの内だが、

→ 電子 → 陽子・中性子 → クォーク

の段には、理念的なものになっていく

510 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 01:51:43 ID:0.net
この辺は廣松が詳しい(全集で読む必要がある)

511 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 01:52:05 ID:0.net
メイヤスーも「思弁的実在論」という言葉以前には「思弁的唯物論」といってた

512 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 01:53:08 ID:0.net
>・あなたから見たグラスがある

あるのか?

513 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 01:54:31 ID:0.net
古典的マルクス主義

・一元的
・必然的
・階級的
・唯物論的
・構造主義的

↓↓↓↓

ポスト・マルクス主義

・複数的
・偶然的
・非階級的
・現象学的、存在論的
・ポスト構造主義的(ポストモダン的)

514 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 01:54:54 ID:0.net
これも、ハイゼンベルグの「不確定性原理」、ゲーデルの「不完全性定理」といったパラダイムシフトからの要請。
モノの中心が確率で表される時代に、一元的も必然的もない。

515 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 01:55:29 ID:0.net
今や、新しい唯物論でも足らない

516 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 01:55:43 ID:0.net
新しい唯物論の公準

・あらゆるものは絶え間なく変化している。
・あらゆるものは、明確な境界や切断点によってではなく、連続した傾向にのっとって生起する。
・あらゆるものは偶発的である。
・われわれは実体/名詞よりも行為/動詞に焦点をあてなければならない。
・モノはわれわれの「実践」において生み出され、ゆえにこれに先立ついかなる本質も欠いている。
・あるモノが行うことの方が、それが何であるかということより関心を引く。
・思考と世界は決して別々に存在するのではない、ゆえに両者は「相互作用」interactするのではなく「内的に行為する」intra-act。
・モノは唯一特異ではなく多数多様である。
・世界は純粋に内在的であり、それは良いことである。なぜなら、いかなる超越も抑圧的になるものだから。

↓↓↓↓

非唯物論の公準

・変化は間欠的であり、安定が標準である。
・あらゆるものは連続的な傾向に即してではなく、明確な境界と切断点にしたがって分割される。
・あらゆるものが偶発的というわけではない。
・実体/名詞が行為/動詞よりも優位を占める。
・あらゆるものには、どんなにはかないものであっても自律した本質があり、われわれの実践はその本質をわれわれの理論がそうするのと同じに把握する。
・あるモノが何であるかということが、あるモノが行うことよりも興味ぶかいことになる。
・思考とその対象は、他のいかなる二つの対象以上に分離しているわけでも、それよりも分離していないのでもないので、両者は「内的に行為する」よりも相互行為しあう。
・モノは多種多様であるよりも唯一特異である。
・この世界はただ単に内在的なのではない、これは良いことである。なぜなら、純粋な内在は抑圧的になるからである。

― グレアム・ハーマン 『非唯物論:オブジェクトと社会理論』 河出書房新 (2019) p25-28

517 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 08:56:36 ID:0.net
「世界は存在しない」という表現が不適切であるというのは、
そのように表現すること自体が存在論的に偏った前提に基づいて
いるからだ。最初から日本語で考えるなら、そのように奇を衒ふ
表現をする必要がない。

存在するとは、「どのようにか(somehow)ある」ということであり、
「どのようにも(in anyway)ない(not)」のであれば、存在しない
ことになる。それがどのようであれ、あるようにあるのが世界
である。

518 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 08:59:46 ID:0.net
どちらがより簡潔な表現であり、考える助けになるだろうか。
○○主義の教条を暗記する必要性などさらさらないだろう。

519 :Jacques le fatalist:2020/03/03(火) 09:13:14 ID:0.net
The world is what it is meant to be.

520 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 09:36:43 ID:0.net
運命論者ゴットフリートとその主人/神

521 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 14:52:57 ID:0.net
>>506
高校の科学の水準にすら達してないのが、現代思想なんじゃない?

522 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 14:53:22 ID:0.net
>>512
あるよ。

523 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 14:54:45 ID:0.net
>>513
ポスト・マルクス主義というのは、階級闘争を否定したいだけの戯言だね。

資本主義社会である以上、階級が存在するのはしかたがないのにw

524 :考える名無しさん:2020/03/03(火) 14:56:48 ID:0.net
>>517
ほんとうだね。
存在論とかバカの戯言。
ただの現実逃避と支配権力への阿りだね。

525 :tellement quellement:2020/03/03(火) 15:43:08 ID:0.net
La sagesse du moine de Rabelais est la vraie sagesse pour son
repos et pour celui des autres : faire son devoir tellement quellement,
toujours dire du bien de monsieur le Prieur et laisser aller le monde
à sa fantaisie. Il va bien, puisque la multitude en est contente.
— (Denis Diderot, Le Neveu de Rameau,
dans Mémoires, correspondance et ouvrages inédits, Paris:
Garnier frères & H. Fournier aîné, 1841, vol. 2, p. 205)

526 :tellement quellement:2020/03/04(水) 07:48:53 ID:0.net
どうにかこうにか(tellement quellement)というのが、
世のあり様であり、世界について哲学によって得られる
知見もそれを超えるものではない。状況に応じて
どのようにすればよいのかは、その都度、模索する
しかなく、哲学にどのようにすればよいのか、特定の
ノウハウを求めても無駄である。哲学にできるのは、
どうにかこうにかやっていくほかないことを、
はっきりと自覚させることだけである。

527 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 08:39:33 ID:0.net
>>526
哲学は最大の労力で最小の効果を求め学問ですよね by 宇野弘蔵

528 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 09:13:45 ID:0.net
「ブリコラージュ」と聞くとなにか難しく聞こえるが、
平たく言えば「どうにかこうにかする」ということである。

「どうにかこうにかやっていくほかない」と言われても、
「何を当たり前のこと」を、と思うかもしれない。
しかし、人々はそのことを往々にして忘れている。
というのも、人々は、集団の組織化された生活のなかで、
「どうにかこうにか」においてではなく、「どれだけ」
に限定されて評価されるようになっており、「どうにか
こうにか」は、むしろ、隠蔽されなければならないもの
となっているからだ。

529 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 09:45:47 ID:0.net
>>528
哲学は処世術w

530 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 10:31:03 ID:0.net
組織のなかで「どれだけ」を基準とすることに考え方を
限定されてしまうから、「『どれだけ』やってもどうにも
ならない」とすぐに絶望することになる。

531 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 10:34:00 ID:0.net
>>530
共同幻想論の話なのか、ひきこもりの原因の話なのか、どっちなんだ?

532 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 10:42:10 ID:0.net
重要なのは、階層組織がダブルバインドにおいてしか機能し得ない
理由をきんちんと認識し、理解することでしょう。

533 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 10:43:04 ID:0.net
誤:きんちんと
正:きちんと

534 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 10:44:20 ID:0.net
>>532
なんだそれw

535 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 11:03:58 ID:0.net
階層組織において、指示を受ける側が、「どれだけ」を規定する
ノルマを与えられたなら、現場で「どうにかこうにか」して、
そのノルマをこなすしかないでしょう。上から指示する側は、
その「どうにかこうにか」を実際には把握していたとしても、
それを知っていたことにすると責任問題が生じて、とても
都合が悪いのですよ。

536 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 11:26:32 ID:0.net
>>535
君は労働争議とかサボタージュとかを知らないの?
労働組合というのはそのためにあるんだよ。
日本では死滅してるけど、先進国では活発に活動してる。

まあ日本では、忖度が大切だということになってるから、「どうにかこうにか」で動いている組織もあるんだろうな。

537 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 11:34:40 ID:0.net
指導者というのは、導いているという建前が成立している限りで、
上から指導する地位を確保しているのですよ。

538 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 11:37:03 ID:0.net
したがって、導きが与えられたなら、現場は、実際には「どうにかこうにか」
やっているとしても、導きに従って「どれだけ」に専念できていることに
ならなければならない。

539 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 11:41:12 ID:0.net
>>537
階級の利益を実現するために指導者を立てる。

他の階級に対しては指導者だが、自分たちにとっては自分たちが指導する相手だ。

540 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 11:42:27 ID:0.net
これは、誰が上に立つのであれ、指導がどのようなイデオロギー
に基づくのであれ、人々の組織が階層として機能するための
仕組みの問題だ。

541 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 11:43:53 ID:0.net
>>540
そもそも組織が階層として機能する必要があるのか?

542 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 11:47:58.12 0.net
>そもそも組織が階層として機能する必要があるのか?

階層として機能しない組織は、未開人として征服され、
生活していた土地から追いやられて消えていったでしょう。
組織は、人々の対抗関係において階層化されていった
のです。

543 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 11:54:18 ID:0.net
>>542
民主主義国家は未開人として征服されるのか?

544 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 11:58:32 ID:0.net
階層組織として機能していない「民主主義国家」が存在しますか。

545 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 11:59:37 ID:0.net
>>544
階層を否定するのが民主主義だが?

546 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 12:01:43 ID:0.net
企業組織の人間関係が民主主義化しないかぎり、本来の意味での
民主主義の国家は成立し得ないが、民主主義化した企業組織の
運営はあり得ない。

547 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 12:03:24 ID:0.net
>>546
それが資本主義というものだよね。

548 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 12:04:57 ID:0.net
>階層を否定するのが民主主義だが?

人々の実際の日常生活、人生設計がどのように成立しているか、
その仕組みを完全に無視する限りでしか、そういう戯言は通用しない。

549 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 12:06:10 ID:0.net
>それが資本主義というものだよね。

企業が、国営企業に代わっても同じことだ。

550 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 12:09:03 ID:0.net
>>548
思想や哲学と処世術を一緒にするのが戯言ではない、と?w

551 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 12:11:08 ID:0.net
>>549
業務管理者を選挙で選んだり輪番制にしたりすれば、資本主義国でも社会主義国でも民主主義になる。

552 :哲学の正しいをしへ/導き:2020/03/04(水) 12:47:17 ID:0.net
哲学は、「『どうにかこうにか』しようとする」より外に
「仕方(way of doing things)がない」ことを正しく
をし(教)へてくれる。

553 :哲学の正しいをしへ/導き:2020/03/04(水) 13:22:49 ID:0.net
>思想や哲学と処世術を一緒にするのが戯言ではない、と?w

哲学をすることによってはっきりと分かるようになるのは、
処世術は、各自が工夫するしかないということですよ?

554 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 16:21:07 ID:0.net
>>552
なんだそれw

555 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 16:23:51 ID:0.net
>>553
哲学で処世術がわかる?
そんなことはないだろw
というより、哲学でなにかわかったことが、一つでもあると思ってる?

556 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 17:44:34 ID:0.net
>>555
むしろ、あなた自身、哲学に何を求めてこの板に張り付いているのか
自問してみてはどうでしょうか?

557 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 17:46:21 ID:0.net
>>556
哲学の無効性(無用性)を論じるためだよ?

558 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 18:02:04.43 0.net
無用なのに論じる意味あるの?

559 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 18:07:30.66 0.net
>>558
もちろん、あるよ?

有用の証明は事実が出してくれるが、無用の証明は誰かが出さなければならない。

560 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 18:08:48.25 0.net
>>559
出してないじゃん

561 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 18:09:52.18 0.net
>>560
出してるつもりだけど?w

562 :安西大樹:2020/03/04(水) 18:11:26.39 0.net
基体というものは主語になることはあっても、述語になることを端的に拒むものじゃよ。

563 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 18:11:43.07 0.net
つもりねぇ

564 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 18:17:25 ID:0.net
>>563
日本語が理解できないの?

565 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 18:19:32 ID:0.net
日本語は理解できるけど、「つもり」の中身は論理的に構文できない限り脳内妄想だから

566 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 18:24:29 ID:0.net
>>565
日本語では曖昧な表現で謙譲を表す。

この程度のことは中学で習ってる、はず、だよ?w

567 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 18:33:50.54 0.net
>>557-566
今、自演が熱い

568 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 18:37:08.17 0.net
>>567
5ch病?

569 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 18:48:39 ID:0.net
https://www.youtube.com/watch?v=TCj5jdNIn1A

570 :考える名無しさん:2020/03/04(水) 23:55:55.16 0.net
>>566
脳内妄想とズバリ指摘されるだろうと予測できる知能が備わっていない馬鹿に
曖昧な表現で謙譲を表しても無駄

571 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 00:15:22 ID:0.net
井筒は「ポスト構造主義の乗り越え」の必要性を説き、
自身もいくつかの例を断片的に示してはいたが、生前にその次のパラダイムを目にすることはなかった。


“構造主義(Structuralism)勃興以来、いわゆるポスト構造主義を経て、
 今やそのポスト構造主義の彼方への乗り越えすら云々されております”

― 井筒俊彦 「言語哲学としての真言」 (1984年、高野山での講演)

572 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 00:15:50 ID:0.net
しかし、今読み返してみると、『ルーミー語録』(1978)にはその続きがあるように思える。

井筒はルーミーの言語哲学を、そのピークにおいて行われる「ファナー(自我消融)」を通じた原始の実在体験と形象体験が再結晶化したものと説く。

このことには、ポスト構造主義(言語的転回)のピークからの実在論的転回(ポスト・ポスト構造主義)という、その後の哲学史的展開と重なるからだ。

573 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 00:16:15 ID:0.net
『ルーミー語録』を軸に、井筒を原=ポストポスト構造主義者として読み直すことができる。

574 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 00:16:55 ID:0.net
『ドゥルーズ『意味の論理学』の注釈と研究: 出来事、運命愛、そして永久革命』 岩波書店 (2020/2/23)
鹿野祐嗣


早稲田リンクス@wasedalinks
【Vol.37 壊す 記事紹介?】
「壊すの源流を求めて」鹿野祐嗣

ドゥルーズはその理論によって哲学界に大きな変革をもたらした
それは同時に現実における革命をも志向するものであった
29歳という若さで活躍されているドゥルーズ研究者、鹿野先生に現代における革命の在り方について、お話を伺った
午後10:49 ・ 2018年10月29日

575 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 00:17:23 ID:0.net
ドゥルージアンは、千葉や佐藤嘉幸のように大化けする例があるから楽しみだが、
願わくば、「解体」の先に何を「構築」するかというところまでを見せてほしい。
今、その作業をやっているのが千葉の『デッドライン』だ。

576 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 00:18:07 ID:0.net
解体の哲学は、このスレでも何度かやってきたが、
今一度整理してみる。

577 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 00:18:46 ID:0.net
井筒は、デリダやドゥルーズといったポストモダン哲学に、
ニーチェの精神を受け継ぐ「解体(アンチコスモス)の哲学」を見ていた。


“ジャック・デリダの「解体」哲学、ドルーズ=ガタリの「リゾーム」理論に代表される
 現代ヨーロッパの前衛的思想フロントは、明らかにアンチコスモス的である。

 コスモスへの反逆、「ロゴス中心主義」的存在秩序の解体。
 西洋思想のこのアンチコスモス的動向が提起する存在論的、意識論的問題群にたいして、
 東洋哲学はどのような対応を示すであろうか。”

― 井筒俊彦 『コスモスとアンチコスモス』 3 (1989) p193-194

578 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 00:19:20 ID:0.net
井筒がデリダから相談を受けたという「脱構築」の訳語について、
丸山圭三郎は「解体構築」という語をあてた(「〈解体構築〉DÉCONSTRUCTIONとは何か」)。

井筒は「解体/構築」のように、観想と実践が対をなす東西の哲学モデルを他にもいくつか紹介している(『神秘哲学』2章、『ルーミー語録』解説)。
「ファナー(消融)/バカー(存続)」、「向上(アナバスィス)/向下(カタバスィス)」、
「往相/還相」、「還源/起動」、「スウード(登り)/ヌズール(降下)」など。

哲学的真理への道は、往ったら還るものでなければ独善主義に過ぎないという。

579 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 00:19:46 ID:0.net
>>577
デリダの「戯れ jeu」、ハイデガーの「遊動 Spiel」の背景にあるニーチェ+ヘラクレイトスの「戯れる子ども pais paizon」。
ここにも解体/構築が対で見られる。


“いかなる道義的な責任もとわれることなく、永遠に変わることなき無垢のまま、生成と消滅、建設と破壊を営むものは、この世においてはただ芸術家と小児との遊戯のみである。
 そして小児や芸術家が戯れるように、永遠に生ける火が、無心に、戯れ、築き上げ、崩してゆく――そしてこの遊戯をみずからと戯れるのがアイオーン〔永劫の時〕である。
 彼は、水や土に身を変じながら、小児のように海浜に砂山を築き、築き上げるかと思えば崩してゆく。
 往々にして彼はこの遊戯を最初からやり直すことがある。満足したと見えるのもつかのま、欲求が芸術家を創作に駆り立てるように、欲求が彼を襲う。傲慢ではなく、繰り返し新たに目覚める遊戯衝動が、他のもろもろの世界を生み出すのである。
 小児は一度は玩具を放り出すが、やがてまた無邪気な気まぐれでそれを取り上げる。しかし築くとなれば、子供は、法則に従い内なる秩序に従って結び合わせ、繋ぎ合わせ、形づくってゆく。”

― ニーチェ 「ギリシア人の悲劇時代における哲学の誕生」 『ニーチェ全集 第2巻 悲劇の誕生』 ちくま学芸文庫 (1993) 7節、p389

580 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 00:20:33 ID:0.net
千葉の場合は、「偶然性」や「絶滅」といった解体体験を経て、
その後の構築の局面にあたるのが『デッドライン』。

581 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 00:22:09 ID:0.net
絶滅からの帰還。哲学者未踏の地へ。

582 :学術:2020/03/06(金) 07:49:48.85 0.net
人間は欲望の奴隷なのはなく人間の欲望が奴隷だ。
人間は動物の奴隷だよな。仕事をしながら動物に仕え、より上位の奴隷を目指すだけだ。

583 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 08:02:00.67 0.net
役畜は使ってもらえてこと価値がある

584 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 08:02:19.74 0.net
こと× こそ〇

585 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 08:30:03 ID:0.net
餌やりが不規則になり、もらえる餌も不足がちになると、
物言わぬ役畜たちも不安になるのですよ
実際に餌が不足しているなら、その不安を和らげるには
どうすればいいのか

586 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 09:51:45 ID:0.net
ただの備蓄w>>583

587 :学術:2020/03/06(金) 12:22:49 ID:0.net
動物ペットの買い物のお手伝いや豪華料理を作ってればいい。

588 :学術:2020/03/06(金) 12:30:48.39 0.net
動物の旅行や戦争に帯同して、オフィスも手伝う、アートも代わりに実現する。
動物園あくはあるな。何人も連続で対応させるし、狭い土地だ。退屈だろうな。

589 :考える名無しさん:2020/03/06(金) 22:30:45 ID:0.net
 
        __
        ´       ` 、
  /         ィ、 \
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 l  l | /! /,ヽ.、 /イ |_,、、ハ
 l  ! | ナレ´  ヽ\ル  ヽ! リ
  ! | |/ ニ=-     -=ニ K
  l ゝ | xxx    '   xx | }   < キャハハ!学術〜学術〜wwww
.  ! {r∧   r-ー--ァ  ノ'
.  ! `ー-r、  `ー---'  イi |
.  !   | | フ`、ー_‐ 〔 \ー、
  l   ! / \  ` .|、 |  ヽ       _/ ̄二フ
  l i /    \_」|oV  i ヽ     /〈  つノ)
 /|.ノ{ ⌒ヽ、      ヽ r‐‐!/ \  /   ヽ´イー'
./ .| |  、 ヽ ニ二} ヽo ̄ヽ   >'ヽ   /
.  |ハ|    \}ノ     |   |  /{  `ー /
   |   ,- ー<⌒ヽ、、o   |\     /
   |   /   ヽ  )ヽ   〉 .\  . /
 

590 :考える名無しさん:2020/03/07(土) 10:38:08 ID:0.net
プラトンとアリストテレスの対立つまり外在と内在の対立という構図でだいたい理解できる
ポスト構造主義も例外じゃない

591 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:33:53 ID:0.net
一度、内在と外在をやっておこう。
これは大まかな整理。

[西洋] 一神教世界(外在的超越、西洋的二元論、非対称性)
[東洋] アニミズム、仏教世界(内在的超越、東洋的一元論、対称性)

ヘブライズムやイスラムは西洋と東洋の中間的性格を持つ。

592 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:35:29 ID:0.net
内在 

② [哲] 〔ドイツ Immanenz〕㋐ 神やイデアが現象(世界・個物)の内に本質として存在すること。 (大辞林 第三版の解説)


外在 

[名](スル)外界に存在すること。また、ある事象の原因・理由などが、その事象の外にあること。「外在する原因」(デジタル大辞泉の解説)

593 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:37:14 ID:0.net
内在的超越から汎神論への影響

【外在的超越】
ユダヤ教、キリスト教、イスラム

【内在的超越】
スーフィズム
・アル・ハッラージュ(858-922)「アナ・ル・ハック(我こそは神)神と被造物の対立の撤去」
・イブン・アラビー(1165-1240)「存在一性論」

スコラ学
・アッシジのフランチェスコ(1182-1226)「万物兄弟の思想」
・トマス・アクィナス(1225-1274)「神の世界内在」
・ニコラウス・クザーヌス(1401-1464)「極大と極小(神と被造物)の一致」

ユダヤ哲学
・スピノザ(1632-1677)「神即自然」

594 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:37:39 ID:0.net
(1)外在的超越のイメージ。
神≠被造物であり、地球外生命体に例えられる。(もっと言えば宇宙外ということ)


“Godは、人間と、血のつながりがない。全知全能で絶対的な存在。
 これって、エイリアンみたいだと思う。
 だって、知能が高くて、腕力が強くて、何を考えているかわからなくて、怒りっぽくて、地球外生命体だから。”

― 『ふしぎなキリスト教』 橋爪大三郎、大澤真幸、講談社現代新書(2011) 1部

595 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:37:53 ID:0.net
(2)内在的超越のイメージ。
イブン・アラビーの存在一性論。神が世界の内に顕現する。


“絶対者そのものが絶対者〈超越者〉であるばかりでなく、絶対者自身が世界に対して世界のなかで〈自己開示〉する”

― 井筒俊彦 『スーフィズムと老荘思想(上)』 (2019) 4章1部

596 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:38:26 ID:0.net
>>591
『明治期アカデミー哲学の系譜とハイデガーにおける形而上学の問題
 ―如来蔵思想とユダヤ・ヘブライ的思惟との収斂点―』

井上克人 (2009)

I 明治期アカデミー哲学の形成―「現象即実在論」

井上哲次郎や井上円了らに代表される明治期アカデミー哲学の特質が「現象即実在論」
にあることは夙に知られている。現象の奥に真の「実在」、すなわち形而上学的絶対者を認
め、しかも「実在」は現象の背後にあるのではなく、その只中に内在するという考えであ
る。これは大乗仏教思想の根幹をなす「本体的一元論」、すなわち外に超越者を想定しない
思考様式である。じつは、この発想の淵源は、『大乗起信論』のいわゆる「万法是真如真如
是万法」という定式にある。東京大学で初めて開設され、原坦山が担当した「仏書講義」
のテキストに選ばれたのが、この『起信論』であった。彼らはその本体的一元論に啓発さ
れ、西洋に対抗して日本独自の「哲学」を提唱しようと企図したのである。

ところで西洋における思考様式は、神と人間、近世以降では認識主観と客観的世界とい
った二項対立的な二元論をその特質としてもつ。それに対し、本体的一元論に立つ『起信
論』は、自体清浄なる「心真如」が自らの清浄心を失うことなく心生滅へと転成していく
「真如随縁」の発想をもつ。妄念にまみれた現象的世界は、一方では「真如」の本然性か
らの逸脱でありながら、同時にそれは「真如」そのものの自己展開に他ならず、真如と妄
念とは「非一非異」の関係にあって、「現象」がそのまま「真実在」なのである。

597 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:38:41 ID:0.net
敷衍して言えば、「真如」は、それ自身我々の思惟や言説を絶する〈空・無〉、すなわち
絶対的覆蔵態に他ならないのだが、同時にそれは個々の存在者をあるがままに顕現せしめ
る〈開け〉であって、現象せる個々の存在者の形而上的本体として、それらの根底に伏在
し、あらゆるものを自らの内に摂収しつつ、同時にそれらを本然的にあるがままに開放す
るのである。換言すれば、現象せる個々の存在者は、どこまでも自らを顕現せしめた真如
のうちに在り、逆に、個々のものの存在原因たる真如は、どこまでもそれらの本体として
超越的に自己自身のうちに蔵身しつつ、同時に自ら顕現せしめたすべてのものの中に内在
するのである。これこそ東洋的思惟に共通して見られる〈本体的一元論〉である。つまり
言詮を絶する覆蔵的・超越的に一なる原理がその超越性をどこまでも維持しながら、自己
内発的に自己展開し、万物の中に自らを内在化させていく論理、一なる本体とそれが起動
展開する派生態、つまり「体と用」(本体とその作用)の論理であり、「内在と超越」の論
理であった。したがって、超越といっても、「外」に超越したものではなく、「内在的超越」
という構造をもち、これこそ西洋的二元論の思考様式とは異なる「東洋的一元論」なので
あって、いわゆる京都学派の哲学も、この系譜を引くものなのである。

598 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:38:54 ID:0.net
II ハイデガーにおける「神学の由来」と西田哲学に伏在する如来蔵思想

さて、以上のような形而上学的一元論の発想は、新プラトン主義の流出論ときわめて類
似した考えであって、それはヘレニズム化したキリスト教、すなわち東方正教会の淵源と
なったものである。それにひきかえ、ラテン的西方教会は、むしろユダヤ・ヘブライ的二
元論の伝統に立脚し、神はどこまでも「隠れたる神」であって、契約で結ばれた神と人間
との間には深い断絶がある。他方、東方正教会の基本的特質は神の顕現(現前性)の強調
と「人間の神化(テオーシス)」にあり、神と人間とは一つに結びついていて、
これは「一切衆生、悉有仏性」を標榜する大乗仏教と通底している。

ところでハイデガーは、自らの「神学的由来」である「新約的」キリスト教の立場から、
同じ西方でありながら新プラトン主義化したアウグスティヌスのキリスト教を論難し、延
いては西洋の形而上学全体にわたってそれを「存在忘却」に基づく「存在−神−論」とみ
なし、その超克を企図したが、彼のいう「存在−神−論的体制」は、東方正教会にこそそ
の最たるものがあるのであって、ハイデガー自身、存在を問うという極めてギリシア・ヘ
レニズム的な思考を展開させながら、存在そのものがもつ覆蔵性に基づき形而上学を超克
しようとする彼の思索の淵源には、ザラデルが指摘しているように、彼自身それに気付く
ことのなかったユダヤ・ヘブライ的発想が根深くあったように思われる。それは現前性の
底に顕現せざる超越的他者を想定するという、非ギリシア的発想なのである。
一方、『起信論』が説く本覚思想を「現象即実在論」として哲学的に開陳したアカデミー
哲学の本体的一元論の「形而上学」の系譜を引きながら、それを乗り越えるかたちで、同
じくその如来蔵思想に見る「真如」のいわば覆蔵性がもつ〈超越的他者性〉を「逆対応」
という発想によって論理化しようとした点に西田哲学の優れた特質がある。
西田とハイデガーとは、ともに「顕現せざるもの」への着眼によって形而上学を超克する
ところに共通点があるといえよう。

http://heideggerforum.main.jp/data08/inoue_r.pdf

599 :考える名無しさん:2020/03/09(月) 02:40:03.43 0.net
イデア

《見られたもの、知られたもの、姿、形の意》プラトン哲学で、時空を超越した非物体的、絶対的な永遠の実在。感覚的世界の個物の原型とされ、純粋な理性的思考によって認識できるとされる。
中世のキリスト教神学では諸物の原型として神の中に存在するとされ、近世になると観念や理念の意で用いられるようになった。

600 :考える名無しさん:2020/03/10(火) 01:40:26 ID:0.net
>>591>>593の続きが以下の様になることは、前スレでもやったよね。

→ スピノザ → マルクス『経哲草稿』 → ドゥルーズ「器官なき身体」 → ネグリ=ハート「マルチチュード」
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1566561216/64-75


https://smlycdn.akamaized.net/data/product2/2/60dbe48a7d3180bcebb570f73e0c09419b27e630_l.jpg
https://lh3.googleusercontent.com/-8d0oinFyHzM/W6o3D7ibgwI/AAAAAAAABdw/04diGIDk3vEhJlr-t2rL1941Ipfb3aUjwCE0YBhgL/s1024/1500%2BThe%2BGarden%2Bof%2BEarthly%2BDelights10.jpg

https://img.fril.jp/img/136493903/l/387282409.jpg
http://www.cineoutsider.com/reviews/pix/t/te/tetsuo2.jpg
https://slowsoulburn.files.wordpress.com/2014/02/u_48_773247508563_hr_giger_li_ii1.jpg

https://www.kinokuniya.co.jp/images/goods/ar2/web/imgdata2/large/41501/415010672X.jpg
https://lireenbulles.files.wordpress.com/2018/05/hikariman.jpg


“そして仏陀の樹はそれ自体リゾームとなる。”

― ドゥルーズ=ガタリ 『千のプラトー』 河出書房新社 (1994) 序

601 :考える名無しさん:2020/03/10(火) 01:41:03 ID:0.net
『〈内在の哲学〉へ:カヴァイエス・ドゥルーズ・スピノザ』 近藤和敬、青土社 (2019)

『ドゥルーズの自然哲学: 断絶と変遷』 小林卓也、法政大学出版局 (2019)

602 :考える名無しさん:2020/03/11(水) 03:15:59 ID:0.net
『デッドライン』のポイント

千葉雅也@masayachiba

外在的な言語から内在的な言語へ。文学の言葉は内在的な言語。
午後3:14 ・ 2020年1月18日

哲学の概念を形象として、フィギュアとして取り扱うというのは『動きすぎてはいけない』から一貫する僕の思考スタイルで、その意味で、実は僕の哲学の仕事は不純なのです。だからこそ、阿部和重さんは『動きすぎてはいけない』はすでに小説的だと評してくださったのだと思う。
午後9:22 ・ 2020年2月7日

603 :考える名無しさん:2020/03/11(水) 03:16:56 ID:0.net
【形象】けいしょう

  かたち。すがた。美学で、対象を観照(想像)して心の中に浮かび上がる、その対象のすがた。

604 :考える名無しさん:2020/03/11(水) 03:17:16 ID:0.net
文学と教育 ミニ事典
言語形象/文学形象
https://bunkyoken.org/62minijiten/minijiten.gengokeisyo.bungakukeisyo.html

605 :考える名無しさん:2020/03/11(水) 03:17:49 ID:0.net
『デッドライン』は現代の『ルーミー語録』といってもいい。

ルーミーの「ファナー(自我消融)」に対し、
千葉の場合は「偶然性」や「絶滅」がその自己解体や無化に相当する。
そうして経た実在体験を結晶化させたルーミーのテキストは「根源的形象世界」と呼ばれる。

606 :考える名無しさん:2020/03/12(木) 00:28:18.60 0.net
プルーストのマドレーヌと千葉のブラウニー、みたいな話

607 :考える名無しさん:2020/03/12(木) 00:28:45.22 0.net
『ルーミー語録』

・『ルーミー語録 (イスラーム古典叢書)』 井筒俊彦、岩波書店 (1978) 訳と解説
・『井筒俊彦著作集 11 ルーミー語録』 中央公論社 (1993) 訳と解説
・『井筒俊彦全集 5』 慶應義塾大学出版会 (2014) 解説のみ

608 :考える名無しさん:2020/03/12(木) 00:29:33.50 0.net
デリダとレヴィナスは外在

609 :考える名無しさん:2020/03/20(金) 01:17:33 ID:0.net
>>593の補足

・新プラトン主義(プロティノスの流出論)
・東方キリスト教


・スーフィズム


汎神論
・スピノザ(1632-1677)「神即自然」
・ゲーテ(1749-1832)ハーフェズの影響
・シェリング(1775-1854)

610 :考える名無しさん:2020/03/20(金) 01:17:48 ID:0.net
>>594-595

創世神話の外在と内在

[外在] 天地(=世界、宇宙)を創る神
[内在] 天地から成る神、天地に成る神

“1:1 初めに、神は天地を創造された。
 1:2 地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。
 1:3 神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。
 1:4 神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、
 1:5 光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。
 1:16 神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。”

― 旧約 「創世記」 1:1-5、16

古事記の天地開闢は、混沌から宇宙の生成へ、天地が自己展開していくものであり、
宇宙に内在する生命力が神として顕現する。姿形のない天之御中主神は始原神。

“天と地とが初めて分かれた開闢の時に、高天原に成り出でた神の名は、
 天之御中主神(アメノナカヌシノカミ)、次にタカミムスヒノ神、次にカムムスヒノ神である。
 この三柱の神は、皆単独の神として成り出でた神で、姿形を現されなかった。
 次に国土がまだ若くて固まらず、水に浮いている脂のような状態で、水母のように漂っているとき、
 葦の芽が泥沼の中から萌え出るように、萌えあがる力がやがて神と成ったのが、
 ウマシアシカビヒコヂノ神であり、次にアメノトコタチノ神である。”

― 『古事記(上)』 「天地の初め」 次田真幸、講談社学術文庫 (1977)

611 :考える名無しさん:2020/03/20(金) 01:21:10 ID:0.net
天地開闢の新連載

浅沼光樹/ポスト・ヒューマニティーズへの百年

(第1回)シェリングと現代実在論――メイヤスーの相関主義批判に寄せて、『現代思想』2020年1月号

(第2回)実存と形而上学――ヤスパース、『現代思想』2020年2月号

(第3回)現有(ダーザイン)と形而上学史――ハイデガー、『現代思想』2020年3月号

(第4回)絶対弁証法――田邊元、『現代思想』2020年4月号 


続く

612 :考える名無しさん:2020/03/20(金) 02:49:49 ID:0.net
『哲学の根本問題・数理の歴史主義展開:田辺元哲学選3』 岩波文庫 (2010)
田辺元、藤田正勝 編

京都学派の哲学とも関わりの深い数学基礎論がまとめて読める。

・ヒルベルトの公理主義
・デデキント切断
・カント―ルの集合論
・マルクスの理論。唯物弁証法の限界
ほか

613 :考える名無しさん:2020/03/23(月) 22:47:36.09 0.net
>>475
【第4回】2020年3月10日(火)午後10時50分〜
欲望の時代の哲学2020 マルクス・ガブリエル NY思索ドキュメント
第四夜 私とあなたの間にある倫理
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/91878/1878377/index.html

【最終夜】2020年3月24日(火) 午後10時50分〜(25分)
欲望の時代の哲学2020 マルクス・ガブリエル NY思索ドキュメント
最終夜 哲学が国境を越えるとき
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/91878/1878378/index.html

614 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 00:30:55 ID:0.net
西洋の伝統的な観方

ライプニッツ「何ゆえ無ではなく、何かが存在するのか」(「事物の根本的起原」)

ハイデガー「なぜ一体、存在者があるのか、そして、むしろ無があるのではないのか?」(『形而上学入門』)

615 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 00:31:14 ID:0.net
東洋の伝統的な観方

仏教「全てのものに実体はない(その本質は空である)」

スーフィズムのイブン・アラビー「存在幻想(ハヤール)、この世は幻影である」

ヴェーダーンタ哲学のシャンカラ「マーヤー(幻想)」

616 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 00:31:37 ID:0.net
問いの立て方として、ガブリエルの「なぜ世界は存在しないのか」は>>615に近い

617 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 10:16:17 ID:0.net
>>615 >>616 ドイツ哲学スレでもマルチしてます

対話形式でマルチやんなよゴミ

618 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 13:14:02 ID:0.net
哲学板でマルチが困るものなんかね
ミュルティプリシテを批判するつー立場もあろうが

619 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 13:49:25.44 0.net
なんで態々赤の他人と問答してるような形式でマルチしなきゃならんのだ?
持論に説得力もたせたいのか知らんが交流の場でマヌケ顔して一人舞台やんな、バカ

620 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 14:00:06.64 0.net
>>617>>619
この程度の書き込みを禁止する5chのルールとはどこに書かれているんだ?
示してみろ

621 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 14:04:37.20 0.net
ルールじゃなくて不愉快だから引っ込めって言ってんだよ、マヌケ
中身のない投稿をドヤ顔で掲げんなみっともない

622 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 14:06:49.47 0.net
考えたら哲学板でコピペばっか繰り返してるドクズはこいつだろ
自分の言葉で言ってみろ

623 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 14:22:32 ID:0.net
>>621-622
自分だけの言葉で公共の場のルールを説くなよ知的ドチビ
精一杯背伸びをして偉ぶってるだけの虚言癖風情が鬱陶しい

624 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 15:28:30 ID:0.net
>>623
なんだか知らないけど、”精一杯背伸びをして偉ぶってるだけの虚言癖風情”は、君の方に見えちゃうんだけど?w

625 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 15:49:45.54 0.net
他人の論文を無断で掲載したりルールについて考えなきゃいけないのはガブリエルオタ

626 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 16:05:29 ID:0.net
コピペ云々は正直しつこいとは思うけどまぁ許容範囲かな
だけど全く同じ内容をそこかしこにペーストしまくるのは良ろしくない
真面目にレスしてくる人たちに失礼だろう
マルチがマナー違反と言われるのはそういうこと

627 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 16:32:25 ID:0.net
5ちゃんにマナーなんかあるかよw

628 :考える名無しさん:2020/03/25(水) 16:57:02 ID:0.net
マナーでもなんでもいいけど延々コピペ、マルチ繰り返してるのは目障りやな

629 :考える名無しさん:2020/03/26(木) 01:47:57.70 0.net
>>614-616のようなことにも気づかないでいては、ガブリエルは理解できない

630 :考える名無しさん:2020/03/26(木) 01:48:36.66 0.net
『無の本:ゼロ、真空、宇宙の起源』 ジョン・D・バロウ、青土社 (2013)

この本では、古代ギリシャ以来の哲学、数学、物理から中世の神学に至るまで、
西洋の人々がいかに「無」や「空」の概念をタブー視し、慎重に思考から排除してきたのか、
様々な例が挙げられている。

パルメニデス「ないものがあるという考えを広めてはいけない。」

631 :考える名無しさん:2020/03/26(木) 14:39:55 ID:0.net
>>629
だな、その程度の自演に気づかないほどボンヤリしてる人はダメ

632 :考える名無しさん:2020/03/27(金) 01:23:58 ID:0.net
>>465のニュースクール大学での講義風景(部屋一杯の聴衆を前にして)

この部屋には特定の数の細胞が実在している

しかし私たちは一人の人間がどれほどの数の細胞で構成されているか知らない
誰も人間の体内にある細胞の正確な数は知りえない

全ての対称を包括するものは存在しない

総体としての世界は存在しない(=新実在論)

633 :考える名無しさん:2020/03/27(金) 01:24:29 ID:0.net
眼前に無が広がっているということを言っている

634 :考える名無しさん:2020/03/27(金) 20:25:04 ID:0.net
>>632>>633
参考にして。
ドイツ哲学総合スレ169
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1462344948/

635 :考える名無しさん:2020/03/27(金) 22:27:03.21 0.net
>>634
それは自分が書いたやつ。
このスレでも何度も説明してきている。

ヘーゲルはこういう時代の人
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1451968507/504

>>634の大本はこういう話
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1451968507/657-661

既に東洋(オリエント)の影響を受けている話だ。

636 :安西大樹:2020/03/27(金) 22:37:56.58 0.net
やはり、ただの実在論であって、新・はいらないよなあ、じゃろ。

637 :考える名無しさん:2020/03/27(金) 23:45:16 ID:0.net
>>635
そのスレの>>467を読んで欲しかったんだよw

638 :考える名無しさん:2020/03/28(土) 00:00:27 ID:0.net
>>637
頭悪そう

639 :考える名無しさん:2020/03/28(土) 00:03:19 ID:0.net
>>638
自分と考えが違うからって、相手に暴言吐いちゃいけないよw

640 :考える名無しさん:2020/03/28(土) 20:17:45 ID:0.net
『新実存主義』 岩波新書 (2020/1/23)
マルクス・ガブリエル

・ダニエル・デネット「人間の意識は、われわれに残された最後の神秘」
・唯物論者「心は脳の物理現象」←ポパー「解明を実現するには程遠い約束手形としての唯物論」
・唯物論者「心は脳の物理現象」←ガブリエル「サイクリング(をするということ)は自転車(という道具)と同一ではない」
・「思弁的メタフィジックス(ex.シェリング)」は唯物論者の理解するような自然の秩序に属しえないものとして心をとらえる
・分析系の哲学でも、大陸系の哲学でも、大掛かりな形而上学が大々的に復活している

641 :考える名無しさん:2020/03/29(日) 01:11:15 ID:0.net
心脳問題についての立場

・唯物論者…「心=脳」(デネット「心は脳なのだ」)
・反唯物論者…「心≠脳」(ガブリエル「サイクリング≠自転車」)

「自転車は、サイクリングのために必要な物質的条件である」
「自転車はサイクリングの原因ではない」
「自転車はサイクリングと同一ではない」
「サイクリングは理論的、存在論的に自転車に還元できない」

642 :考える名無しさん:2020/03/29(日) 09:34:16 ID:0.net
ガブリエルのそれ読んでないからよくわからんけど
「自転車はサイクリングと同一ではない」はモノ=コトに関してそれは成り立たないと言ってるからそれは当たり前で
唯物論物理主義の主張に合わせるならモノ=モノかコト=コトが成り立たないことを言わないといけないんでないの
心(モノとしての)=脳(モノとしての)か心の状態=脳の状態か心の働き=脳の働きってことね
だからサイクリング(コト)と自転車(モノ)の喩えは的外れ
「サイクリングは自転車にまたがってペダルをこいで云々」としないといけない

643 :考える名無しさん:2020/03/29(日) 10:34:49 ID:0.net
おもしろい考え方するねぇ。
そこは「還元」なんだけど、いろいろなテクニカルな問題がある。
ガブリエルがそこまでちゃんとクリアしたうえで発言しているかどうかは不明w
数学的には写像における対応ができるかどうか。
ま、素朴に、「自転車が勝手に自転車自身でサイクリングできるわけなどない!」というのが(素朴)哲学的には正解かもしれない。
素朴な反唯物論ですなw
素朴哲学は捨てがたい魅力がある。こっちが本当の「哲学」なんじゃないかと。

644 :考える名無しさん:2020/03/29(日) 20:28:25.23 0.net
>>640-641
> ゆいぶつ‐ろん【唯物論】(広辞苑)
>
> 〔哲〕(materialism)
> 精神に対する物質の根源性を主張する立場。
> 従って物質から離れた霊魂・精神・意識を認めず、意識は高度に組織された物質(脳髄)の所産と考え、
> 認識は客観的実在の脳髄による反映であるとする。


こんなに短い辞書の説明でも心脳問題について触れている。

645 :考える名無しさん:2020/03/29(日) 21:08:53 ID:0.net
お騒がせ中の「ガブリエル=唯物論」者が答えてくれたぞ

カール・マルクス32
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1584534246/47-52

646 :考える名無しさん:2020/04/02(木) 22:55:07.71 0.net
唯物論と心脳問題

“諸観念、諸表象の生産、意識の生産はさしあたりはじかに人間たちの物質的活動と物質的交通 ―現実的生活の言語― のうちへ編みこまれている。”

“人間たちの表象作用や思惟作用、彼らの精神的交通はここではまだ彼らの物質的ふるまいの直接的流出として現れる。”

“人間たちの頭脳のなかの模糊たる諸観念といえども、彼らの物質的な、経験的に確かめうる、そして物質的諸前提に結びついた生活過程の必然的昇華物である。”

“実践的唯物論者すなわち共産主義者にとって問題は現存する世界を覆し、既成の事態と実践的に取り組んでこれを変えることにある。”

― マルクス=エンゲルス 『ドイツ・イデオロギー』

647 :考える名無しさん:2020/04/02(木) 22:55:29.95 0.net
唯物論も理解せず読んだマルクスなんて、豆腐のない湯豆腐

648 :考える名無しさん:2020/04/04(土) 18:14:33.31 0.net
ジジェク、自宅(?)からコロナウィルスに
Slavoj Zizek on Coronavirus: "Things will not go back to normal."
https://www.youtube.com/watch?v=XfWIMPredyI

649 :考える名無しさん:2020/06/01(月) 23:08:16.85 0.net
100分 de 名著 - NHK/Eテレ
カント 「純粋理性批判」 名著98
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/98_kant/index.html

第1回 近代哲学の二大難問
【放送時間】
  2020年6月1日(月)午後10時25分〜10時50分
【再放送】
  2020年6月3日(水)午前5時30分〜5時55分
  2020年6月3日(水)午後0時00分〜0時25分

第2回 科学の知は、なぜ共有できるのか
【放送時間】
  2020年6月8日(月)午後10時25分〜10時50分
【再放送】
  2020年6月10日(水)午前5時30分〜5時55分
  2020年6月10日(水)午後0時00分〜0時25分

第3回 宇宙は無限か、有限か
【放送時間】
  2020年6月15日(月)午後10時25分〜10時50分
【再放送】
  2020年6月17日(水)午前5時30分〜5時55分
  2020年6月17日(水)午後0時00分〜0時25分

第4回 自由と道徳を基礎づける
【放送時間】
  2020年6月22日(月)午後10時25分〜10時50分
【再放送】
  2020年6月24日(水)午前5時30分〜5時55分
  2020年6月24日(水)午後0時00分〜0時25分

650 :考える名無しさん:2020/06/23(火) 01:13:05.91 0.net
>>602
ドゥルーズは『哲学とは何か』の中で、

・西洋哲学=概念による思考
・東洋哲学=形象による思考

とした。

651 :考える名無しさん:2020/06/25(木) 01:48:56.93 0.net
玉城ティナの愛読書がドゥルーズ『哲学とは何か』だった件 [715065777]
http://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1592274889/

652 :考える名無しさん:2020/06/25(木) 01:50:27.13 0.net
>>607
“一なるものの意識が(略)この上なく美しく崇高な意識として
 あらわれるすがたを見たいのなら、イスラム教に目をむけねばならない。
 たとえば、すぐれたペルシャ文学ジャラール・ウッ・ディン・ルーミー”

― ヘーゲル 『精神哲学(哲学の集大成・要綱 第3部)』 長谷川宏 訳、作品社 (2006)

653 :考える名無しさん:2020/07/17(金) 23:12:30 ID:0.net
『現代思想2020年6月号 特集=汎心論』
『現代思想2020年7月号 特集=圏論の世界』

654 :考える名無しさん:2020/07/20(月) 04:24:28.97 0.net
今は加速主義ではないか

加速主義的な論調のもと、ポール・メイソン(Paul Mason)は著書『ポスト資本主義 未来へのガイド(PostCapitalism: A Guide to our Future)』において、資本主義の後の未来について思弁を試みた。彼は次のように宣言する。「500年前の封建主義の終焉とともに、資本主義のポスト資本主義への置き換えは外的衝撃によって加速され、新しい種類の人間の出現によって形作られるだろう。そしてこの動きはすでに始まっている」。共同生産(collaborative production)の台頭が、結果的に資本主義の自壊を促進すると彼は考えている。
ベンジャミン・H・ブラットン(Benjamin H. Bratton)の著書『スタック:ソフトウェアと主権について(The Stack On Software and Sovereignty)』も加速主義に関連している。彼は同書にて、情報技術インフラストラクチャが現代の政治地理学をどのように弱体化させるかに焦点を当て、オープンエンドの「デザインブリーフ」を提案している。ティツィアナ・テラノヴァ(Tiziana Terranova)の「赤いスタックの攻撃はブラットンのスタックモデルと左派加速主義をリンクしている。
米国ではジャデン・アダムス(Jaden Adams)、レザ・ネガラスタニ(Reza Negarastani), 松本良多(Ryota Matsumoto), ニック・スルニチェック(Nick Srnicek)がCCRUの提示した加速主義をプラットフォーム・キャピタリズム、デジタル・レーバーという社会学的視点から最先端のテクノロジーをまじえた思想として再定義している。

655 :考える名無しさん:2020/07/20(月) 08:53:46 ID:0.net
>>654
ラベリングが好きだねえ・・・w

656 :考える名無しさん:2020/07/21(火) 23:52:36 ID:0.net
ワーッと新しい造語が増えて、ポストモダンの時みたい

657 :考える名無しさん:2020/07/29(水) 01:50:39 ID:0.net
>>578
以下のイエスも「解体構築」の形になっている。

(1)デリダの脱構築(déconstruction) → (2)ハイデガーの解体(Destruktion) → (3)ルターの解体(destructio) → (4)イエス(新約「マタイ」)

(3)
ルターはギリシャ的スコラ神学を解体し、原始キリスト教的性格を洗い出した。
“19. 神の「見えない本質が」「造られたものによって理解されると認める」者は、神学者と呼ばれるにふさわしくない〔ローマ 1:20〕。”
“20. だが神の見える本質と神のうしろ(Posteriora Dei)〔出エジプト 33:23〕とが、受難と十字架によって理解されると認める者は、神学者と呼ばれるにふさわしい。”
― マルティン・ルター 「ハイデルベルグ討論」 『ルター著作集 第1集 第1巻』 ルター著作集委員会 編、聖文舎 (1964)

(4)
“律法または預言書をこわすためにわたしが来たと思ってはならない。わたしが来たのはこわすためでなく全うするためである。(マタイ 5:17)”
― 『新約聖書』 前田護郎 訳、中央公論社 (1983)
“Think not that I am come to destroy the law, or the prophets: I am not come to destroy, but to fulfil.(Matthew 5:17)”
― The Holy Bible (King James Version)

658 :学術:2020/07/29(水) 06:50:10 ID:0.net
ヘーゲルも宗教家ではない。

659 :学術:2020/07/29(水) 10:25:50 ID:0.net
というか統合失調症、旧精神分裂病を薬漬けにして偏見マニュアルつくってた、
権力の現体制旧体制全員斬首になるがいい。それを許したものもな。

660 :考える名無しさん:2020/08/02(日) 10:03:15 ID:0.net
【生放送】鵜飼哲×宮?裕助「後期デリダ、『生き延び』の哲学――『ジャック・デリダーー死後の生を与える』刊行記念イベント」 @parages #ゲンロン200731
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv327011824
2020/07/31(金) 19:00開始 (5時間01分)

途中から東浩紀も参加

661 :考える名無しさん:2020/08/25(火) 21:41:30.22 0.net
グレアム・ハーマン 『思弁的実在論入門』 上尾真道、森元斎 訳、人文書院 (2020/7/22)

第一章 プロメテウス主義
Aゴールドスミスのブラシエ
Bブラシエのニヒリズム
Cこれから先の道

第二章生気論的観念論
Aゴールドスミスのグラント
Bグラントの『シェリング以後の自然哲学』
C観念論の新たな意味

第三章対象指向存在論(OOO)
AゴールドスミスのOOO
B退隠したもの
C対象とその性質
D代替因果
E美学の決定的地位

第四章思弁的実在論
Aゴールドスミスのメイヤスー
Bメイヤスーの『有限性の後で』
C神の非存在の瞥見

662 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 21:27:51.31 0.net
>>3
筑摩書房創業80周年記念出版
ちくま新書 新シリーズ、ついに始動

『世界哲学史1〜8』 ちくま新書 (2020.1-8)
http://www.chikumashobo.co.jp/special/world_philosophy/

世界哲学史1─古代1 知恵から愛知へ
世界哲学史2―古代2 世界哲学の成立と展開
世界哲学史3―中世1 超越と普遍に向けて
世界哲学史4─中世2 個人の覚醒
世界哲学史5―中世3 バロックの哲学
世界哲学史6─近代1 啓蒙と人間感情論
世界哲学史7―近代2 自由と歴史的発展
世界哲学史8─現代 グローバル時代の知

663 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 21:28:25.45 0.net
世界哲学史8─現代 グローバル時代の知

第1章 分析哲学の興亡/一ノ瀬正樹
第2章 ヨーロッパの自意識と不安/檜垣立哉
第3章 ポストモダン/千葉雅也
第4章 ジェンダー/清水晶子
第5章 哲学と批評/安藤礼二
第6章 イスラーム/中田/考
第7章 中国の現代哲学/王前
第8章 日本の哲学の連続性/上原麻有子
第9章 アジアの中の日本/朝倉友海
第10章 アフリカ哲学/河野哲也
総論 伊藤邦武

664 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 21:29:24.78 0.net
>>663
「第3章 ポストモダン/千葉雅也」は、>>32の続き。
ポスト構造主義(ex.東)世代 → ポスト・ポスト構造主義(ex.千葉)世代の構造的課題の変化について。

665 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 23:16:41.40 0.net
一体どんな人がこういうの全部読むんだろうか

666 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 23:27:38.95 0.net
お手軽な方だけど

667 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 23:40:38.21 0.net
「現代をやるにしても、古代哲学史から一通り目を通す」というのが時流。

ポストモダンの頃は、「中世や古代と切り離して、これからの哲学を構築しよう」という向きもあったんだけど、
久しぶりに実在論が話題になったりすると、古代からやらざるを得ない。

668 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 23:41:28.24 0.net
それから、哲学史のパラダイムは、先端のところだけが変わるのではなくて、
過去の哲学史の理解も含めて、同時に大きく変わってきている。

669 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 23:46:43.14 0.net
とりあえず8だけ読んで
必要なら昔のもしか考えれない
1から読むとか先ずないな

670 :考える名無しさん:2020/09/06(日) 23:48:57.57 0.net
興味のあるところから読める範囲で読めばいい

671 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 11:48:57 ID:0.net
過去を参照するときに古代哲学史の枠に入れて見てしまうこと自体が、現代哲学史の枠組み設定ですよ

672 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 13:57:28 ID:0.net
>>667
流行り廃りに迎合することもないだろう。

哲学なんだからw

673 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:12:25 ID:0.net
いくら忙しくても一年もあれば全巻読めるだろ
原文全部読むわけでもないんだから

674 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:15:14 ID:0.net
>>673
一年かけて読むほどのもの?

675 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:21:51.61 0.net
>>674
自分のペースでってこと

676 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:24:39.15 0.net
「世界哲学史」に限らないけど、哲学とは何、という問題に正面から向き合わないよね。
だから哲学の始まりとか論じても、思い付き以上のことが言えない。

677 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:25:59.04 0.net
>>675
そこまで価値のある本かどうかを尋ねてるんだけど。

まあ、君たちだと、それは読んでから各自が判断すること、とか言って逃げちゃうだろうねw

678 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:35:26 ID:0.net
正統派的な価値にこだわるなら中公の分厚いやつ全部読みなよ
今回の新書はもう少し尖っている

679 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:37:11 ID:0.net
>>677

そりゃ君らにとっては見慣れた面子が書いてるわけだから今更なんだろうけど
>>665みたいな興味あるけど二の足踏んでる人には結構良い本じゃないか?

680 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 15:52:28.21 0.net
メチエの西洋哲学史全4巻もいいんじゃね
今回の新書回避して学びたいなら手段はいくらでもある

681 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 20:16:31.73 0.net
哲学を学ぶ、か。

どんどん哲学から離れていくような・・・

682 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 22:52:44.70 0.net
世界哲学史1─古代1 知恵から愛知へ

序章 世界哲学史に向けて/納富信留
第1章 哲学の誕生をめぐって/納富信留
第2章 古代西アジアにおける世界と魂/柴田大輔
第3章 旧約聖書とユダヤ教における世界と魂/井啓介
第4章 中国の諸子百家における世界と魂/中島隆博
第5章 古代インドにおける世界と魂/赤松明彦
第6章 古代ギリシアの詩から哲学へ/松浦和也
第7章 ソクラテスとギリシア文化/栗原裕次
第8章 プラトンとアリストテレス/稲村一隆
第9章 ヘレニズムの哲学/荻原理
第10章 ギリシアとインドの出会いと交流/金澤修
コラム1 人新世の哲学/篠原雅武
コラム2 黒いアテナ論争/納富信留
コラム3 ギリシア科学/斎藤憲

683 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 22:53:19.43 0.net
世界哲学史2―古代2 世界哲学の成立と展開

第1章 哲学の世界化と制度・伝統/納富信留
第2章 ローマに入った哲学/近藤智彦
第3章 キリスト教の成立/戸田聡
第4章 大乗仏教の成立/下田正弘
第5章 古典中国の成立/渡邉義浩
第6章 仏教と儒教の論争/中島隆博
第7章 ゾロアスター教とマニ教/青木健
第8章 プラトン主義の伝統/西村洋平
第9章 東方教父の伝統/土橋茂樹
第10章 ラテン教父とアウグスティヌス/出村和彦

684 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 22:54:07.83 0.net
世界哲学史3―中世1 超越と普遍に向けて

第1章 普遍と超越への知/山内志朗
第2章 東方神学の系譜/袴田玲
第3章 教父哲学と修道院/山崎裕子
第4章 存在の問題と中世論理学/永嶋哲也
第5章 自由学芸と文法学/関沢和泉
第6章 イスラームにおける正統と異端/菊地達也
第7章 ギリシア哲学の伝統と継承/周藤多紀
第8章 仏教・道教・儒教/志野好伸
第9章 インドの形而上学/片岡/啓
第10章 日本密教の世界観/阿部龍一
コラム1 ローマ法と中世/薮本将典
コラム2 懐疑主義の伝統と継承/金山弥平
コラム3 ギリシアとイスラームをつないだシリア語話者たち/高橋英海
コラム4 ギリシア古典とコンスタンティノポリス/大月康弘

685 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 22:54:43.52 0.net
世界哲学史4─中世2 個人の覚醒

第1章 都市の成長と個人の覚醒/山内志朗
第2章 トマス・アクィナスと托鉢修道会/山口雅広
第3章 存在と本質/本間裕之
第4章 アラビア哲学とイスラーム/小村優太
第5章 情念と倫理/松根伸治
第6章 中世の認識論/藤本温
第7章 中世哲学の総括としての唯名論/辻内宣博
第8章 朱子学/垣内景子
第9章 鎌倉時代の仏教/蓑輪顕量
第10章 中世ユダヤ哲学/志田雅宏

686 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 22:55:18.52 0.net
世界哲学史5―中世3 バロックの哲学

第1章 西洋中世から近世へ/山内志朗
第2章 西洋近世の神秘主義/渡辺優
第3章 西洋中世の経済と倫理/山内志朗
第4章 近世スコラ哲学/アダム・タカハシ
第5章 イエズス会とキリシタン/新居洋子
第6章 西洋における神学と哲学/大西克智
第7章 ポスト・デカルトの科学論と方法論/池田真治
第8章 近代朝鮮思想と日本/小倉紀蔵
第9章 明時代の中国哲学/中島隆博
第10章 朱子学と反朱子学/藍弘岳

687 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 22:56:08.03 0.net
世界哲学史6─近代1 啓蒙と人間感情論

第1章 啓蒙の光と影/伊藤邦武
第2章 さまざまな道徳感情論/柘植尚則
第3章 社会契約というロジック/西村正秀
第4章 啓蒙から革命へ/王寺賢太
第5章 啓蒙と宗教/山口雅広
第6章 植民地独立思想/西川秀和
第7章 批判哲学の企て/長田蔵人
第8章 イスラームの啓蒙思想/岡崎弘樹
第9章 中国における感情の哲学/石井剛
第10章 江戸時代の「情」の思想/高山大毅

688 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 22:56:43.96 0.net
世界哲学史7―近代2 自由と歴史的発展

第1章 理性と自由/伊藤邦武
第2章 ドイツの国家意識/中川明才
第3章 西洋批判の哲学/竹内綱史
第4章 マルクスの資本主義批判/佐々木隆治
第5章 進化論と功利主義の道徳論/神崎宣次
第6章 数学と論理学の革命/原田雅樹
第7章 「新世界」という自己意識/小川仁志
第8章 スピリチュアリスムの変遷/三宅岳史
第9章 近代インドの普遍思想/冨澤かな
第10章 「文明」と近代日本/苅部直

689 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 22:57:15.80 0.net
世界哲学史8─現代 グローバル時代の知

第1章 分析哲学の興亡/一ノ瀬正樹
第2章 ヨーロッパの自意識と不安/檜垣立哉
第3章 ポストモダン/千葉雅也
第4章 ジェンダー/清水晶子
第5章 哲学と批評/安藤礼二
第6章 イスラーム/中田/考
第7章 中国の現代哲学/王前
第8章 日本の哲学の連続性/上原麻有子
第9章 アジアの中の日本/朝倉友海
第10章 アフリカ哲学/河野哲也
総論 伊藤邦武

690 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 23:01:23.41 0.net
ここは売れない哲学者の宣伝スレになりましたw

691 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 23:03:37.64 0.net
人もテーマも斬新で、今読む価値がある

692 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 23:36:22 ID:0.net
この板は、批評や現代思想ぐらいから入ってきて哲学をかじる人が多いんだけど、
「いまいち分かるようにならない」という人に聞くと、
大抵、中世や古代をやっていない。

例えば、存在論の「存在」という言葉が何を意味するのかというのは、
現代だけやっていても、表層しか見えないし、
群盲象を評すのような話でしかない。

693 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 23:37:04 ID:0.net
よくある説明としては、
現代が扱っている問題系も起源を辿ると、
少なくとも西洋思想史の中世ぐらいまで遡る。

中世のスコラ学の人たちは、イスラムをやっていた。
というのも、イスラムの人たちは、当時の西洋人も忘れていた
アリストテレスを読んでいたからで、
西洋がイスラムを介してアリストテレスを再導入して起こったのが、
ルネサンス(文芸復興)であるし、この辺で、自然と古代ギリシャなどもやるようになる。

694 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 23:37:50 ID:0.net
キリスト教思想史で見ると…

平凡社

中世思想原典集成 1巻 初期ギリシア教父
中世思想原典集成 2巻 盛期ギリシア教父
中世思想原典集成 3巻 後期ギリシア教父・ビザンティン思想
中世思想原典集成 4巻 初期ラテン教父
中世思想原典集成 5巻 後期ラテン教父
中世思想原典集成 6巻 カロリング・ルネサンス
中世思想原典集成 7巻 前期スコラ学
中世思想原典集成 8巻 シャルトル学派
中世思想原典集成 9巻 サン=ヴィクトル学派
中世思想原典集成 10巻 修道院神学
中世思想原典集成 11巻 イスラーム哲学 ←←← この辺の話
中世思想原典集成 12巻 フランシスコ会学派
中世思想原典集成 13巻 盛期スコラ学
中世思想原典集成 14巻 トマス・アクィナス
中世思想原典集成 15巻 女性の神秘家
中世思想原典集成 16巻 ドイツ神秘思想
中世思想原典集成 17巻 中世末期の神秘思想
中世思想原典集成 18巻 後期スコラ学
中世思想原典集成 19巻 中世末期の言語・自然哲学
中世思想原典集成 20巻 近世のスコラ学
中世思想原典集成 別巻 中世思想史

695 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 23:38:41 ID:0.net
>>4にあるこの本も、ひとまず現代から中世まで遡っている。


『ドイツ哲学史』 モーリス・デュピュイ、文庫クセジュ (1987)

世界の思想家たちの多くはドイツ哲学にその源泉を求め、今日的問題群に立ち向かっている。
本書は、中世から説き起こして現代にいたるまでドイツ哲学の歩みをたどり、
カント、ヘーゲル、ニーチェに代表される難解になりがちなドイツ哲学の諸概念を、
フランス現代思想的視点から捉え直し、的確に解説した好著。

第1章 中世
第2章 宗教改革とルネサンス
第3章 ライプニッツと「啓蒙思想」
第4章 カント哲学
第5章 カント以後の哲学―壮大な観念論体系(フィヒテの主観的観念論、シェリングの客観的観念論、ヘーゲルの絶対的観念論)
第6章 19世紀から20世界へ(非合理主義と厭世主義―ショーペンハウアー、唯物論、ニーチェの著作と価値の転換、主観主義とその諸形態―実証主義、新カント派、プラグマティズム、形而上学的伝統の継続)
第7章 20世紀の哲学(生の哲学、現象学、存在論と形而上学、実存の哲学、新論理実証主義、マルクス主義の拡張)

696 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 23:39:23 ID:0.net
>>671
ヘーゲル史観ぐらいから?

697 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 23:39:56 ID:0.net
>>672
中卒はそれでおk

698 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 23:40:46 ID:0.net
>>678
中央公論新社、2007-8年

哲学の歴史 1  哲学誕生 
哲学の歴史 2  帝国と賢者 
哲学の歴史 3  神との対話 
哲学の歴史 4  ルネサンス 
哲学の歴史 5  デカルト革命 
哲学の歴史 6  知識・経験・啓蒙 
哲学の歴史 7  理性の劇場 
哲学の歴史 8  社会の哲学 
哲学の歴史 9  反哲学と世紀末 
哲学の歴史 10  危機の時代の哲学 
哲学の歴史 11  論理・数学・言語 
哲学の歴史 12  実存・構造・他者 
哲学の歴史 別巻  哲学と哲学史 

699 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 23:41:09 ID:0.net
>>680
講談社選書メチエ、2011-12年

西洋哲学史 1 「ある」の衝撃からはじまる
西洋哲学史 2 「知」の変貌・「信」の階梯
西洋哲学史 3 「ポスト・モダン」のまえに
西洋哲学史 4 「哲学の現代」への回り道 

700 :考える名無しさん:2020/09/07(月) 23:51:29 ID:0.net
哲学本読むこと=哲学みたいな人て
スポーツで言えば練習が目的化して
試合は練習があるから棄権します
ていうような状態に陥りがちじゃない

701 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 01:08:35 ID:0.net
哲学史の説明なんて初心者向けの話

702 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 01:09:10 ID:0.net
哲学をやる以上は、可能な限り古典を読まないといけないけど、
いつまでも古典をやっているだけではダメで、
時折は背伸びをしてでも、最新の本を手に取るようにした方がいい。
一番価値があるのは、今起こっていること〜これから起こることだから。

703 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 01:11:44 ID:0.net
プラトン アリストテレスはどんな古典を読んでいたのだろう?

704 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 02:06:07 ID:0.net
>>703
『ソクラテス以前哲学者断片集』 全6冊、内山勝利ほか 訳、岩波書店 (1996)

705 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 02:08:22 ID:0.net
>>702
今最新の本ってメイヤスーとかなの?

706 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 03:16:07 ID:0.net
>>705
それでは読書量がちょっと足らないかな

707 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 03:41:35 ID:0.net
このスレでも話題になった
ガブリエルの『なぜ世界は存在しないのか』(2018) や『新実存主義』(2020)、
ハーマンの『非唯物論:オブジェクトと社会理論』(2019)、
中沢の『レンマ学』(2019)、
などは、メイヤスーの哲学への回答だから。

708 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 07:34:56.87 0.net
古代哲学という枠組みでギリシア、ローマの「哲学者」の著作に取り組む前にまず、
ニーチェが勧めるようにアリストファネスやペトロニウスの作品を理解しようと努める方がいいのでわ?

709 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 07:36:15.16 0.net
>>702
それは最も愚劣な発想でしょうw

710 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 10:51:19 ID:0.net
古典全部読むと時間が足りないからこういうちゃんとした通史でショートカットする
通史も読まないのはさすがにバカすぎる

711 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 10:51:41 ID:0.net
その上でメイヤスーから考えてもいいんじゃないの

712 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 12:27:19.06 0.net
それは哲学史をまとめる方法であって、哲学をすることではない。

713 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 12:35:30 ID:0.net
出たー哲学学叩き
でもこういう在野っぽい場で哲学史を軽視したやつが大成したケースなんてゼロだから無視して問題ない
初期の2ちゃんには竹田青嗣信者みたいなのがたくさんいた
その後韓国ヘイトが広まって竹田青嗣に依拠するやつもいなくなったけど
永井均も哲学学叩きの一人か
でもこいつも哲学史読んでてその成果密輸入してるからな

714 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 13:27:01.34 0.net
哲学史を軽視したやつ:フッサール
哲学史を重視したやつ:ハイデガー

715 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 13:32:50.99 0.net
>>692
>存在論の「存在」という言葉が何を意味するのか

そんなことは中世やろうが古代やろうが何もわからないよ。
中世(でもハイデガーでも)なら神を設定したいだけだし、古代ギリシアの「存在」概念はただあるもののことを指すから、ほぼ唯物論。
現代で「存在」概念を持ち出すのは、神秘志向のオカルト哲学。

716 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 13:33:51.52 0.net
>>697
院卒は流行廃りに敏感なの?

商売とはいえ、ただの軽業だねw

717 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 14:19:29.93 0.net
分析形而上学を知らずに存在論をオカルト呼びするやつは哲学観が古い

718 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 15:02:56 ID:0.net
>>717
新しい哲学感てどんなの?

分析形而上学って、主客を混同させてるだけか、オカルトそのもののどっちかじゃない?

719 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 15:24:36 ID:0.net
現代でも古代からの哲学史を踏まえるということでは、アラブ語、ギリシア語、
イタリア語、スペイン語を母語としていることが、古代の文献で用いられている
言語との近さから圧倒的に有利になるわけだが、それらの言葉を母語としいる
現代の代表的な哲学者の名前を列挙してみてください。

720 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 15:25:14 ID:0.net
知らずにオカルト呼びか
アリストテレスからやり直すべき

721 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 15:33:59 ID:0.net
『アリストテレス的現代形而上学』の翻訳者の加地大介が、分析形而上学の日本における第一人者。

722 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 15:47:32 ID:0.net
>>720
アリストテレスの「存在」は、実在そのもののこと。
唯物論といってもいい。
きみ、アリストテレス読んだことないだろ。

723 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 17:14:53 ID:0.net
哲学史をもっとも軽視したやつ:ウィトゲンシュタイン

724 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 18:57:50 ID:0.net
ルソーが依拠した哲学史について教えてください

725 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 19:42:21.07 0.net
ルソーの社会契約論の体系性がどこからきたのかわりと謎だわな

726 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 19:44:15.54 0.net
>>723
ウィトゲンシュタインは、哲学の暗殺者(byドゥルーズ)であり、かつ、最大の哲学者だよね。

みんな彼から逃げてるけど。

727 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 19:47:33.52 0.net
哲学史はカントへの注釈で結構な割合を占めているよな。

728 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 20:26:49 ID:0.net
これ知ってるかマウントはいいから
今の問題に対してそれがどう生きるのか
を書いて欲しいよね

729 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 20:29:05 ID:0.net
ヴィトゲンシュタインだと一寸先は闇という感じで、
身動きが取れなくなりそう。

730 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 20:57:28.44 0.net
やっぱりカントだろうな。
ヘーゲルだと動き続けないといけない感じ。
カントに意識を置いたフッサールやハイデッガーは
それぞれ、地べたを這いずり回る大変な感じと遅れてきた騎士という感じ。

731 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 21:13:29 ID:0.net
哲学者サッカーだな

732 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 21:16:11 ID:0.net
メルロ・ポンティとかジャン・リュック・ナンシーとかはどうよ?

733 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 21:20:30 ID:0.net
フッサールに関わったデリダや東浩紀は砂を噛むような人生を送ってるなと思う。

734 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 22:32:07.71 0.net
>>729
哲学を神秘の迷宮から救い出したんだよ。
方向は違うけど、フォイエルバッハと同じ。

735 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 22:35:16.75 0.net
>>732
メルロ・ポンティは哲学を捨てて身体と心の関係を分析した。

どういう分野に括ればいいんだろう?

736 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 22:42:35.10 0.net
我田引水的に、身体論の市川浩や鷲田清一の仲間に括ればいいw

737 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 22:57:30 ID:0.net
>>736
身体論の人たちって、精神を神秘化する代わりに身体を神秘化してるんじゃない?

738 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 22:58:12 ID:0.net
>>705>>711
紹介者がこういう話もしてたよね。


千葉がギャロウェイに

“SR(思弁的実在論)をめぐるコメントや論文はすでに数多く出されており、
 それに、あなたがブログで書かれていましたが、
 SRはすでに退潮していると言えるでしょうから(以下略)”

― 「権威(オーソリティ)の問題:思弁的実在論から出発して」 『現代思想』 2016年1月号

739 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 22:58:41 ID:0.net
メイヤスーの『有限性の後で』は、もう古典。
長かったポスト構造主義のまどろみを打開したという点で、
21世紀を代表する歴史的名著の一冊だし、その後に書かれたものも面白いけど、
既に、メイヤスー後の世界観というのも多数提示されているから、
関心はそういうところに移っている。

740 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 23:00:00 ID:0.net
メイヤスーの『有限性の後で』の何がすごかったのかというと、
誰よりも哲学史的だったということ。

だから、哲学史の話になっている。

あれを数学の本とか言っているのはFラン理系。

741 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 23:01:03 ID:0.net
>>698もしっかりした本だけど、
西洋一辺倒だし、ここまで分厚い本にするなら、
各巻に相当する専門書を手にしてもいいという話になる。

>>682-689は西洋と東洋どころか、
アフリカ、イスラム、インド、中国と複眼的になっているところが
哲学史の構成として画期的。
新書だから、1〜2日で読んでしまえるのもいい。

742 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 23:01:56 ID:0.net
>>719
> 現代でも古代からの哲学史を踏まえるということでは、アラブ語、ギリシア語、
> イタリア語、スペイン語を母語としていることが、古代の文献で用いられている
> 言語との近さから圧倒的に有利になるわけだが、それらの言葉を母語としいる
> 現代の代表的な哲学者の名前を列挙してみてください。

井筒は、それらの古典語を含む30か国語をやっていた。
海外でドキュメンタリー映画が制作され、
13か国で100人を超える専門家が出演するような日本の哲学者が他にいる?

743 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 23:02:43 ID:0.net
>>708
> ニーチェが勧めるようにアリストファネスやペトロニウスの作品を理解しようと努める方がいいのでわ?

ニーチェの一番いらない部分だと思う。
ハイデガーの読みは哲学史的にシャープだけど。

744 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 23:03:22 ID:0.net
フランスの哲学者は言葉を弄ぶインチキ哲学者、みたいなことをフーコーが言ってたなw

745 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 23:08:43 ID:0.net
メイヤスーとか読んでないけど結局何やったの
思弁的存在論とかいうやつだっけ
アカデミー村向けに商売本出しただけで
世間的にも歴史的にも無かったことにされるんじゃねの
日本の哲学者もあまり触れてなくない

746 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 23:32:38 ID:0.net
まあ吉本隆明よりはインチキじゃなかろうよ

747 :考える名無しさん:2020/09/08(火) 23:35:05 ID:0.net
>>737
資本主義の暴力に抗するべく身体に重きを置いているんだと思っていた。
神秘化みたいな信仰の域に達しているのかな。

748 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 09:13:01 ID:0.net
身体論は実践的な哲学だろ。
たとえば、ダンサーやコレオグラファー(一応、振付家)や音楽の演じ手
らの近年というか、ここ4−50年?の流行で考え続けてきてるのが、「演
じながら考える」とは、どういうことなのか、そしてその有効なあり方は
どうなのか、ということだと思う。
だが、それらよりも遥かに重要なのは「仕事で身体を動かしながら考える
とはどういうことなのか」、だと思う。これの研究は世界中で殆ど行われて
ない。最近の職場は肉体労働においても、マルチタスク化してて、その為、
色んな重大事故が起きてるんだと思う。身体を動かしながら、注意力や思
考能力を一定レベルに保つのは非常に重大な問題。
以上のほかにも色々あると思うけど。
身体論的詩人の鈴木志郎康がマクシン・シーツ・ジョンストンの本を買った
けど、さっぱり内容が分からなかったと言ってたけど、マクシンもダンスの
振付家で身体論の著作が多数ある。

749 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 09:16:48 ID:0.net
>>746
吉本隆明はインチキなの?

750 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 09:25:41 ID:0.net
>>748
そういうのは身体論とはいわないんじゃない?
身体の使い方に関する考えかたには違いないけど、哲学ではないよ。
身体は精神より可塑性が小さいというか個人差が大きいから、一般化することも難しい。

751 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 09:29:24 ID:0.net
>>747
資本主義の暴力に抗することができるのは、身体ではなく精神だよね。

752 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 11:36:47.00 0.net
身体論否定してるのは障害引き篭り

753 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 12:20:51.02 0.net
>>752
これが身体論ファンの精神レベルなの?w

754 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 12:41:07.24 0.net
在庫が残ることが資本主義の弱点だよ。そこを突かれると形無しだ人死んでる。

755 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 12:41:58.75 0.net
しかし牙城みたいになっていてまだ数パーセントぐらいしか崩れてない急げ。

756 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 12:42:00.01 0.net
自分にできないことや理解できないことを排除する
魔女狩りは障害者専売

757 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 12:43:50.82 0.net
>>756
これが形而上学愛好家のクオリテ?w

758 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 12:44:01.15 0.net
薬害はエイズのみじゃない。政権が各種障碍者病人が担うものな面がないと。

759 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 12:44:30.14 0.net
間違いがない経験が大事。

760 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 12:45:52.94 0.net
魔女の調合なんてほとんど薬では効果が薄れるか安い薬剤簡易な体験にしか過ぎない。

761 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 12:52:32.49 0.net
薬剤の短絡さより薬草のきめ細かさだろ。

762 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 12:54:32.12 0.net
間違った可能性間違う可能性が在るものが政権にいるなよ。低ランク政府に押し込めそいつら。相当な道徳性や倫理性
悪を肌で知る心がいる。菩薩が微笑まないあつくならない総理総理夫人では。

763 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 12:55:14.31 0.net
国連なんて機能しているのか?常任理事より旧同盟の組織だ。

764 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 12:55:33.44 0.net
悪の枢軸な。

765 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 12:56:10.13 0.net
そんなことより、巷ではドコモ口座を使った犯罪に大騒ぎだけど、哲学的な問題じゃないよね?

766 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 12:56:33.02 0.net
魔女も間違えてると思うよ世界のありよう見て。魔女狩りが何で悪いのか。

767 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 12:57:52.95 0.net
その因果関係のものを否定することが大事で。上から下までヒエラルキーを巡回するようでないと。
しかも上にウエイトを掛けないと。

768 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 12:58:29.25 0.net
フフ効いてる効いてる

769 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 13:56:54.89 0.net
資本主義が偶然欠陥があるならマルクスの必然の刃も効くだろう。

770 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 14:05:42 ID:0.net
しかし弾数が余っている資本主義の武器生産にどうして勝てるだろう。数の論理。
術策
軍師的なを雇えば?

771 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 14:06:17 ID:0.net
何かを込めた弾は付加価値で作れるだろうし。

772 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 14:06:58 ID:0.net
そこでつまらない帰結をさせる資本主義の戦争に対峙。

773 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 14:07:50 ID:0.net
真。女神転生、バイオハザードシリーズ参照。武器については。

774 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 14:08:29 ID:0.net
銃を持つということは離れていることだ。蛮族のようじゃなく。蛮族の銃というのは
これまたつまらない。

775 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 14:09:54 ID:0.net
ドイツやエジプトの戦車なんて高いセンスがいいものだ。二次大戦後そんなものの活躍が
たまにしかないほど、傷つきたくない平和教に汚染されてる。

776 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 14:10:36 ID:0.net
銃というのは何かを象徴しているものです。

777 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 14:11:05 ID:0.net
剣というモノのように機能がないといけない。

778 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 14:16:36 ID:0.net
銃という生き死にに信仰を付加価値で加えることだろう。

779 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 14:27:52 ID:0.net
取り交わすものが命だけじゃなくダメージであってもいい面。ノーマル銃というのが人間の士気をそぐ。

780 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 14:31:40 ID:0.net
でも銃なんて負けてたし負けちゃうんじゃないの?身体力精神力怪奇譚。

781 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 14:39:56 ID:0.net
呪いや祈りの刻印があるムドオンマ銃銃弾マハンマ銃銃弾というのは作れるし売れるんじゃないの?織田信長から五百年余。

782 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 14:49:25 ID:0.net
信仰や呪い祈りまで寡占状態にしてしまうのが資本主義さ。社会主義者よ、あと何発バレットが残っているんだい?倒さないと同じさ。同じ世界が続く。

783 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 14:50:03 ID:0.net
早く世界を変えないと。自分も変わらない。

784 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 15:44:30 ID:0.net
学術も劣化が激しいな

785 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 16:26:37.91 0.net
パソコンが古いんだろ 廃人はカオス的だ。

786 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 16:46:40 ID:0.net
狂廃人になるとは思わなかったけどよ、なにか社会や過去の中で呪詛や信仰などの役割が果たせればいいかな。

787 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 16:47:36 ID:0.net
現実の問題の裏映しが人格や精神に現れるのは真理だとおもう。だれにとっても。

788 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 16:49:39 ID:0.net
ストレスの様なものと煩悶して人間は破綻したり形成されていく面はある。
人生はあついしな。舞台芸術なんかに脚本かくさ、世界を引き継ぐものに伝えたいことがある。

789 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 16:50:41 ID:0.net
自分の形骸は炎となって魂に召喚されるだろう。

790 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 16:51:35 ID:0.net
神に近くもなく悪魔にもなりきれない。

791 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 16:51:57 ID:0.net
それが人間というモノさ。

792 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 16:52:59 ID:0.net
言葉でも言呪や祈りだったりするんだ。もてあそぶおしゃれ感覚が大事。

793 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 16:53:41 ID:0.net
今や昔。のことをつづろう。そういうものが本質だろう。

794 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 17:05:18 ID:0.net
哲学もいいけどゲーテなど文学もいいぜ。文学科哲学だし。

795 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 17:33:17 ID:0.net
>>750
演劇の身体論とかもあるけど、違うの?
湯浅泰雄のも実際的な身体論のはずだが。

796 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 17:35:14 ID:0.net
>>750
身体論は学際的なものだと思うが。
ダンスの身体論と哲学とか。

797 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 18:19:07.91 0.net
踊り狂うとかは経験あるけどな、飛ぶというより自然に体が浮く。狂人ナイト。月に狂うぜ。

798 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 19:21:55.77 0.net
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=Lk4LFbdzmHU&feature=emb_title
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=Lk4LFbdzmHU&feature=emb_title
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=Lk4LFbdzmHU&feature=emb_title
https://www.youtube.com/watch?v=EwVTGk18IJQ
https://www.youtube.com/watch?v=nTOZ5crZbeg
https://www.youtube.com/watch?v=8vMhe90s29k
こんな感じさニーチェとかぐらいは下にひいてるけどね。
人生一世一代の舞台に良く挑みました。演目になってる現実も。
嫁の一人とは狂った夜に出会ってね。すべで史実にあったことでかつフィクション的。狂った恐怖で悪魔の誘惑にのりマンションからぶっ飛んで病院にいきました。精神病院にも何度か。

799 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 19:24:33.31 0.net
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=zXpt4K0pm80&feature=emb_title

800 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 19:29:43.48 0.net
https://www.youtube.com/watch?v=vdkmhquF60o
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=pln7NWRA1dE&feature=emb_title

演目になっているという意味。

801 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 19:32:22 ID:0.net
振り返ってみて人生で演じる踊ることは予想以上に面白かった。言葉ではなあ。
語りつくせぬ。

802 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 19:34:43 ID:0.net
命は残り少ないときが華。何度も死ねよ。

803 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 19:35:12 ID:0.net
ジャンケレビッチじゃないけどさあ。死。

804 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 19:36:11 ID:0.net
哲学もいいけど古典舞踊とか詩学とか、公開されていないカリキュラムを出現させるのは
いいぜ。

805 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 19:38:37 ID:0.net
建築なんてダンサーがやったらクラブDJ形無し。

806 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 19:48:21 ID:0.net
https://www.youtube.com/watch?v=xA1Eyhr6qsk

この曲きいて曇りのち晴れになったなあ。

807 :学術@死神騎士:2020/09/09(水) 19:56:22.27 0.net
奇跡とハイデガーの神秘。

808 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 20:48:54 ID:0.net
>>795>>796
違うよ。
演劇系も踊り系も、身体を自在に動かすための身体訓練教本みたいなもの。
哲学や思想とは無関係。

809 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 23:59:05 ID:0.net
>>769-783>>785-794

The Brave/ Agony Applause
https://www.youtube.com/watch?v=iqeg5T4WYkw
ビーガン・ロック

Corrupted
https://www.youtube.com/watch?v=9GzhEYG73PY
ヘビー・メタルだけは和製に限るよね

810 :考える名無しさん:2020/09/09(水) 23:59:43 ID:0.net
中世イスラムの人たちがアリストテレスをやっていなかったら、
ゴシックも、ゴスロリもエモもなかったかもしれないという話。

811 :考える名無しさん:2020/09/10(木) 00:40:08.22 0.net
>>748
『東アジアの身体技法 』 石田秀実 編、勉誠出版 (2000)

記号学の限界みたいなところで身体技法という話はあった。
アフォーダンスとかも。

あとは、インドとかヨーガ。
インド哲学史を遡ると、一番古いところのに出てくるのが、ヨーガ哲学の祖ヤージュニャヴァルキヤ(前750-前700)。
こういう人たちが実在論をやったり、もう既に否定神学に行きついていたりするし、
ギリシャ哲学の起源より古かったりもする。
だから、哲学史が必要となる。

812 :考える名無しさん:2020/09/10(木) 00:40:52.81 0.net
『世界哲学史』編者

伊藤邦武(分析哲学・アメリカ哲学)
中島隆博(古代中国哲学・比較思想)
山内志朗(西洋中世哲学)
納富信留(古代ギリシャ哲学)

813 :考える名無しさん:2020/09/10(木) 00:41:25.35 0.net
>>741
「世界哲学」について

“これまで西洋、つまりヨーロッパと北アメリカ中心に展開されてきた「哲学」という営みを根本から組み変え、(略)
 中近東、ロシア、インド、中国、韓国、日本、さらに、東南アジアやアフリカや
 オセアニアやラテン・アメリカやネイティヴ・アメリカなどに目を配る(序章)”

“「世界哲学」は、2018年8月に北京で開催された世界哲学大会(World Congress of Philosophy)に向けて、
 日本の哲学界が打ち出した理念である。1900年のパリ大会以来、
 世界の哲学者が集い議論する場となってきた世界哲学会は、120年ちかい歴史で、
 いまだ日本で開催されていない。将来その国際学会を招致することを念頭に置きつつ、
 日本の哲学のあるべき姿として提案したのが、この世界哲学であった。(あとがき)”

― 納富信留(ちくま新書『世界哲学史1』)

814 :考える名無しさん:2020/09/10(木) 00:41:50.51 0.net
ちくま新書『世界哲学史1』p13。ヘーゲルの『哲学史講義』

“ヘーゲルは『哲学史講義』で序論の末尾に「東洋哲学」という部分を付けた。
 そこで中国哲学とインド哲学をごく短いながらも紹介したのは、まがりなりにも西洋以外の伝統を顧慮する態度であった。”

815 :考える名無しさん:2020/09/10(木) 00:42:12.91 0.net
ちくま新書『世界哲学史1』p27。ヤスパースの「枢軸の時代」

“この時代には、驚くべき事件が集中的に起こった。
 シナでは孔子と老子が生まれ、シナ哲学のあらゆる方向が発生し、墨子や荘子や列子や、そのほか無数の人びとが思索した、
 ――インドではウパニシャットが発生し、仏陀が生まれ、懐疑論、唯物論、
 詭弁術や虚無主義に至るまでのあらゆる哲学的可能性が、シナと同様展開されたのである、
 ――イランではゾロアスターが善と悪との闘争という挑戦的な世界像を説いた、
 ――パレスチナでは、エリアから、イザヤおよびエレミアをへて、第二イザヤに至る予言者たちが出現した、
 ――ギリシャでは、ホメロスや哲学者たち――パルメニデス、ヘラクレイトス、プラトン――
 更に悲劇詩人たちや、トゥキュディデスおよびアルキメデスが現われた。
 以上の名前によって輪廓が漠然とながら示されるいっさいが、シナ、インドおよび西洋において、
 どれもが相互に知り合うことなく、ほぼ同時的にこの数世紀間のうちに発生したのである。(第1部 世界史/ 第1章 枢軸時代)”

― ヤスパース 「歴史の起原と目標」『ワイド版世界の大思想 第3期〈11〉ヤスパース』 重田英世 訳、河出書房新社 (2005) p16-17

816 :考える名無しさん:2020/09/10(木) 00:42:55.62 0.net
>>814-815
世界を視野にいれた哲学史というのは、この辺からか

817 :考える名無しさん:2020/09/10(木) 00:43:35.24 0.net
>>727
ちくま新書『世界哲学史1』p31

“ヨーロッパの哲学伝統の最も安全な一般的性格づけは、それがプラトンについての一連の脚注からなっているということである”

― ホワイトヘッド 『ホワイトヘッド著作集 第10巻 過程と実在(上)』 松籟社 (1984) p66

818 :考える名無しさん:2020/09/10(木) 00:44:49.36 0.net
>>719
ちくま新書『世界哲学史3』p174

“学知が言語に従属するのではなく、言語が学知に従属するのです(中略)。
 哲学もまたギリシア人のみに帰属するものではなく、ギリシア人であれ、非ギリシア語話者であれ、
 それを得ようと努力するすべての人が獲得できるものなのです。(セウェロス・セーボーフト 666/7没)”

819 :考える名無しさん:2020/09/10(木) 02:02:07 ID:0.net
20世紀の哲学ほど芸術と結びついたものはない
小説、アート、ダンス、演劇...
哲学が批評理論となりそれらを推し上げてといってもいい
芸術は20世紀にかけて歴史的文脈から解き放たれて自由になったが
同時に評価軸を失った。その代わり軸になったのが同じく本質主義から脱却した哲学だった。
その蜜月の関係は今も続いている
20世紀の哲学の一番のパワーワードは考えるな感じろかもしれない
ポストポスト構造主義というなら
本を読むよりまだ評価されてないアートを探して
何故それが良いのかを言語化した方が手っ取り早いかも

820 :考える名無しさん:2020/09/10(木) 10:20:30.86 0.net
>>811
ヨーガ哲学の最先端が、オウムじゃないの?

哲学史なんか不要だよw

821 :考える名無しさん:2020/09/10(木) 10:22:09.66 0.net
>>819
>考えるな感じろ

それ、哲学じゃないよw

822 :考える名無しさん:2020/09/10(木) 11:07:29.92 0.net
「20世紀の哲学」じゃなくて「20世紀の現代思想」の話だな

823 :考える名無しさん:2020/09/10(木) 11:17:38.32 0.net
>>822
そうだね。

思想だから、なんでもあり、だよねw

824 :学術@死狂廃神龍騎師:2020/09/10(木) 19:40:56 ID:0.net
死に物狂いでだれもたどり着いたことのない禅境へ。

825 :学術@死狂廃神龍騎師:2020/09/10(木) 19:46:40 ID:0.net
龍安寺なんかリニューアルしろよ。書き物読みものじゃない真の立体哲学としては
枯山水庭園は貴重。足立庭園でもいいけど。

826 :学術@死神騎士:2020/09/10(木) 19:48:01 ID:0.net
アートかというと宇宙観のほうがいいんじゃないの。

827 :学術@死神騎士:2020/09/10(木) 19:48:21 ID:0.net
ジオラマデイズ。

828 :学術@死狂廃神龍騎師:2020/09/10(木) 19:49:58 ID:0.net
預言と予言は違うがね、過去未来因果。

829 :学術@死神騎士:2020/09/10(木) 19:51:03 ID:0.net
人類の体験していることは似ていることがおかしい。
全く違ったものを誤解しているんじゃないか。脱構築というように。

830 :学術@死狂廃神龍騎師:2020/09/10(木) 19:56:42 ID:0.net
過去のレベルトップ連夫妻って、覗きたかり性暴力年の差婚(女性が若い)
を極限まで制裁処理してないんじゃないの?未来見えたな。そんなことの心を砕いた夫婦が世界トップレベルじゃない?

831 :学術@死狂廃神龍騎師:2020/09/10(木) 19:59:16.47 0.net
法律で取り締まられんとかは法律の凋落だよな。

832 :学術:2020/09/10(木) 20:00:01.52 0.net
言葉を賜るだけじゃ過去の繰り返しだ未来を変える力を。

833 :学術@死神騎士:2020/09/10(木) 20:00:51.04 0.net
文学科はアートを読むだろうか。

834 :学術@死狂廃神龍騎師:2020/09/10(木) 20:01:54.00 0.net
神話と宗教と哲学はちがっていて定義づけが大事だ。

835 :学術@死狂廃神龍騎師:2020/09/10(木) 20:09:59.70 0.net
神には不可能がないが不可能があって呪うだろう。宗教は下界、人間の可能性を精錬するが、不可能ですぐに死赴く。哲学は神への懐疑から悪魔的で、トリックがある。

836 :学術@死狂廃神龍騎師:2020/09/10(木) 20:11:52.62 0.net
神には不可能がないが不可能があって呪うだろう。宗教は下界、人間の可能性を精錬するが、不可能ですぐに死に赴く。哲学は神への懐疑から悪魔的で、トリックがある。

837 :学術@死神騎士:2020/09/10(木) 20:12:38.09 0.net
哲学以外なら。考古学なんてのが努力のたまもので群を抜く。

838 :学術@死狂廃神龍騎師:2020/09/10(木) 20:14:48 ID:0.net
考古学は可能性を増やすが神話は不可能になると思う。

839 :学術@死狂廃神龍騎師:2020/09/10(木) 20:19:07 ID:0.net
復讐は完遂するのが強者、対象を限定して、そうじゃないばあい未来にタイムラグのようにずれるが、悲痛だが過去の轍となる。

840 :学術@死狂廃神龍騎師:2020/09/10(木) 20:31:39 ID:0.net
可能性の駆使が神、おつきのものがいるだろう。不可能性の克服が考古学。
考古学の用兵など現代社会ではできていない。

841 :考える名無しさん:2020/09/10(木) 21:47:22 ID:0.net
>>797-806>>824-840

https://www.youtube.com/watch?v=5W_WF9HJe24

https://www.youtube.com/watch?v=n2jHbSU7RL8

842 :考える名無しさん:2020/09/11(金) 17:50:40.06 0.net
>>808
お前みたいなのが哲学版を蝕んでるんだろうな。
抽象的なものほどカッコいいというカルト信仰だ。
さらにお前には何の具体性も提示することも、抽象性を
提示することも出来ない。
お前には生活の実体が欠けてるから。
お前には思考するための何の手がかりも無いにも
拘わらず、抽象的なものを至高のものとする。
つまり、お前は最下等のカスだ。
千葉雅哉の「動き過ぎてはいけない」も、
実践的な身体論なんだが。

843 :考える名無しさん:2020/09/11(金) 20:30:44.80 0.net
抽象を否定する抽象
身体と身体性の混同

844 :考える名無しさん:2020/09/11(金) 21:09:52.67 0.net
>>842
身体論というのは、身体を神秘化しているか、ただの身体訓練のマニュアルであるかのどちらか。
身体の訓練教本など読むより、実際に身体を鍛えてみれば、身体についてなにかがわかることは確かだ。
身体の神秘化については麻原が、身体訓練については三島が、それぞれきちんと分析している。

845 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 14:13:57.92 0.net
>>844
> 身体の神秘化については麻原が、身体訓練については三島が、それぞれきちんと分析している。

具体的にどこで?

846 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 16:11:16.72 0.net
哲学を身をもって実践すること
数学なら実際計算してみること
そういう体験や経験も身体化て言ってない

847 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 17:38:13.34 0.net
体を捧げるのは献体
身も心も捧げるのが愛

848 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 17:44:18.54 0.net
私の精神衛生の為に
社会的にも物理的にも死んで消えてくれるのが無償の愛

849 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 18:52:49.69 0.net
愛燦々と〜

850 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 22:30:38.81 0.net
>>845
麻原については書名を出すのはやめておく。

三島は太陽と鉄。

851 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 22:46:13.88 0.net
>>848
その憎しみはいったいどこからやってくるのかな

852 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 22:51:27.53 0.net
>>850
> 麻原については書名を出すのはやめておく。

そういう態度を「神秘主義に逃げ込む」っていうんだよ

853 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 22:57:35.22 0.net
ここらで「神秘」について考えねばならんな。
「神秘」の使い方にズレがあるようだから。

854 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 22:59:56.58 0.net
>>852
座布団1枚w

855 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 23:04:59.35 0.net
ズレはなかったということで

856 :考える名無しさん:2020/09/12(土) 23:09:55.41 0.net
八つぁんや、この2枚の紙にズレがあるという人がいるんだが、どう見てもぴったり同じにしか見えないんだよ。

ご隠居、そいつぁ宝くじよ、2枚ともはズレでさあ。

857 :考える名無しさん:2020/10/03(土) 23:28:05.73 0.net
>>813
「世界哲学」というのは、ありきたりな言葉に見えるけど、
普段、西洋哲学とか東洋哲学とかいっていることについて、
それらを分けないで、世界哲学といってるわけだね。
そして、こういう当たり前のものが、これまでになかったという。

858 :考える名無しさん:2020/10/03(土) 23:28:53.73 0.net
ヘーゲルの『歴史哲学講義』が、旧世界として
歴史の枠外においたアフリカについては、吉本が問題にしていた。

『アフリカ的段階について:史観の拡張』 吉本隆明、春秋社 (1998年)

859 :考える名無しさん:2020/10/04(日) 20:50:38.39 0.net
ガブリエルの「世界は存在しない」ということ

ガブリエルは、多元的な「意味の場」に現れる多様なあり方の実在性を同時に認める一方、
それらのあらゆる対象を包含する全体で一つの実在としての「世界」というものはないのだという。

(1)マルクス・ガブリエル 『新実存主義』 岩波新書 (2020)


これと似た発想の話が『金剛般若経』にもある。

“『如来が説かれたはてしない宇宙は宇宙ではない』と如来は説かれています。
それだからこそ、《はてしない宇宙》と言われるのです。
それはなぜかというと、師よ、もしも、宇宙というものがあるとすれば、
《全一体という執着》があることになりましょう。”(金剛般若経 30b)

「全一体 piṇḍa-grāha」という言葉は
全てを一つの全体と見なして、それが実体であると執着すること。
鳩摩羅什訳では「一合相」、玄奘訳では「一合執」と訳されている。

(2)『般若心経・金剛般若経』 中村元、紀野一義 訳注、岩波文庫 (1978)

860 :考える名無しさん:2020/10/05(月) 01:14:52.56 0.net
構築主義を否定してるけど
それただの構築主義じゃねていう
意味の場て明らかに人が構築したものでしょ

861 :考える名無しさん:2020/10/05(月) 02:10:26.29 0.net
>>860
構築主義批判はメイヤスー。
ガブリエルの実在論は「月面に棲む一角獣」のような空想の産物の存在さえ認める。

《マルクス・ガブリエルの新実在論》
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1518478416/137

862 :考える名無しさん:2020/10/05(月) 02:22:35.03 0.net
それを認めると一体どうなるの?
定義はいんだけどどうやって使うのそれ

863 :考える名無しさん:2020/10/05(月) 08:40:08.95 0.net
588 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2020/10/05(月) 02:50:17.45 0
一切は空なり

589 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2020/10/05(月) 08:39:05.49 0
「世界は存在しない」と「一切は空」という言葉は、
簡単なように見えて、その意味を理解するのは難しい。
理解ができれば、その二つがイコールであると言うことができる。
理解ができれば、目から鱗な話。

864 :考える名無しさん:2020/10/06(火) 00:34:34.55 0.net
実践に結び付かない概念は無意味

865 :考える名無しさん:2020/10/06(火) 23:51:22.44 0.net
ハウツー思考の人間に哲学は理解できまい

866 :考える名無しさん:2020/10/06(火) 23:59:28.46 0.net
J. L. Austin (著), J. O. Urmson (編集), Marina Sbisà (編集)

How to Do Things with Words: Second Edition (The William James Lectures)

John L. Austin was one of the leading philosophers of the twentieth century.
The William James Lectures presented Austin’s conclusions in the field to
which he directed his main efforts on a wide variety of philosophical problems. These talks became the classic How to Do Things with Words.

867 :考える名無しさん:2020/10/07(水) 00:06:58.01 0.net
>ハウツー思考の人間に哲学は理解できまい

享年49才か。哲学を理解できないまま亡くなってしまったのかな。

868 :考える名無しさん:2020/10/07(水) 01:59:11.95 0.net
何故神は死んだのか
キリスト教からの実践より
ニーチェの哲学からの実践のが
有用だったから

概念同士は優劣関係をつけれない
その概念の体系でその概念の正当性を説明できない
結局概念の優劣はその実践の有用性でしか判断できない

869 :考える名無しさん:2020/10/07(水) 09:26:33.58 0.net
言葉の表現は、頻繁に使われているうちに、それが何を表していたのかが
不明になることが多々ある。そうなったとき、そのような表現は、
依然として慣用句として広く用いられながらも、誰に尋ねても、
それがどういう「意味」なのかはっきりとは分からないことになる。

そこで、人々は、そのような表現の「意味」を求めて、その発音から、
その表現が「何を表していたのか」を推測により特定して、
そのように特定した対象から、表現を再構成するように理屈を考え、
その理屈を「語源的な説明」とすることが普通である。しかし、
このやり方は、そもそも、方法論的に誤っている。というのも、
言葉の表現の「意味」とは、その言葉の用法であり、表現を
より小さい発音の連なりに分解したところで、それらの発音が表す
対象を特定することができるわけではなく、あくまでも、その発音が
言葉として「どのように用いられたのか」を推測することしかできない
からである。つまりは、不明な表現について、「何を表していたのか」
と問うこと自体がそもそもの誤りなのだ。

870 :考える名無しさん:2020/10/07(水) 09:39:53.03 0.net
言葉の表現が、「何を表していたのか」という推測は、むしろ、逆に、
その表現が、慣用句として用いられるようになるのに、「どのように
ふさは(相応)しいのか」を妥当に説明できることに基礎づけられ
なければならない。つまりは、その慣用句が適用される様態を、
その言葉が「どのように適切に表現しているのか」が問われなければ
ならないのである。

871 :考える名無しさん:2020/10/07(水) 09:43:21.29 0.net
具体例から考えてみよう。

https://kotobank.jp/きなくさい-2028052
形口〙 きなくさ・し 〘形ク〙 (「衣(きぬ)臭い」の意か)
@ 布、紙、わたなど、植物性のものが焦げるようなにおいがするさま。こげくさい。
A なんとなくあやしい。うさんくさい。
B 何か事が起こりそうな気配がするさま。

872 :考える名無しさん:2020/10/07(水) 10:03:42.80 0.net
ここに引用した「きなくさい」という表現の説明では、「きなくさい」の
「きな」が「何を表していたのか」分からなくなっているにもかかわらず、
「きなくさい」という表現が依然として慣用句として用いられているため、
それを「語源的に説明」するために、「きな」という発音から、それに
発音の近い「衣(きぬ」を連想して、「『衣(きぬ)臭い』の意か」として
いる。

ここで問われなければならないのは、「きなくさい」は、もともとは、
「衣(きぬ)臭い」であったと理解した場合、その表現は、引用において
列挙される@〜Bの様態を表して人に伝えるのに適切なのかどうかである。
それを考慮する場合、慣用句は、それが一般的に広く使われるようになるまでは、
慣用句ではなかったことを忘れてはならない。
人は、「衣(きぬ)臭い」という表現を聞いて、@〜Bのような様態を想起するだろうか。
私には、それに対する応えは、否定的であるように思われる。

873 :考える名無しさん:2020/10/07(水) 10:25:17.33 0.net
ここで、@〜Bは、それを全体として見るなら、どのように記述されるだろうか。
@は、肉や魚などを焼く臭いに対比され、香を焚くような好ましい香りでもなく、
何かが燃えさかる煙の臭いでもない、燃えるものが枯草であれ、何であれ、
大きな炎が立つ前の火の点きそうな臭いだろう。
Aは、なにか良からぬことが生じそうな気配が感じられるが、その原因がなんであるのか、
特定しかねている状態だろう。
BもAに似通っているが、何か一大事が起きそうな要因が潜んでいることが感じられるという
ことだろう。
総合すると、「まだ火も煙も認知されないが、何かが炎上しそうな要因が潜伏している
気配が『臭い』として感じられる」ということになる。
そこで問いである。それを表すのに「きなくさい」という表現が相応しいとすれば、
「きなくさい」という表現は、どのように解釈するのが適切なのか。

874 :考える名無しさん:2020/10/07(水) 10:40:08.12 0.net
私には、そう問ひを発した時点で、既に答えは出ているように思える。
「きなくさい」とは、「き(wood)・な(rubbing)・くさい(smell)」であり、
この場合の「き(wood)」とは、生育している樹木ではなく、乾燥させて用いられる
「材木」であり、「な」は、やわらかいイメージを想起させる発音として用いられる
ことが多いが、たとえば、「ネジ(山)をなめる」という表現を考えてみれば分かる
とおり、作用している力が小さいことを含意しているわけではない。
木造建造物に使われるようなそれなりに重量のある乾燥させた材木が
互いに擦れたときに摩擦熱によって焦げる臭い、つまり、
「火種を生じさせる臭い」が「きなくさい」のである。
無論、これは、私の推測であり、絶対的な結論などではない。
しかし、「きなくさい」を「衣(きぬ)臭い」とするのと、
「き(wood)・な(rubbing)・くさい(smell)」≒「火種を生じさせる臭い」
とするのでは、この表現が用いられているとおりの慣用句となるのに
相応しい解釈だろうか。

875 :考える名無しさん:2020/10/07(水) 10:52:03.48 0.net
誤:相応しい解釈だろうか。
正:どちらがより相応しい解釈だろうか。

876 :考える名無しさん:2020/10/07(水) 11:35:56.37 0.net
少し書き方が雑になってしまったが、より正しくは、
「き(wood)・な(rubbing)・くさい(smelling)」≒「火種を生じさせる臭(にお)ひがする」 であって、「火種を生じさせる臭(くさ)い」と読ませたいわけではない。

877 :考える名無しさん:2020/10/07(水) 15:39:38.31 0.net
>>867
そもそも哲学を理解してる人はどこにもいないんじゃないだろうか?

878 :考える名無しさん:2020/10/23(金) 08:37:56.73 0.net
コロナにかかると肺が繊維化してしまうんだよ
本来風船のように収縮するはずの肺がテニスボールのように収縮しなくなり呼吸が苦しくなる
最悪なのは一度繊維化した肺はリハビリしても元には戻らないこと
元患者が後遺症についてブログで書いてるけどマジで地獄
自分がかかったり見ず知らずの他人に伝染すだけならまだしも油断してコロナ感染して
家族や同僚や友人に伝染して死なせたり一生残る後遺症を与えてしまったら悔やんでも悔やみきれ無いよ

879 :考える名無しさん:2020/11/07(土) 04:16:51.55 0.net
日本学術会議の会員候補6人が任命されなかったことをめぐり、国内の220余りの人文・社会科学系の学会が、
理由の説明や6人の任命を求める共同声明を発表しました。

日本哲学系諸学会連合の委員長で東北大学の野家啓一名誉教授は
「人文社会系の学問は多様な意見を自由に闘わせる環境でのみ発展する。
今回の事態は学問の生命線である『批判的議論』を封じ込め、そんたくする文化を学会にまで持ち込もうとするものであり、
到底看過できない」と述べました。

880 :考える名無しさん:2020/11/07(土) 10:28:40.05 0.net
>>879
学術会議現行メンバーが声をあげないのが日本。
自ら辞任を申し出る人が一人もいない。
情けない国なんだよねw

881 :考える名無しさん:2020/11/10(火) 22:10:17.05 0.net
『ゲンロン11』(2020/9/23)

[巻頭論文]悪の愚かさについて2、あるいは原発事故と中動態の記憶 東浩紀
[巻頭小説]ベースメント・ムーン(冒頭部)プラープダー・ユン福冨渉訳
解説バンコクは人工意識の夢を見るか福冨渉

小特集 「線の芸術」と現実
[座談会]あたたかな線と古代史――なぜ歴史を描くのか安彦良和+武富健治+東浩紀
[座談会]革命から「ラムちゃん」へ大井昌和+さやわか+東浩紀
[座談会]白黒二値と連合赤軍――『レッド』をめぐって山本直樹+さやわか+東浩紀
[論考]独立国家論第10回(最終回)偽史と血統の『韃靼タイフーン』速水健朗
[論考]それはすでに線ではない――ドット・筆・Gペン伊藤剛

「記号の場所」はどこにあるのか――『新記号論』から西田幾多郎を読む石田英敬
井筒俊彦を読みなおす――新しい東洋哲学のために安藤礼二+中島隆博

アガルタの前に立つ――ヒカシュー版シベリア神秘紀行巻上公一
満洲で愚かさを記す小川哲

[論考]ソ連団地の憂鬱本田晃子
[論考]芸術と宇宙技芸第2回ヨーロッパのあとに、悲劇的なものをこえてユク・ホイ伊勢康平訳
[論考]理論と冷戦第2回実存主義と国民=民族(ネーション)の問いイ・アレックス・テックァン鍵谷怜訳

ステイホーム中の家出柳美里
「映え」と写真の可能性大山顕

人間の子ども第3回ゲンロンSF新人賞受賞後第一作琴柱遥解題=大森望
ディスクロニアの鳩時計午後の部X海猫沢めろん

国威発揚の回顧と展望 #2東京五輪と「象徴のポリティクス」辻田真佐憲
イスラームななめ読み #2「イスラム」VS.「イスラム教」松山洋平
ロシア語で旅する世界 #10循環する記憶上田洋子

882 :考える名無しさん:2020/11/10(火) 22:11:12.98 0.net
Plastic Love
https://www.youtube.com/watch?v=c0tXxNsXWDg

Blinding Lights
https://www.youtube.com/watch?v=E22RKYWzZG4
https://www.youtube.com/watch?v=4NRXx6U8ABQ&t=28s

883 :考える名無しさん:2020/11/10(火) 22:11:41.12 0.net
『実在論の新展開』 河野勝彦、文理閣 (2020/6/19)
『分析哲学:これからとこれまで』 飯田隆、勁草書房 (2020/5/28)
『記号論講義:日常生活批判のためのレッスン』 石田英敬、ちくま学芸文庫 (2020/7/10)

884 :不条理:2020/11/15(日) 22:01:38.65 0.net
Plastic Love
https://youtu.be/HpN4bdyqHeI

885 :考える名無しさん:2020/11/19(木) 02:20:27.66 0.net
哲学をやる上では、可能な限り古典を読まなければならないが、
たまには背伸びをしてでも、最新の本を手に取るようにした方がいい。
最も価値があるのは、今起きていること〜これから起こることだから。

886 :考える名無しさん:2020/11/19(木) 02:21:03.88 0.net
Sébastien Léger at the Great Pyramids
https://www.youtube.com/watch?v=SD6GDiyHmbE

887 :考える名無しさん:2020/11/19(木) 02:28:57.42 0.net
>>812>>881
中島隆博の中国学

・『思想としての言語』 中島隆博、岩波書店 (2017)
・『コスモロギア:天・化・時』 中島隆博 編、法政大学出版局 (2015)
・『岩波講座日本の思想 第3巻 内と外』 苅部直 編、岩波書店 (2014)
・『知のユーラシア1:知は東から』 堀池信夫 編、明治書院 (2013)
・『悪の哲学:中国哲学の想像力』 中島隆博、筑摩書房 (2012)
・『荘子:鶏となって時を告げよ』 中島隆博、岩波書店 (2009)
・『哲学:ヒューマニティーズ』 中島隆博、岩波書店 (2009)

888 :考える名無しさん:2020/12/20(日) 23:57:13.55 0.net
クァンタン・メイヤスー
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1606473807/

889 :考える名無しさん:2020/12/21(月) 00:13:56.41 0.net
有名な歌が多く、百人一首の元になっている『古今和歌集』と『新古今和歌集』はペアでやる。
それより古い形になるのが『万葉集』。

迷ったら、この三つは、角川ソフィア文庫にあるものが、手軽で註もしっかりしている。
その他は、講談社学術文庫、新潮日本古典集成など。

890 :考える名無しさん:2020/12/21(月) 00:14:23.94 0.net
『百人一首の秘密:驚異の歌織物』 (1981)
『百人一首の世界 新装版』 (1986)
林直道、青木書店

百人一首をテーマ毎に10×10に並べると、一枚の大きな絵になるという話。

https://i.imgur.com/W9dU6hE.png

https://i.imgur.com/qMTQvKq.png

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/e0/3ce3c037d9c29a6376d9eee7d6a82edb.png

哲学の世界では丸山圭三郎が取りあげた(『丸山圭三郎著作集3』「言葉と無意識」)。
ソシュールのアナグラム研究と比較をして。

891 :考える名無しさん:2020/12/21(月) 00:14:54.66 0.net
井筒「私は、元来は新古今が好きで、古今、新古今の思想的構造の意味論的研究を専門にやろうと思ったことさえあるくらいですから」

― 井筒俊彦×司馬遼太郎「二十世紀末の闇と光」

892 :考える名無しさん:2021/01/01(金) 22:59:08.57 0.net
『特集*現代思想の総展望2021――実在・技術・惑星』

【討議T】
人間は生きた土である――分解と混合の哲学 / 藤原辰史+山内志朗

【自然は語る】
他性の沈黙の声を聴く――植物哲学序説 / 黒田昭信
ヴァルネラブルな存在たちを描く――現れること、曝されること / 濱野ちひろ
神なる天体――中世における自然哲学 / アダム・タカハシ
グラント「以後」のシェリング自然哲学――グラントからウッダードへ / 中島新

【存在・認識・感性】
概念の羅針盤――現代実在論の認識的方向と存在論的方向 / T・ガルシア(伊藤潤一郎訳)
ノンヒューマン的転回と「モノ」たちの政治――ジェーン・ベネット「諸システムとモノたち」について / 川村覚文
美的なものはなぜ美的に良いのか――美的価値をめぐる快楽主義とその敵 / 森功次

【技術と身体】
新しい信用のために――過剰・約束・妥協 / B・スティグレール(石田英敬訳・解題)
遠隔と接触――リモート時代におけるレヴィナスの「顔」 / 渡名喜庸哲
加工された自己イメージの「自分らしさ」 / 久保友香
交響する技術的身体――木村素衞における異文化交流圏の構想 / 門前斐紀

【ジオフィロソフィーの諸相】
東アジア哲学とは何か、そして何であるべきか / 朝倉友海
J-PHIL とは何か――日本哲学の新しい潮流についての政治的−詩的論考 /山口尚
グローバリズムの外部より、地球の外部を想像するほうがたやすい――「e-flux」とロシア宇宙主義 / 乗松亨平
変わる「タイのかたち」――民主化運動と国民統合への問い / 福冨渉
哲学プラクティスを通した開発途上国との国際協力 / 望月太郎

893 :考える名無しさん:2021/01/01(金) 22:59:22.44 0.net
【討議U】
哲学とは何か、そして現実性とは / 入不二基義+上野 修+近藤和敬

【〈現代思想〉の源流】
スピノザ『ヘブライ語文法要諦』フランス語版への序文 / F・アルキエ(合田正人訳・解題)

【連載●科学者の散歩道●第七三回】
学術会議の新しい居場所とは――「占領下異物」からの脱却 / 佐藤文隆

【連載●「戦後知」の超克●第五回】
越境する西川長夫 下――『国境の越え方』をめぐって / 成田龍一

【連載●ポスト・ヒューマニティーズへの百年●第一二回】
絶対無の二つのモード――ガブリエル・続 / 浅沼光樹

【連載●タイミングの社会学●第三回】
不確実な減量 下――待機するボクサー / 石岡丈昇

【研究手帖】
ある誘惑からはじまる書物について / 槇野沙央理

894 :考える名無しさん:2021/01/01(金) 23:00:07.39 0.net
入不二基義 『相対主義の極北』 春秋社 (2001)
ヒラリー・パトナム 『理性・真理・歴史:内在的実在論の展開 』 法政大学出版局 (2012)
トマス・ネーゲル 『どこでもないところからの眺め』 春秋社 (2009)

<1>
入不二は、実在との距離間の違いによってパトナムやネーゲルの実在論を次のように整理した。

<2>
入不二(ソフトな実在論)=ネーゲル(ポジティブに想定不可能な実在論)=パトナム(内在的実在論)
入不二(ハードな実在論)=ネーゲル(ネガティブに想定不可能な実在論1)=パトナム(形而上学的実在論)
入不二(極限的な実在論)=ネーゲル(ネガティブに想定不可能な実在論2)

<3>
「ソフトな(内在的)実在論」
・到達することはないが、人への「現われ」や「思い」の中で理念として働く、理想化の極限としての実在

「ハードな(形而上学的)実在論」
・人への「現われ」や「思い」の中には出現しない、その範囲外に置かれた実在

「ポジティブに想定不可能な実在論」
・「丸い四角」など、想定不可能だが、思考の対象となりえるもの

「ネガティブに想定不可能な実在論」
・それを思考するいかなる概念もなく、思考し得ないもの
・(1)実在は何かあるもの、空欄
・(2)観察者は未出現、ないよりもっとない

895 :考える名無しさん:2021/01/02(土) 00:09:21.88 0.net
100分 de名著 - NHK(Eテレ)
カール・マルクス『資本論』
[講師] 斎藤幸平
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/105_sihonron/index.html

第1回 「商品」に振り回される私たち
(放送回)2021年1月4日(月)午後10時25分〜10時50分
(再放送)2021年1月6日(水)午前5時30分〜5時55分
(再放送)2021年1月6日(水)午後0時00分〜0時25分

第2回 なぜ過労死はなくならないのか
(放送回)2021年1月11日(月)午後10時25分〜10時50分
(再放送)2021年1月13日(水)午前5時30分〜5時55分
(再放送)2021年1月13日(水)午後0時00分〜0時25分

第3回 イノベーションが「クソどうでもいい仕事」を産む!?
(放送回)2021年1月18日(月)午後10時25分〜10時50分
(再放送)2021年1月20日(水)午前5時30分〜5時55分
(再放送)2021年1月20日(水)午後0時00分〜0時25分

第4回 〈コモン〉の再生
(放送回)2021年1月25日(月)午後10時25分〜10時50分
(再放送)2021年1月27日(水)午前5時30分〜5時55分
(再放送)2021年1月27日(水)午後0時00分〜0時25分

896 :考える名無しさん:2021/01/02(土) 00:09:38.08 0.net
『人新世の「資本論」』 集英社新書 (2020/9/17)
斎藤幸平

人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。
それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。
いや、危機の解決策はある。ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。
世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす。

897 :考える名無しさん:2021/01/02(土) 00:09:55.08 0.net
『大洪水の前に:マルクスと惑星の物質代謝(Νuξ叢書)』 堀之内出版(2019)
斎藤幸平

2018年度ドイッチャー記念賞(Deutscher Memorial Prize)を日本人初、最年少受賞。期待の俊英による受賞作邦訳増補改訂版。
資本主義批判と環境批判の融合から生まれる持続可能なポスト・キャピタリズムへの思考、21世紀に不可欠な理論的参照軸として復権するマルクス研究。
マルクスのエコロジー論が経済学批判において体系的・包括的に論じられる重要なテーマであると明かし、
またマルクス研究としてだけでなく、資本主義批判、環境問題のアクチュアルな理論として世界で大きな評価を獲得。
グローバルな活躍をみせる著者による日本初の単著です。

【スラヴォイ・ジジェク】
斎藤幸平のKarl Marx's Ecosocialism(『大洪水の前に』の英語版)は自然の中に埋め込まれた人間を考えるための最も一貫した最新の試みだ。

【マイケル・ハート】
気候変動とグローバルな環境危機に対峙しようと決意するなら、
資本の批判が必ずや中心的課題になることが今日ますますはっきりとするようになるなかで、
より多くの研究者や活動家たちが環境問題にたいしてマルクス主義のアプローチを採用するようになっている。
この素晴らしい本によって、斎藤幸平はエコロジカルな資本批判というプロジェクトのために多大な貢献を成し遂げているが、
それは、マルクス自身が経済学批判をその生涯にわたる、体系的なエコロジカルな分析に結びつけていたことを示しているからである。
この惑星を大洪水から救いたいなら、もう一度マルクスに立ち返り、マルクスを読み返さなくてはならない。

898 :考える名無しさん:2021/01/02(土) 00:10:10.81 0.net
斎藤幸平
1987年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。
専門は経済思想、社会思想。
Karl Marx’s Ecosocialism:Capital,Nature,and the Unfinished Critique of Political Economy(邦訳『大洪水の前に』)によって、権威ある「ドイッチャー記念賞」を歴代最年少で受賞。
日本MEGA編集委員会編集委員。
監訳にマルクス・ガブリエル、スラヴォイ・ジジェク『神話・狂気・哄笑』(堀之内出版、2015年)等。

899 :考える名無しさん:2021/01/03(日) 00:28:00.39 0.net
『全体主義の克服』 集英社新書 (2020/8/17)
マルクス・ガブリエル、中島隆博

900 :考える名無しさん:2021/01/03(日) 00:28:41.16 0.net
『未来哲学:創刊号 特集・未来哲学とは何か』 未来哲学研究所 (2020/11/25)
末木文美士、山内志朗、中島隆博
 
思想の冬の時代に、あえて船出する思想誌です。希望を語ろうとするのではありません。
そのこと自体が主題となるほどに困難であるからこその挑戦──手がかりは、非西欧の思想圏への、あらためての着目です。
イスラーム、東アジア、ロシアその他の地域の見えなくされた可能性を掘り起こし、思想の風景を描き直すカギを探します。
希望とは何か、終末とは何か。一つの大きなサイクルが巡り終えたかのような、薄暮に閉ざされた時節を超えるために。

特集・未来哲学とは何か 
前近代・ポストモダン・超近代、あらためて一つの時代区分ではない、思想の、生き方の「近代」を問う。

創刊の言葉 〈哲学〉は〈未来〉に船出できるか?   末木文美士 
特集 未来哲学とは何か
  1 通底する存在と情念──中世から未来を問うために   山内志朗 
  2 未来哲学としての東洋哲学          永井 晋
  3 来者を思う──哲学の希望           中島隆博
  対話 時間軸上の希望とフロンティア──世界哲学と未来哲学 
                      中島隆博・納富信留 
コラム 太古の化石林、未来の生態系         辻誠一郎 
    『バビロン天文日誌』と未来予知学      三津間康幸
二〇世紀の天動説──ロシア宇宙主義のヴィジョン  細川瑠璃
論考 仏教認識論の射程──未来原因説と逆向き因果       護山真也 
   存在と本質──中世的なるもの            小村優太
   AI・仏性・倫理                 師 茂樹
   モノたちが互いに区別されて存在している世界   法貴 遊
     ──アシュアリー学派の行為論と偶因論──
   革命・国家・悪──田辺元の実践哲学        田島樹里奈
書評と対話 思想史を書く枠組みをめぐって   葛兆光+末木文美士

901 :考える名無しさん:2021/01/04(月) 00:23:27.20 0.net
ジャック・デリダ 『スクリッブル ― 権力/書くこと 付:パトリック・トール「形象変化(象徴的なものの考古学)」』 月曜社 (2020/8/18)

エマニュエル・トッド 『エマニュエル・トッドの思考地図』 筑摩書房 (2020/12/23)

ニコラ・フルリー 『現実界に向かって:ジャック=アラン・ミレール入門』 人文書院 (2020/9/11)

902 :考える名無しさん:2021/01/05(火) 03:12:45.61 0.net
人類の求めしもの

それは

ファンタジア

903 :考える名無しさん:2021/01/25(月) 00:27:53.45 0.net
>>3>>9
インド拡充

インド哲学総合スレ2
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1611447371/1-9

904 :考える名無しさん:2021/01/25(月) 07:42:13.70 0.net
インドなしで現代思想を理解できるだろうか
ニーチェ、マルクス - ドゥルーズ、デリダ - メイヤスーなど

905 :考える名無しさん:2021/01/29(金) 14:48:25.19 0.net
>>904
マルクスはインドの後進性を非常に強く非難してるね。

イギリスの民間企業によるインドの風習を破壊する強権支配も酷いが、インド古来の封建社会よりはマシ、といった感じだ。

906 :考える名無しさん:2021/01/31(日) 23:43:30.10 0.net
見ていくのは、

1)本人の言葉
2)周囲や批評家などの言葉
3)無意識的な影響

など

907 :考える名無しさん:2021/01/31(日) 23:45:19.27 0.net
エンゲルスが仏教を評価していたことなどは2

908 :考える名無しさん:2021/02/01(月) 01:26:03.10 0.net
現代インドア哲学

909 :考える名無しさん:2021/02/01(月) 01:29:51.58 0.net
また波平スレか

910 :考える名無しさん:2021/02/02(火) 22:20:15.78 0.net
マルクスやマルクス主義と仏教を比較した論考は沢山ある

911 :考える名無しさん:2021/02/11(木) 12:09:15.21 0.net
マルクスはどうでもいい

912 :考える名無しさん:2021/02/12(金) 16:32:53.74 0.net
>>911
思想の根源にある経済を理解するには、マルクスはとても重要。

マルクスを見ないのは現実逃避だね。

913 :考える名無しさん:2021/02/12(金) 17:48:01.65 0.net
ぜんぜん?

914 :考える名無しさん:2021/02/12(金) 19:57:02.34 0.net
>>913
現実逃避するなら、それでいいw

915 :考える名無しさん:2021/02/12(金) 22:03:28.14 0.net
>>907
“弁証法的思考は――まさにそれが概念そのものの本性の研究を前提としているがゆえに――人間にだけ可能である。
 そして人間にとっても、それは比較的高い発展段階(仏教徒とギリシア人たち)ではじめて可能となり、
 またさらにずっとあとに近代哲学によってその十分な発展を見るのである”

― エンゲルス 「自然の弁証法」 『マルクス=エンゲルス全集 20』 大月書店 (1968) p531

916 :考える名無しさん:2021/02/13(土) 12:18:43.40 0.net
>>914
君こそ学生運動の頃から頭皮してるんじゃないか
マルクスを有難がってた全共闘が一般企業に就職しているのもおかしな話
ほんとにそれが正しいという信念をもつなら革命戦士として
最後は連合赤軍みたいな人生にならないと

917 :考える名無しさん:2021/02/13(土) 14:12:09.50 0.net
>>916
ほんとにバカだなぁ・・w
マルクス読んだことがないのがまるわかり。
ポス現思想好きって、バカと現実逃避しかいないのかな?

918 :考える名無しさん:2021/02/13(土) 18:39:43.98 0.net
↑これが賢いひとの書き込みですかねぇ
今どきマルクスとか言ってる時点ですでにドアホウだが
知能程度が幼児並ですな

919 :考える名無しさん:2021/02/13(土) 20:21:38.65 0.net
>>918
>今どきマルクスとか言ってる時点ですでにドアホウ

根拠はあるの?
君はマルクス読んだことがないんだろうけど、読んだこともない思想家を取り上げることが、なぜドアホウだと考えるの?

君がドアホウじゃないなら答えられるよね?

920 :考える名無しさん:2021/02/13(土) 20:24:08.04 0.net
哲板荒らしのマルクスオタは死滅すべき
議論以前に幼稚過ぎて話が成り立たない

921 :考える名無しさん:2021/02/13(土) 20:38:19.16 0.net
>>920
もう一度聞くけど、マルクスを論じることがなぜ幼稚だと考えるの?

カニは自分の甲羅に合わせて穴を掘る、という諺どおり、君が幼稚だからなの?

922 :考える名無しさん:2021/02/13(土) 20:51:40.92 0.net
テーマと直接関係のないそこかしこでマルクスマルクス言ってるようなクソ馬鹿を相手にする馬鹿はいない
チラシの裏にでも書いてろ

923 :考える名無しさん:2021/02/13(土) 20:56:25.71 0.net
>>922
マルクスはポス現のテーマにならない?
いったいどういう思想遍歴だよw

ネトウヨ ー 嫌韓 − 嫌中 − ネトウヨ

こんな感じかな?w

924 :考える名無しさん:2021/02/13(土) 21:00:17.05 0.net
☆低次元すぎるマルクソオタの書き込みをお楽しみください☆

925 :考える名無しさん:2021/02/13(土) 21:06:31.83 0.net
>>924
君のその書き込みが高次元なのか・・・・

A 知ってた

B いま知った

あなたは知っていましたか?

926 :考える名無しさん:2021/02/13(土) 21:07:48.61 0.net
マルクソオタに草、お茶返せww

927 :考える名無しさん:2021/03/28(日) 22:51:32.37 0.net
『哲学の最新キーワードを読む 「私」と社会をつなぐ知』 講談社現代新書 (2018)
小川仁志

ポピュリズム、再魔術化、アート・パワー、思弁的実在論、OOO、新しい唯物論、
ポスト・シンギュラリティ、フィルターバブル、超監視社会、ニュー・プラグマティズム、
シェアリング・エコノミー、効果的な利他主義……
ポスト・グローバル化が進行する新時代を生き抜くために、最低限おさえるべき思想がここに

928 :考える名無しさん:2021/04/02(金) 07:38:30.55 0.net
>>723
カントとかちゃんとふまえてるだろ

929 :考える名無しさん:2021/04/13(火) 22:12:57.85 0.net
川端康成文学賞に千葉雅也さん「マジックミラー」
https://www.sankei.com/life/news/210413/lif2104130019-n1.html
 優れた短編小説に贈られる第45回川端康成文学賞(川端康成記念会主催)に千葉雅也さん(42)の「マジックミラー」(「ことばと」vol.1)が選ばれ、13日発表された。賞金100万円。贈呈式は6月25日、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で行われる。
 同賞は審査委員長だった川端の娘婿、川端香男里さんの体調不良や運営資金の減少を理由に一昨年から休止。昨年、記念会の定例理事会で再開が承認された。香男里さんは今年2月3日に87歳で死去している。

930 :考える名無しさん:2021/04/13(火) 22:14:17.30 0.net
千葉雅也@masayachiba
第45回川端康成文学賞の受賞作はこちらです。冒頭を読めます。ぜひ掲載誌『ことばと』をお求めください。「マジックミラー」 立ち読み:『ことばと』vol.1
「マジックミラー」 立ち読み:『ことばと』vol.1
https://note.com/masayachiba/n/n6e96f35bc04d

931 :考える名無しさん:2021/04/14(水) 12:32:08.23 0.net
ポストばっかり

932 :考える名無しさん:2021/04/14(水) 12:35:39.84 0.net
もうそろそろカウントダウン
そのころにまたこよ

933 :考える名無しさん:2021/04/15(木) 22:11:02.73 0.net
>>9
朝鮮哲学
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1615604444/

>>5
<朝鮮・韓国哲学>
『朝鮮思想全史』 小倉紀蔵、ちくま新書 (2017)
『人物でみる韓国哲学の系譜―新羅仏教から李朝実学まで』 金教斌、金明順 訳、日本評論社 (2008)

934 :考える名無しさん:2021/04/24(土) 08:25:27.39 0.net
ポスト^∞

935 :考える名無しさん:2021/04/24(土) 13:58:19.65 0.net
知子はステンレス製のデカい業務用バケツの中に犬座りさせられていた。

936 :考える名無しさん:2021/04/24(土) 15:01:46.57 0.net
俺でも元カノ 5人だから
卒アルさんは 30人ぐらい付き合ってそう

937 :考える名無しさん:2021/04/26(月) 17:42:25.35 0.net
ポストポストは
もういらん

938 :考える名無しさん:2021/05/05(水) 21:07:53.32 0.net
『つながり過ぎた世界の先に』 PHP新書 (2021/3/17)
マルクス・ガブリエル著、大野和基インタビュー・編、田亜樹訳

【目次より】
・ロックダウンと『リヴァイアサン』/ ・危機は倫理的進歩をもたらす/ ・ネオリベラリズムの終焉/
・アメリカ人は、多様性に非常に弱い/ ・統計的世界観による幻想/
・政治家が正しい判断を下すためには、何が必要か/ ・今のEUはアメリカを擬態している/
・日本人はなぜ先進国の中で最も孤立しているのか/ ・人類が最も退歩した点/ ・ (Column)哲学者と現代のつながり

939 :考える名無しさん:2021/05/17(月) 00:10:48.37 0.net
超越的と超越論的
http://mugi4ishi◆da.blog71.fc2.com/blog-entry-1905.html

「超越的」(独:Transzendent、英:transcendent)
「超越論的」(独:Transzendental、英:transcendental)

(1)カントは人間の直観を超えるもの、別な言葉でいえば、人間が知りえない何かを「超越的」と呼んだ。
そしてそれに対するものとして「超越論的」という言葉が生れる。
超越論的とは何かということ、これは非常に端的にいえば、対象そのものではなく、
ある対象を認識する人間の認識の仕方、それがすなわち「超越論的」ということになるでしょう。

(2)「超越的」は「経験を超えるもの」、「超越論的」は「人間の経験を可能にするもの」。

(3)超越とは人間の経験を超えるものだから人間には理解しえない。
しかしそれと同時に、人間自身も対象となりうる存在であり、その意味では超越的といっていい。
すると人間は超越的であると同時に、つまり人間には知りえない存在としてあると同時に、
現象を認識する主体でもあるということになり、この二重性からカントは「超越論的」という言葉を使った。

940 :考える名無しさん:2021/05/17(月) 00:11:01.97 0.net
カントの超越論的哲学

“私は、対象とかかわる認識ではなく、対象についてのわれわれの認識の仕方にかかわるすべての認識を、
 ただしそのような認識の仕方がアプリオリに可能であるべきかぎりにおいて、超越論的と呼ぶ。
 そのような概念の体系は超越論的哲学と称されるであろう。”

― カント 『純粋理性批判 上』 「序言」 石川文康 訳 、筑摩書房 (2014) p68

941 :考える名無しさん:2021/05/17(月) 00:11:27.42 0.net
カントは数学や自然科学もアプリオリな総合判断の例に含めた。

数学

たとえば「7に5を加えると12になる」という命題は一見分析的にみえるがそうではない。
「7を5に加えるべきであるということは、わたしはすでに7と5の和という概念において考えているが、
この和が12であるということは、この概念のうちではまだ考えられていなかった」のであるから、
この命題は分析的ではなく総合的なのである

自然科学

質量保存の法則や作用・反作用の法則


アプリオリな総合判断:カントの純粋理性批判
https://philosophy.hix05.com/Kant/kant102.apriori.html
その他、フレーゲによる反論など

942 :考える名無しさん:2021/05/17(月) 00:11:54.23 0.net
ドゥルーズによる超越論的経験論

ドゥルーズの超越論的経験論(浅田彰、1996)
http://kaie39.blogspot.com/2016/12/1996.html

江川隆男「批判と創造の円環 : ドゥルーズにおける超越論的経験論の問題構制について」
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10504958

943 :考える名無しさん:2021/05/20(木) 20:49:46.51 0.net
>>32-33更新
ポスト構造主義世代 → ポスト・ポスト構造主義世代の構造的課題の変化
(ラカン、デリダ、マラブー、メイヤスー、東、千葉の辺り)

・千葉雅也 「とても強い相関主義と「否定神学」批判」 (『現代思想』2012年10月号)
・千葉雅也×小泉義之 「思弁的転回とポスト思考の哲学」 (『現代思想』2013年1月号)
・千葉雅也 『動きすぎてはいけない−ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』 (2013)
・千葉雅也×清水高志 「ポスト・ポスト構造主義のエステティクス」 (『現代思想』2014年1月号)
・千葉雅也×松本卓也 「〈実在〉の時代の思想と病理」 (『現代思想』2019年5月臨時増刊号)
・千葉雅也「意味がない無意味:あるいは自明性の過剰」 『意味がない無意味』 河出書房新社 (2018)
・千葉雅也 「ポストモダン、あるいはポスト構造主義の論理と倫理」 『世界哲学史8』 ちくま新書 (2020)

◇構造主義
・静的な構造
・記号学的

◇ポスト構造主義
・動的な構造
・記号論的

◇ポスト・ポスト構造主義
・変化という概念自体が変化しなければならない。つまり、変化という概念自体をどう捉え直すかということになる
・ポスト構造主義で志向された外部の扱いが再検討される
・ポスト記号論的

944 :考える名無しさん:2021/05/20(木) 20:50:15.20 0.net
東浩紀『存在論的、郵便的』解説―思考の三つのシステム
https://conception-of-concepts.com/philosophy/general/azuma-hiroki-ontlogical-postal/

超越論的シニフィアン
超越論的シニフィエ
の辺り

945 :考える名無しさん:2021/05/20(木) 20:50:49.12 0.net
東の『存在論的、郵便的』が難しいという人は、>>943の千葉が書いたものを参考にするといい

946 :考える名無しさん:2021/05/20(木) 20:51:58.64 0.net
デリダの遠景にハイデガーを読んでいるという点で、國分の『中動態の世界』は郵便本の後継

947 :考える名無しさん:2021/05/20(木) 20:52:23.78 0.net
(本論)國分功一郎 『中動態の世界』 医学書院 (2017)
(入門)國分功一郎 『原子力時代における哲学』 晶文社 (2019)

『中動態の世界』では、現代哲学の課題をギリシャ語とラテン語とサンスクリット語の関係で読み直している点が画期的。

948 :考える名無しさん:2021/05/20(木) 20:52:52.22 0.net
ギリシャ語やサンスクリット語の話となると、やはり、レンマ論のような話にもなり、
排中律や二文法・二項対立から排除されたものを見直す方向になる。
この辺が、ポスト・ポスト構造主義のパラダイム。

949 :考える名無しさん:2021/05/20(木) 20:53:19.74 0.net
中動態は言語の態であるが、主体性の在り方の問題でもある。

“画家の役目は、自分にいおておのずと見えてくるものを、囲い込み、投射することにある。”(メルロ=ポンティ『見えるものと見えないもの』)

「見る-見ない」は画家の行為だが、中動態の「見える-見えない」というニュアンスは画家の行為を超えている。


参考:
『芸術の中動態:受容/制作の基層』 森田亜紀、萌書房 (2013)
メルロ=ポンティ、ロラン=バルト、バンヴェニスト、ポール・クローデルらの中動態論など。

950 :考える名無しさん:2021/05/20(木) 20:54:10.56 0.net
日本人にとっては、禅や俳句に見られる「無心/非意志的」な心身の状態と似ている

951 :考える名無しさん:2021/05/20(木) 20:55:01.35 0.net
ポストモダン界隈で繰り返し使われてきた言葉「戯れ」「遊動」

>>577,579,904
デリダの「戯れ jeu」 → ハイデガーの「遊動 Spiel」 → ニーチェ+ヘラクレイトスの「戯れる子ども pais paizon」 → サンスクリット語の「līlā(divine play 神の戯れ)」

“『リグ・ヴェーダ』などと称せられる一切の知識の宝庫は、まさに努力することなく戯れ(līlā)の原理によって、人の吐く息のように、大いなる存在から生じる――「この『リグ・ヴェーダ』は、この大いなる存在から吐き出された」などと聖典に説かれている。”
― シャンカラ 『ブラフマ・スートラ:シャンカラの註釈 上』 湯田豊 訳、大東出版社 (2006) p119

この語には、古代インドの神の目的論的ではない非意志的な生成力というニュアンスがあり、西洋哲学の特異点にしてその後の現代思想に大きな影響を与えたニーチェの哲学に通じるところがある。
ニーチェの友人パウル・ドイセンは、当時のヴェーダーンタ哲学やシャンカラ研究の第一人者。

“〈略〉ブラフマンと合一することが解脱であり、ブラフマンは永遠に清浄だからである。」これらの言葉は、
シャンカラの注釈によるものであり、わたしはこの言葉を、ヨーロッパにおいてインド哲学の最初の精通者となった友人のパウル・ドイセンから引用している。
〈略〉[世界の]最大宗教のうちでもっとも深いこの宗教の信者たちは語る。「深き眠りのうちで、魂はこの肉体から抜け出し、いと高き光のもとを訪れ、かくしてみずからの姿をまとう。魂はそこで彷徨するいと高き精神と一つになり、女と、車と、友とともに、戯れ、遊び、楽しむ。
荷物を引く獣が貨車に繋がれているように、プラーナ(生の息)はこの肉体に繋がれているが、魂はもはやこの肉体という付属物に思いをいたすこともない」。”(3:17)
― ニーチェ 『道徳の系譜学』 中山元 訳、光文社 (2009) p266-268

952 :考える名無しさん:2021/05/20(木) 20:55:29.10 0.net
>>904
インド=ヨーロッパ祖語の発見

1786年、イギリス東インド会社に雇われたウィリアム・ジョーンズ(1746-1794)が、
サンスクリットが古典ギリシャ語やラテン語と共通の起源を有する可能性があることを指摘。

時代的にも、構造主義、現代思想、ポストモダンなどが出てくるのはその後。
・マルクス(1818-1883)
・ニーチェ(1844-1900)
・ソシュール(1857-1913)

953 :考える名無しさん:2021/05/20(木) 20:56:03.58 0.net
インド哲学をやってみると、ポスト構造主義やポストモダンの難題に次々と答えが持てるようになる

954 :考える名無しさん:2021/05/21(金) 16:14:06.13 0.net
>>953
錯覚じゃないの?

そもそも難題ってなに?

955 :考える名無しさん:2021/05/22(土) 07:34:34.42 0.net
>>954
「説明しなくてはそれがわからんというのは、つまり、どれだけ説明してもわからんということだ」(『1Q84』)

956 :考える名無しさん:2021/05/23(日) 07:59:26.82 0.net
>>955
それで、難題ってなんだい?

957 :考える名無しさん:2021/05/23(日) 08:03:46.86 0.net
俺も気になるけど、多分西田哲学とかで出てくる不立文字とかのことじゃないの。

958 :考える名無しさん:2021/05/23(日) 21:26:27.02 0.net
>>957
文字を使っちゃだめだとすれば、言葉に出すのもだめなんだろうね。
難題どころか問題にもならない。
だから座禅。

なにも解決せず、なにも問題はなく、なにも存在しない。

959 :考える名無しさん:2021/05/23(日) 22:09:51.45 0.net
そもそも不立文字っては禅の言葉だからな
経典に解答を求めず実体験に求めるっていう意味で問いかけではない

960 :考える名無しさん:2021/05/23(日) 22:17:21.01 0.net
>>959
禅に実体験は不要じゃない?
ただ座る。
座れば座っただけの。

961 :考える名無しさん:2021/05/23(日) 22:59:24.09 0.net
だからお勉強だけじゃなくて実際に座らなきゃ奥義は理解できないってことでしょう
それに只管打坐というし座ることだけが禅ではないからね

962 :考える名無しさん:2021/05/23(日) 23:00:16.18 0.net
>>961
座ることだけが禅だよ。

963 :考える名無しさん:2021/05/23(日) 23:24:31.17 0.net
違うよ、特に曹洞宗では一つのことに向き合うことを只管打坐といい日常の全てが禅と言われてる

964 :考える名無しさん:2021/05/23(日) 23:27:56.95 0.net
>>963
それではなにが禅なのかわからなくなる。
なにもしなくていいことになる。
親鸞に近くなるといえばいえる。

禅とは座ること。

965 :考える名無しさん:2021/05/24(月) 06:25:25.61 0.net
座禅は座ることでしょうけど、それはあんたの個人的な考えだね

966 :考える名無しさん:2021/05/27(木) 08:33:51.42 0.net
>>965
一般的な禅の定義だじゃないかな?
ただ座って心を無にする。
それができても、結果は人それぞれ。

967 :考える名無しさん:2021/05/31(月) 00:20:36.91 0.net
>>958
> なにも解決せず、なにも問題はなく、なにも存在しない。

こどおじニート禅

968 :考える名無しさん:2021/06/02(水) 09:48:05.50 0.net
>>967
ニートには禅ができる。
リア充には禅ができない。
なぜだ?

969 :考える名無しさん:2021/06/03(木) 00:30:21.40 0.net
>>968
邪魔だから、二度と書き込むな

970 :考える名無しさん:2021/06/03(木) 09:34:12.19 0.net
>>969
自分が反論できないとヒステリー起こすの?

禅の修行が足りないんじゃないの?

971 :考える名無しさん:2021/06/03(木) 22:34:02.54 0.net
>>970
スレチ

> ・課題にあげられた文献や言説の精読が中心
> ・上記に関連のない議論は禁止
>>1

972 :考える名無しさん:2021/06/03(木) 23:21:12.96 0.net
>>971
邪魔だから消えろw

973 :考える名無しさん:2021/06/15(火) 23:26:04.20 0.net
( ´,_ゝ`)プッ

974 :考える名無しさん:2021/06/17(木) 21:00:19.66 0.net
↑悔しすぎる変態かお(50すぎ喪男)

975 :考える名無しさん:2021/07/29(木) 22:09:39.60 0.net
とりあえずアゲておこう

976 :考える名無しさん:2021/08/14(土) 11:14:11.32 0.net
現代思想2021年6月号特集=いまなぜポストモダンか

現代思想といえばポストモダンだった時代があった
かつての最先端の思想が時とともに通俗化し、アカデミズムの外で詭弁の道具として悪用されるようになった。意図しなかった帰結を前にポストモダンとは何だったのかがあらためて問われている。
単なる批判に終始するのではなく、私たちはポストモダンに未知の可能性を見出しうるのだろうか。

【討議】
フラット化する時代に思考する――ポストモダン思想再考/大橋完太郎+千葉雅也+宮ア裕助

【アルファにしてオメガ、リオタール】
ポストモダンの幼年期――あるいは瞬間を救うこと/星野太
リオタール『ポスト・モダンの条件』再読/檜垣立哉
崇高な環境の大きな物語/小泉義之
わたしたちの後のリオタール/Y ・ホイ(訳・解題=小泉空)

【ポストモダン以降のポストモダン】
ガブリエルとポストモダン――ボゴジアン『知への恐れ』評に寄せて/浅沼光樹
擬死的アディクション――現代実在論と東浩紀の(非)ポストモダニズムの関係について/仲山ひふみ
ポストモダン右翼は哲学の夢をみるか?――アレクサンドル・ドゥーギンの理論と実践/乗松亨平

【遊泳する時代の証言者】
ポストモダニズム再訪――フレドリック・ジェイムソンへのインタビュー/F・ジェイムソン(聞き手=N・ボーンバッハ+D・R・ヤング+G・ユエ/訳・解題=中村徳仁)
フレドリック・ジェイムソンの種子――『ポストモダニズム』を読むための覚書/白江幸司

977 :考える名無しさん:2021/08/14(土) 11:14:30.82 0.net
【〈日本のポストモダン〉再訪】
八〇年代ポスト・モダニズム再読――バブルと批評/佐藤泉
柄谷行人とポスト・モダン――終わらせることと終わらせないこと/山田広昭
「日本のポストモダニティ」およびその比喩形象(フィギュール)としての『AKIRA』/石岡良治
ポストモダン建築とは何だったのか――ポストモダニズム以前、ポストモダニズム以後/門脇耕三

【誰が〈ポストモダン〉の思想家か】
普遍とうまくつきあうために――フランス現代哲学から見た「ポストモダン」/宇佐美達朗
黙示なき破局の寓話――核時代の脱構築/郷原佳以
ポストモダンという毒/薬あるいはサプリメントの略歴――今日、ジャック・デリダを支点として/小川歩人
メデューサはどこに消えたのか――「エクリチュール・フェミニン」と「ポストモダン」/横田祐美子

【歴史と政治の鏡】
歴史学とポストモダン/長谷川貴彦
信じて、疑え――ポストモダニズムと非基礎づけ主義/小田川大典

【ポストモダンの縁暈】
表象の自己贖罪――アドルノ美学とポストモダニズムの接点/竹峰義和
レヴィナスの〈ポストモダン〉的読解とその隘路/渡名喜庸哲
「ポストモダン」哲学からポストコロニアル理論へ――歴史の余白についての問い/須納瀬淳

【連載●科学者の散歩道●第七八回】
学校教育に「未来」を――物理教科とICT技術/佐藤文隆

【連載●「戦後知」の超克●第一〇回】
鶴見俊輔の「期待」と「回想」下/成田龍一

【連載●タイミングの社会学●第八回】
共同生活 下――身体を変える/生活を変える/石岡丈昇

【研究手帖】
失業者カテゴリーが開く可視/不可視西田尚輝

978 :考える名無しさん:2021/08/14(土) 11:15:13.45 0.net
ドゥルーズ夏季集中講座のお知らせ

> 52 名前:考える名無しさん[sage] 投稿日:2021/07/19(月) 17:43:25.66 0
> ドゥルーズの用語ってなんかサイバーパンクっぽいよね
> サイバーパンクとの関連だとボードリヤールがちょくちょく名前上がるみたいだけど

ジル・ドゥルーズ Gilles Deleuze 21
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1614095672/52-

979 :考える名無しさん:2021/08/16(月) 06:01:17.03 0.net
今思うとホント時間とカネの無駄だった

980 :考える名無しさん:2021/08/16(月) 21:15:58.21 0.net
利子付きで取り返せるよ

981 :考える名無しさん:2021/08/16(月) 21:17:18.54 0.net
>>951
やっぱり、ポストモダンはインドっぽい

> インド中世より、ヴィシュヌ派ヒンドゥー教徒から最高聖典とし
> て崇められてきた、プラーナ文献(神話)の最高峰「バーガヴァタ・プラーナ」
> を、インドにおけるGita Press社の許可を得て完全に翻訳。
>  古代の聖仙ヴィヤーサの作とされ、内容としては、神へのバクティ(信愛)を
> 説き、シュリー・ハリとしての、最高神クリシュナの降誕と遊戯(リーラ)の世
> 界が描かれる。バガヴァット・ギーターの解説書とも見なされてきた。

982 :考える名無しさん:2021/08/17(火) 01:13:50.02 0.net
> 38 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2021/08/16(月) 21:03:59.06 0
> カント以降、メイヤスーまでの人が取り組んできた物自体と表象、手前と奥のように乖離した二元論の問題を、
> シャンカラは上下に二分割することで克服した。
> 形而上的で高次の「無属性ブラフマン」と、形而下的で低次の「有属性ブラフマン」。
> 何という力技。

983 :考える名無しさん:2021/10/16(土) 10:57:19.04 0.net
https://i.imgur.com/15T7181.jpg

984 :考える名無しさん:2021/10/16(土) 19:17:32.94 0.net
これからはプラネタリー・コンプのじだいか。

https://matomame.jp/user/john/a0358a821574e3360ce9

985 :考える名無しさん:2021/12/03(金) 21:35:45.91 0.net
>>982
メイヤスーをやって初めてシャンカラの不二一元論の意味が分かった

986 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 23:18:43.11 0.net
『現代思想2022年1月号 特集=現代思想の新潮流 未邦訳ブックガイド30』

いまこそ訳されるべき新たなる世界の名著を一望する

邦訳が待望される近年の重要文献から未だ日本では知られざる気鋭の著作まで――
哲学、フェミニズム、人類学、数学、精神分析、政治学などさまざまな分野の未邦訳書を三〇冊に精選。
現代思想の新たな波を見通す、未来のためのブックガイド。

目次予定*【寄稿】青田麻未/浅沼光樹/飯田麻結/飯盛元章/石井美保/
小野寺拓也/影本剛/片岡一竹/河南瑠莉/郡司ペギオ幸夫/國分功一郎/
酒井麻依子/佐藤嘉幸/島村恭則/清水知子/鈴木将久/須納瀬淳/長門裕介/
成田大起/新田啓子/乗松亨平/朴沙羅/平田周/藤高和輝/丸山善宏/
宮ア裕助/森元斎/柳澤田実/山内志朗/山本圭

987 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 23:32:10.31 0.net
山内志朗 『ドゥルーズ 内在性の形而上学(講談社選書メチエ le livre 極限の思想)』 (2021/12/09)

988 :考える名無しさん:2022/01/01(土) 23:32:36.97 0.net
講談社選書メチエの新しいシリーズかな

989 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 00:25:22.57 0.net
>>986
https://i.imgur.com/MXGwwfq.jpg

990 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 20:39:14.37 0.net
ラリュエル、イブン・アラビー、ルイ・マシニョンの邦訳はよ

991 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 21:02:26.19 0.net
日本語で読める哲学書なんて僅か

992 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 21:35:51.36 0.net
>>9
【ギリシア】ギリシャ哲学総合スレ2
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1641120405/

993 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 21:36:31.56 0.net
>>9
中国哲学総合スレ2
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1641119968/

994 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 21:38:02.31 0.net
次スレ
ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義総合スレ5
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1641122900/

995 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 22:00:40.90 0.net
うめ

996 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 22:01:59.98 0.net
埋め

997 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 22:03:06.48 0.net
埋める

998 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 22:04:09.68 0.net
うめる

999 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 22:04:57.06 0.net
埋めた

1000 :考える名無しさん:2022/01/02(日) 22:05:55.73 0.net
うめた

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